副題に<世田谷駐在刑事・小林健>とありますように、主人公は世田谷区の高級住宅街にある学園前駐在所に勤務しながら、山手西警察署の敏腕刑事であり全国の暴力団取締のエキスパートとして名を馳せ<鬼コバ>と呼ばれています。
相棒の刑事<加藤>を暴漢の拳銃発砲で亡くした過去を持ち、その未亡人の<陽子>と結婚、残された一人息子<修平>と三人での駐在所生活をしています。
町内の見回りの中、事件の匂いを嗅ぎつけると刑事として捜査に当たり、首尾よく犯人を検挙してゆく様は、なかなか読みごたえがありました。
タイトルにある『鬼手』は<鬼手仏心>からの拝借で、これは紀ノ川の漁師に伝わる言葉で、近年は外科医の心構えとして用いられており、「残酷なほどにメスをいれるが、それは何としても患者を救いたいという温かい純粋な心からである」ことを意味しています。
捜査過程における<小林健>の心得として、なるほどと納得できる一冊でした。
珍しく冷蔵庫の中に【手羽先】がありました。
単純に塩を振りかけて焼こうかなと考えたのですが、残りすくない「焼き肉のタレ」がありましたので、試しに使いグリリしてみました。
タレのなかには糖分が有るようで、どうしても焦げ目が付いてしまい、見た目は良くありませんが、味的にはおいしくいただけました。
付け合わせにイタリアンスパゲッティの予定が、<玉ねぎ・ピーマン>がありませんでしたので<シイタケ>だけで代用してみましたが、違和感なくいただけました。
来る12月18日(水:火曜日は休館)まで、【神戸アートビレッジセンター】にて、<マヤコフ・エイジ Ⅳ ~ペインティング・アッサンブラージュ~>が開催されています。
会場に足を入れるなり、色彩の洪水に圧倒されてしまいました。
赤・黒・白・緑・青・黄・茶・金・・・、数えきれいない配色の世界が、2X4メートル程のキャンパスに描かれ、鮮烈な色彩の世界が広がります。
披幾何学的な紋様は、あたかも作者の脳内細胞の中を浮遊している感じです。
大きな作品の間には、スケッチや小作品が隙間なくはめ込まれ、作者の思考過程と同調する錯覚に陥ります。
見事な色彩の世界に感動させていただき、受付横に置かれているノートなどにあまり意見を書くことはないのですが、今回は素直に感想を書いてきました。
カップ麺としての「どん兵衛」は、人気商品として安定していますが、袋麺の「どん兵衛」も2012年2月に発売以来、1年間で30億円を売りあげたヒット商品になっています。
先月11日(月)に、生うどんの風味と食感を売りにした新しい「どん兵衛:生うどん食感。」(88円)が、全国発売されています。
「3層太ストレート麺」の製法で、袋麺としては茹で時間が5分間と長めですが、麺は生麺に近い感じが味わえました。
液体スープは、昆布のうまみと鰹節の風味がよく生かされた関西風の味わいで、具材として甘辛く煮た<お揚げ>を入れ、「きつねうどん」としていただきたい出来ばえです。
12月も半ば、昨日の神戸の最高気温は9度でした。
昨夜の帰宅時、路上に開張20ミリほどの小さな<蛾>を見つけましたが、薄暗い街灯だけの明るさの中で、我ながらよく発見できたなとおもいました。
黒いアスファルトの上でしたので、チラチラと動くものが目に止まり、近寄りますと驚いたことにこの時期には珍しい<蛾>でした。
こまめに翅を動かす中でのストロボ撮影ですので、きれいには撮れていませんが、前翅の前縁が淡い茶色と後翅の白色の特徴がなんとか見て取れます。
帰宅時から<蛾>の資料と見比べているのですが、特徴ある翅を持つ種類が同定できません。
昆虫好きとしては時期的に嬉しい発見でしたが、昨夜から頭を悩ませています。
名称の【トックリラン(徳利蘭)】と聞けばお酒でも出てくるのかと間違えそうですが、株元の形がトックリ状に膨らんだ姿に由来しています。
「ラン(蘭)」と名が付いていますがラン科ではなく、クサスギカズラ(リュウゼツラン)科トックリラン属の常緑高木で、原産地のメキシコでは10メートルほどに成長しますが、鉢植えでは2メートルほどにしかなりません。
