< ありし日の「赤ちゃん」 >
神戸を代表する洋食店と問われれば、【赤ちゃん】と答えてしまいます。
今年の初めに覗きますとシャッターが降りていて、しばらくお休みとのことでしたが、完全に閉店するお知らせがシャッターに貼ってありました。
キャバレー<新世紀>(今は東急ハンズ三宮店)の東側で、営業を始められたのが1949(昭和24)年、阪神・淡路大震災後に今の場所に移転され、創業64年目を4月で迎えられるはずでした。
「赤ちゃん」は暖簾分け制度で、お店によってメニューも価格も違います。
湊川神社西側にありました「赤ちゃん」は事務所から近く、お昼ご飯に夜の残業にと一日二回というのも珍しくありませんでした。女将さんが亡くなられて、気落ちされた大将はお店を締めてしまいました。
それぞれに閉店の理由はあるとおもいますが、神戸を代表する庶民的な洋食店が消えてゆくのは、寂しい限りです。
久し振りにS&Bから、「ディナーカレー:フォン・ド・ボー」 発売40周年を記念して、【厚切りビーフ】(358円)が出ていました。
深紅のパッケージデザインが、目を引きます。
<とろけるほどに柔らかい>との宣伝コピーですが、確かにレトルトカレーを数多く食べ的ていますが、柔らかいと感じる肉質でした。
スパイシーさのカレールーではなく、西欧風のフォン・ド・ボーの濃厚なコクと旨みが特徴的な味わいで、これはなかなかの出来ばえです。
<マッシュルーム>もいい大きさのモノが入っており、「辛さ」とは別に、完成度の高いカレールーだとおもいます。
「ヌルデ」の葉の上で、【ツチイナゴ(土蝗)】の幼虫が日向ボッコをしていました。
幼虫の姿をみますと、秋に向かう季節の変わり目を感じてしまいます。
バッタ目イナゴ科ツチイナゴ属の昆虫で、幼虫期は鮮やかな黄緑色をしており、この色彩は終齢幼虫まで続きます。
まだ翅も生えていませんが、全身の細かい毛と複眼の下の黒い涙模様は、成虫と同じです。
成虫 になりますと、一転して茶褐色の体色に変身しますが、これは成虫期の大半を過ごす秋~冬にかけての枯葉等の保護色として働きます。
春先から夏場に活動する昆虫類が多い中、競争相手が少ない時期に活動をするのも、子孫繁栄への生き残り術のようです。
淡紅色の長いオシベが特徴的な花姿の【ネムノキ(合歓の木)】で、別名として「ネブ」もしくは「ネム」とも呼ばれています。
マメ科ネムノキ亜科ネムノキ属の落葉高木で、高さは10メートルほどに成長します。
花は頭状花序的に枝先に集まって咲き誇り、少し甘い香りが漂います。
花後の果実は、細長く扁平な豆果の形状をしています。
マメ科ですが、マメ亜科特有の蝶形の花姿とは異なり、花弁が目立ちません。
ネムノキ属は種として熱帯地域に150種ほどが分布していますが、本種は飛びぬけて耐寒性が強く、割と高緯度の地域でも元気に咲いています。
東京都知事が大阪を嘲笑する発言をしたことにより、2027年に日本は東西に分裂して『東西の壁』が造られ、鎖国状態が続いています。
主人公<博文>は、広島県出身ですが東京に残る羽目になり、大学時代の恋人<恵美>は、たまたま広島に帰省していたときで、離れ離れの状態が5年間続いていました。
西日本が「奥島」を攻め入ったことにより、<博文>は東日本の兵士として駆り出されるのですが、戦場で西日本の軍服に着替え、なんとか西日本側に潜入を果たします。
西日本は、華族・平民・奴隷の身分差別がある独裁国として替わりはて、総統の側近をしている<博文>の父の力で奴隷工場の監視役を与えられるのですが、そこで偶然奴隷として働く<恵美>と再会を果たしますが・・・。
近未来的な日本を舞台とした、ラストに明るさが見えてくる、純情な恋物語として読めました。
今宵のオススメメニューは「ハムサラダ」(250円)でした。
