「エヌビディア」最高値更新
6月
26日
25日の米国株式市場で、半導体大手「エヌビディア」の株価が上場来高値を更新した。人工知能(AI)向け半導体分野で世界をリードする同社は、世界で最も価値のある企業としての地位をさらに固めています。
株価は前日比(4.3%高)の「154.31ドル」で取引を終え、(1月7日)に記録しました「153.13ドル」を上回り過去最高値を更新しています。
<トランプ政権>の相互関税と半導体輸出規制などで(4月4日)に「92.11ドル」まで下がりましたが、この安値からは(63%上昇)し、時価総額は約1兆5000億ドル(約217兆円)増加しました。
この日の上昇により、「エヌビディア」の時価総額は約3兆7700億ドルに達し、この日(0.44%)上がったマイクロソフトの時価総額3兆6580億ドルを抜いて世界最大の企業となりました。
直近の決算発表が強気派の追い風となり、堅調な伸びが示され、先端半導体の対中輸出規制の影響にもかかわらず、今後も勢いが続くことが示唆されています。
サプライチェーンデータによれば、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、アルファベット、アマゾン・ドット・コムの4社が「エヌビディア」の売上高の(40%超)を占めており、これらの主要顧客が(AI)インフラ整備に引き続き積極的に投資していることが裏付けられています。