頂点から濃い緑色の細長い葉を多数伸ばして垂れ下がり、その姿から英名では「ポニーテール・パーム」と呼ばれています。
茎の頂点から花茎を出して白い小さな花を咲かせるようですが、花は数十年に一度しか咲かないといわれており、はっきりとした周期は確認できていません。
<ルキノ・ビスコンティ>も『ルートヴィヒ 神々の黄昏』(1972年)で取り上げたバイエルン王<ルートビヒ2世>の生涯を描いた歴史大作『ルートヴィヒ』が、2013年12月21日より全国で公開されます。
ドイツ連邦の統一をめぐって激しい主導権争いが繰り広げられていた19世紀半ば、類まれな美貌をもちながらも、その高い美意識と強烈な個性ゆえに周囲の支持や理解を得られず、「狂王」とまで呼ばれた<ルートビヒ2世>の波乱の人生を描いています。
15歳の時に見た歌劇『ローエングリン』に感銘を受け、作曲家の<ワーグナー>を崇拝するようになったた「ルートヴィヒ」は、皇太子でありながらも政治や権力に無関心で、芸術だけに熱中していました。やがて父の急死によりわずか18歳で即位した「ルートヴィヒ」は、戦争が迫る中でも「国民の安全に必要なのは、詩と音楽の奇跡だ」と主張し、<ワーグナー>を宮廷に招き入れ独自の理想を掲げます。
「ルートヴィッヒ2世」を<サビン・タンブレア>、「ルートヴィッヒ」の老後を<セバスチャン・スキッパー>、「ワグナー」を<エドガー・セルジュ」が扮し、監督・脚本は、<マリー・ノエル> < ピーター・ゼアー>が務めています。
<百田尚樹>の同名ベストセラー小説 『永遠の0(ゼロ)』 を、「V6」の<岡田准一>主演、ALWAYS『 三丁目の夕日』シリーズを手がけてきた<山崎貴>監督のメガホンで映画化された『永遠の0』が、2013年12月21日より全国で公開されます。
司法試験に落ち続け、人生の目標を失いかけた青年「佐伯健太郎」と、フリーライターの姉「慶子」は、実の祖父だと思っていた「賢一郎」とは血のつながりがなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻により戦死した「宮部久蔵」という人物であることを知ります。
「久蔵」について調べ始めた2人は、祖父が凄腕のパイロットであり、生きることに強く執着した人物であったことを知ることになろます。そんな祖父がなぜ特攻に志願したのか。元戦友たちの証言から祖父の実像が明らかになっていき、やがて戦後60年にわたり封印されてきた驚きの事実にたどり着きます。
「健太郎」を<三浦春馬>、「久蔵」の妻「松乃」を<井上真央>が演じています。
昨夜は、仲間と居酒屋 「まる貫」 にて呑んでいましたので、【鈴ぎん:福寿】には顔出ししていません。
昨日の売れ残りでしょうか、おすすめメニューには出ていませんでしたが、「鯖の煮付け」(300円)が二皿、配膳台の上にあるのを見つけ、さっそく温めていただきました。
残念ながらどちらも好きな「腹側」ではなく、尾っぽの方の切り身でしたが、よく味がしみ込んだ身、おいしくいただきました。
生姜の味も良く、上品な味わいの味付けで、ビールが進みました。
今宵は呑み仲間の<ペコちゃん>から、「りんご」の【サンふじ】を3個もいただきました。
昨年もこの時期におすそ分けとして 【サンふじ】 をひとついただきましたが、今年は一度に4社からお歳暮として「りんご」が届いたようで、持ち帰るには重たいということでおすそ分けです。
<ふじ>は、1962年に品種登録された「りんご」で、はや50年の歴史があり、<デリシャス>と<国光>を交配させた品種です。
袋を掛けて育てたのを<ふじ>、袋を掛けずに自然環境で育てたモノが【サンふじ】と呼び分けて流通していますが、【サンふじ】は写真のように色が浅くてムラが多い皮の状態になりますが、糖度は<ふじ>に比べて高いようです。
<ペコちゃん>は「鞄が軽くなったわぁ~」と言いながら、白い網目のクッション材に包まれた高級そうな大きな「りんご」を、ひとつだけ持ち帰られました。
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