そういえば気がつきませんでしたが、今年初めて【チョウセンカマキリ】を見つけました。
例年なら何回か遭遇するのですが、厳しい自然環境の中で成虫になるのは、大変なことのようです。
カメラを向けますと、三角形の頭部をこちらに向け、威嚇する体制に入ります。
この10月頃までが活動時期ですが、来年に向けて多くの子孫を残してもらいたいものです。
青紫色の何ともきれいな斑紋を花弁に持つ【プレクトランサス】です。
シソ科プレクトランサス属の非耐寒性の多年草で、アジア・アフリカ・オーストラリアの熱帯・亜熱帯を中心に200種以上が分布しています。
茎が上に登る「立ち性」と、つる状の茎が伸びて這う、もしくはやや立ち上がり気味で斜上する「這い性・半立ち性」の二つに大きく分けられます。
名前はギリシア語の「プレクトロン=雄鶏のけづめ」と「アンサス=花」の2語からなり、花姿に由来しています。
写真は<モナラベンダー>という「立ち性」の品種で、草丈は50センチ、葉表は光沢のある濃緑色、裏側は紫色、花茎は濃紫色をしています。
花の色と、花茎の色の対比が面白い植物です。
2007年に刊行された『許さざる者』を、文庫化に当たり改題したのが本書です。
著者お得意の山岳小説と、刑事モノとしてのミステリーを合わせた骨太の作品でした。
アウトドアー関連のルポライター<深沢>の所に、6年前に自殺した兄の件で、自殺する三日前に結婚した<朱美>の依頼で弁護士<楠田>が現れ、他殺かもしれないと打ち明けられます。
弟として、兄が自殺するような性格ではないと考えていただけに、調べてゆくと不仲の父を受取人として多額の保険金が支払われた事実をつかみます。
<楠田>と協力しながら、6年前の真相を突き止めるべく<深座>は突き進んでいきますが、劇的な結末まで息もつかさぬ流れで楽しませてくれる一冊でした。
素材としては、「豚バラ肉」しかありませんでしたので、最初は「野菜炒め」でもと考えました。
同じく「豚バラ肉」の横に「とろけるナチュラルチース」があるのに気が付き、急遽<ピカタ>に変更です。
「豚バラ肉」を3~4センチ大に切り、塩胡椒でまずは炒めて下準備です。
フライパンで3個の溶いた玉子を流し込み、その上から炒めた「豚バラ肉」と「チーズ」を敷き詰め、ひっくり返して両面を焼けば完成です。
丸いピザ状ですので、6等分に切り分け、キャベツの千切りを下に敷き、胡瓜の緑とケチャップの赤色で彩取りです。
チーズの味がよく溶け込み、胡椒多めの味付けと合い、おいしくいただけました。
ようやく西の山側に太陽が沈み、少しはましな気温に落ち着いてきましたが、神戸は真夏日の一日で蒸し暑かったです。
南からの暖かい空気が流れ込んだ影響のようですが、気象庁が統計を取り始めた1897(明治30)年以降、10月としてもっとも遅い真夏日となり、神戸は31.9度になりました。
近畿地方はどことも、30度を超す気温だったようです。
最低気温と10度以上の差がありますので、季節の変わり目としての「衣替え」も、本日は取り止めてしまいました。
ショーケースの中だということを忘れさせるように、壮大な深山幽谷の世界が広がっており、思わず唸ってしまいました。
黒色の水盤に岩を連想させる石を2個配置され、石は両岸にそびえ立つ岩肌、ふたつの石の間が大河の流れを表し使われているのだと見立てました。
主な素材は、<カエデ>です。
植え込み際には、シダ類の<シシガシラ>だとおもいますが、いいアクセントで、これまた大木の枝ぶりを連想してしまいます。
紅葉していない緑一色の<カエデ>の枝ぶりだけでの生け方ですが、いつもながら<佐々木房甫>先生の見事な手腕に、見とれておりました。
「ワンタンメン」といえば、1963年8月に発売された<エースコック>のスープ別添の「即席ワンタンメン」が人気商品で、今年 50周年 を迎えました。
遅れて<日清>は、1965年8月に袋物の「ワンタンメン」を発売しています。
このカップ麺の【雲呑麺】は、2009年10月に発売されていますが、2012年1月にリニュアルされました。
豚ひき肉の小さな「ワンタン」が5個入り、もちっとした「ワンタン」は、なかなかいけました。
具材としては、<かき玉・人参・ねぎ>などで、彩取りを添えています。
規定通りのお湯の量ですが、オイスターソースがよく効いた味付けで、醤油系の重さを感じる味わいです。麺との相性もあるのでしょうが、わたし的には<エースコック>のワンタンスープの味を支持します。
2000年3~9月に開催されていました「ジャパンフローラ2000(淡路花博)」で、日本に初めて導入された、耐寒バナナの【チュウキンレン(地湧金蓮)】です。
バショウ科ムセラ属で、原産地は中国雲南省の標高1500~2500メートルの山地です。
花を咲かせた状態がちょうど金色をした蓮の花の形に見えるのが名の由来ですが、花弁らしく見えているのは<苞>で、広がった<苞>と立ちあがった<苞>との間から3センチばかりの筒状が並んで飛び出しているのが実際の花です。
花が咲き終わりますと、立ちあがっている<苞>が開き、また花が咲きだします。
茎の高さは70センチほどで、その先端に直径30センチほどの<苞>を付け、開花した株はバナナ同様に世代交代のために枯れますが、地際に子株が出てきますので、それを次の株として育てます。
<栗>は、秋を代表する味覚のひとつで、ブナ科クリ属に分類されています。
山野に自生する栗は、「シバグリ(柴栗)」や「ヤマグリ(山栗)」と呼ばれ、栽培品種に比べて果実は小さいです。
日本と朝鮮半島南部が原産地で、英名では、<Japanese Chestnut>と表記され、現在では中国や台湾でも栽培されています。
雌雄異株で5~6月頃に開花、雄花は穂状で斜めに立ち上がり、全体にクリーム色を帯びた白色で、個々の花は小さく強い香りを持ちます。
一般的に雌花は3個の子房を持ち、受精した子房の実が肥大して果実となります。
今宵の「突き出し」(101品目)は、「茹で栗」でした。
包丁目が入り食べやすくしてあり、小さなスプーンでほじくりながら、秋の味覚を味わいながら紹興酒で一杯です。
お花好きの【仙草】のママさん、カウンターの端にはいつも大輪の<ユリ>の花が飾られています。
その横には、いつもなら<蘭>か<シンビジューム>の鉢が置かれているのですが、今宵はなんと<唐辛子>を使ったフラワーアレンジメントが置かれていました。
先月はママさんのお誕生月でしたので、わたしも花一輪を携えて出向きましたが、常連さんからのプレゼントだそうです。
なるほど、飾り終ったあとはまた料理にこの<唐辛子>を使って下さいと言う一石二鳥を考えられたのかなと、眺めておりました。
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