仕事を引き受けるなら「主体性」をもって引き受けたい。たとえそれが最初は上司からの指示であっても。 その仕事の中で自分が「主人公」になるためにはどうすればいいか? 自分が中心になって仕事を回せば、責任感も芽生えるし、仕事をやり遂げるというモチベーションが高まる。
Appleのスティーブ・ジョブスが、いつも同じ服(黒のタートルシャツとパンツ)を着ていた理由を知っていますか? 「今日はどの服を着ようか?」という判断をしなくても済むようにだそうです。 体力と同じように「判断力」があって、それは体力と同じように限界があるから、無駄な判断力を使わないためだったそうです。 なるべく判断をしないようにしましょう。 という教訓ではなく、それぐらい判断は脳にとって負荷が高い作業なんですね。 うーむ、昼ごはんに何を食べるか判断するのは無駄遣いか....。
何か(新しい)物事を考える時に必要なのは「ワクワク」することです。 逆にワクワクの敵はマンネリです。例えば、発想法の一つであるブレストも、そればかりやっていれば、パターン化して、ワクワク感が下がっていきます。 たまにはやり方を変えてやってみませんか? 例えば「SCAMPER法」というのもありますよ。
コーチ同士のカンファレンスに参加したときのこと。 私自身が短いコーチングを受けて、コーチとある約束をしました。 前々からやろうと思いながら実行できていなかったことでしたが、コーチングの中で約束したことは不思議と実行できます。 やはり自分自身ではなく、他人と約束をすべきだと実感!
コーチングのスキルを仕事の企画会議で使ったことがあります。 チームメンバーに、自分が考えている商品のイメージを、ユーザーがその商品使っているシーンを想定しながら話をしてもらいます。 「使いやすい」のようなあいまいな表現であれば、私が質問をしてどんどん掘り下げていきます。 そうすると...。メンバーの口から「今、質問されて答えていくうちに気がついたのですが」と、新たな発想が出てくるようになったのです! 私が質問していただけなので、もともとメンバーのアタマの中に隠れていたものが引き出された訳なんですね。 これってコーチングそのものです。
コーチングのセッションは川の流れにも似ています。 淀んだ川の流れを阻む障害物をそとから排除してあげると、一気に流れが復活します。 コーチングもそれと同じで、コーチがクライアントの中で引っかかっているものを外すと、一気に気づきが出てきます。後は、流れに乗ってゴールに到達するだけ。
コーチングのセッションはジグソーパズルに似ています。 ジグソーパズルは最初、なかなか進みません。 ところが、ある程度ピースがつながっていくと、あるタイミングでグンっとスピードが速くなるポイントがあります。 コーチングもあるタイミングでセッションが一気に加速する時があります。これはクライアントが気付きを得て、潜在力 を発揮したからなんですね。
今まで人生で一番のストレスを助けてもらったのは「家族」でした。 自分がプレッシャーを受けていることを話し、理解してもらえました。これだけでかなり気が楽になりました。 話しても解決はしないのですが、「自分は一人ではない」と思えるだけで、かなり気が楽になりました。
ストレスを緩和するためには、自分が一体何にストレスを感じていることを正確に把握することです。 私の場合は「自分の責任範囲」でした。 よく考えてみると、ある仕事をする際に私は「必要以上に責任範囲を捉えて」いて、仕事の納期と対比させて「これは間に合わせることができるのか!?」というストレスに苦しむことが多いことが分かりました。 まずこれを理解するだけで、解決策が分からなくてもとりあえずストレスが減りました。 自分のストレスパターンがわかると、自分を客観的に見ることができるようになるので少し落ち着きます。 私の場合「あぁ、またいろんなことをやらないといけないと必要以上に考えて、プレッシャーを感じてるな」 です。 このように気づくことだけでストレスが和らぎました。