<かずちゃん>に、「ハムと野菜?」と訊けば、「ポテトサラダとハムの薄切りが入っている」と教えてもらい、さっそく注文です。
単品の 「ポテトサラダ」 も(250円)で、たっぷり量がありいいのですが、今回のハーフ&ハーフ状態の盛りつけの方が、お得な感じです。
「あらびきウインナ」 も材料としてありますので、ハム替わりに応用が効きそうです。
薄切りハムでポテトや千切りのキャベツを包み込むようにして、美味しくいただいてきました。
立ち呑み「鈴ぎん:福寿」では、たくさんのオネイサン達が働いていますが、一番包丁使いが上手なのは、<はまちゃん>だと見ています。
今宵も【しめ鯖】を盛り付けていましたが、半端な部分をおすそ分けとしていただきました。
おすそ分けとして出してくれています小さなお皿は、本来は「刺身」の醤油皿で、4種類の色が揃っています。
偶然にも今宵の【しめ鯖】で紹介も4回目となり「桃色」ですが、「淡緑色」・「黄色」・「水色」 ときれいに4色が揃いました。
まったく偶然の出来事ですが、それにしてもうまく揃ったものだと、不思議な気分でいただいておりました。
『白い巨塔』(1965年) ・ 『大地の子』(1991年)など社会派小説で知られた作家の<山崎豊子>〈1924年(大正13年)1月2日~〉さんが29日、亡くなられています。88歳でした。
毎日新聞大阪本社に入社。在職中に小説を書き始め、1957年に生家の昆布商を題材にした『暖簾』で作家デビュー。亡くなった道楽者の夫に代わって寄席ののれんを守った女性興行主の奮闘を描いた『花のれん』(1958年)で第39回直木賞を受賞しています。
大学病院の権威主義や医療過誤など医学界が抱える問題を浮き彫りにした『白い巨塔』は、週刊誌連載時から大きな反響を呼びました。「下克上」の野望に燃える銀行頭取と彼を取り巻く人々を描いた経済小説『華麗なる一族』(1973年)も注目を集めた作品でした。
シベリア抑留をテーマにした『不毛地帯』(1976年)や中国残留孤児の運命を描いた『大地の子』(1991年)、日航機墜落事故に想を得た『沈まぬ太陽』(1999年)、外務省機密漏洩事件に材をとった『運命の人』(2009年)など話題作を相次ぎ発表。多くの作品が映画化・テレビドラマ化されています。
11種類あるセットメニューの制覇も残りわずかということで、本日は単品の「天津飯」(480円)を選びました。
名称からすると中国天津市で食べられている料理みたいですが、日本で生まれた中華料理です。
元祖としては、浅草の<来々軒>、あるいは大阪馬場町の「大正軒」ともいわれており、確定はされていません。
「蟹身」を具材としていれて「蟹玉」との名称も見受けられますが、具材はお店によって違いがあり、飾りつけにグリーンピースなども良く見かけます。
【燕楽】さんの「天津飯」は、<小海老・ハム・筍・ネギ>がフワフワ玉子にまざり、上品な餡かけの味で最後まで美味しくいただけました。
オスとメスの<性的二形>が明確な【アンダンソンハエトリ】です。
クモ目ハエトリグモ科オビシロハエトリグモ属に分類される蜘蛛で、日本中部以南に生息しており、 「チャスジハエトリ」 と共に家屋内で普通に見られるハエトリグモです。
オスは全身黒地(写真)で頭胸部後縁に白い三日月模様、腹部前縁にも同じように白い逆三日月模様があり、体長6ミリ前後です。
顔の前面によく目立つ白い触肢を持ち、ゆっくりと動かしながら徘徊しています。
メスは全体に茶色系で地味な色合いをしており、体長はオスよりも大きくて6~9ミリあります。
名称の「アンダーソン」は、18世紀に動植物の採集や研究を行ったフランスの博物学者「ミッシェル・アンダーソン」に献じて命名されました。
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