初刊行は2001年7月に講談社から発行されていますが、本書は2012年12月に4回目の刊行となり、時代の古さを感じさせない7話の短篇が収められています。
どの短篇も、人間の弱さとおせっかいが災いする内容で、日常生活には危険な罠が潜んでいることを認識させられます。
カラオケ好きの世話焼きの中年主婦、通勤電車の中で鞄を取り間違えられた中年サラリーマン、スーパーで買い物を置き引きされた主婦、ファミレスで騒ぐ女子高生、務めていた会社が突然倒産した定年間際のサラリーマン、ゴミ屋敷に住む独り者等の各短篇の主人公たちが、いとも簡単に事件に巻き込まれる怖さが味わえました。
著者の小説は、<棟居刑事>シリーズが多いのですが、本書には警視庁捜査一課の<棟居>刑事をはじめ、他の小説で出てくる新宿署の<牛尾>刑事、<青柳>刑事、成城署の<島田>刑事が登場してきますので、馴染みのあるファンにはこれまた面白い趣向で構成されています。
今宵はクリスマスイブですので、それぞれ気の合う仲間やご家族で、おいしい料理や食事を楽しまれている方が多いとおもいます。
アメリカ合衆国とカナダでは、詰め物をした七面鳥の丸焼(ロ-ストターキー)が、特に感謝祭でのごちそうであり、またクリスマスにも欠かせない料理です。
メイン料理としての(ローストターキー)は、なかなか食べる機会がなく、<鶏肉のもも焼き>で代用という家庭が多いのではないでしょうか。
お手ごろな「若鶏の唐揚げ」(380円)を七面鳥に見立てて、瓶ビールを呑んでおりました。
立ち呑み「鈴ぎん:福寿」のオネイサン達に、おやつとして会社に届いたお菓子類を、いつもおすそ分けとして届けている<ペコちゃん>です。
オネイサンの一人、<かずちゃん>から、「いつもありがとうね」ということで、<ペコちゃん>にクリスマスプレゼントがありました。
金色のカメさんの背中に、キラキラと光るガラスがはめ込まれたかわいらしいストラップでした。
横で見ていて「スッポンかな」と言えば、「カメやんかぁ~」と、<ペコちゃん>と<かずちゃん>の二人から、同時に睨まれてしまいました。
今宵も、立ち呑み「鈴ぎん:福寿」さんで、呑み仲間の<ペコちゃん>から【ティグレス】という焼菓子をいただきました。
緋色の目立つパッケージの包装で、豪華な雰囲気が見て取れます。
袋から取り出した形を見て、「まさか、真ん中全部がチョコレート?」と、一瞬ひるみました。
用心のために、オネイサンに二つに切ってもらい中身の確認です。
アーモンドプードルとバターを使用した生地に、チョコレートチップスを練り込み、真ん中にチョコレートがはめ込まれています。
用心して半分の半分を食べてみましたが、上にのせられたチョコレートがとても甘く、手つかずの残り半分は、オネイサンのお口に消えてしまいました。
「牛肉の切り落とし」が冷蔵庫にありましたので、本日の昼ご飯は「牛丼」にしようと玉ねぎを刻み始めたのですが、出汁の使い残しがありましたので、【他人丼】です。
「牛丼」も【他人丼】も、牛肉と玉ねぎが主体で材料に差がありませんが、玉子でとじているだけに【他人丼】の方が優しい味付けになります。
急きょメニューを方向転換ましたが、冷蔵庫の玉子の数量の確認を怠り、あいにくと1個だけしかなく、寂しい景色になりましたが、ダシがつゆだくでいい塩梅でした。
味付海苔を切り丼にのせれば、ファルコン流【他人丼】の完成です。
古書店と言えば、暗いイメージが持たれているようですが、【シラサ】さんは、ハイカラ元町通に似合うイメージで開店されました。
芸術・美術・海外文学など、一般の古書店とは異なるジャンルの品揃えでしたし、また小物の装飾品などを販売されていました。
ふとしたことで、以前からこの年末にはお店を閉められると聞いておりましたが、最後まで閉店のお知らせはなかったようです。
年末の区切りを待たず、すでにシャッターを下ろされたようで、店名の【シラサ】の文字も取り外され、この9月に閉店した 「海文堂書店」 の騒ぎとは対照的に、静かな幕引きに心が痛みます。
「ゼラニューム」の原産地は南アフリカですが、フウロウソウ科テンジクアオイ属の多年草として様々な種類があり、多くの名称はその香りや葉の形、色から名付けられています。
この【レモンゼラニューム】は、その名の通り葉を触ってみますとレモンの香りが漂います。
「ローズゼラニューム」 の葉よりも硬くて、縮れている葉は直立し、花は「ゼラニューム」の」中では大きい部類に入ります。
花はあまり香りが無いか、または厭な匂いを発し、桃色の花弁は5枚、そのうち上側の2枚は少し幅広で下側の3枚は細長い形状をしています。
『空の境界』(2013年・監督: 須藤友徳) ・ 『Fate/zero』(2011年・毎日放送)といったヒット作で知られる「ufotable」が手がけた劇場長編アニメーション『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』が、2013年12月28日より全国で公開されます。
原作は月刊『COMICリュウ』(徳間書店)で連載された、<ひらりん>による漫画『のろい屋しまい』です。
「魔の国」に暮らし、魔法や呪いをかけたり解いたりすることを生業とする「のろい屋」の姉妹「ヨヨ」と「ネネ」は、ある日、森に突然出現した高層ビルを調べていた「ヨヨ」が、不思議な魔方陣を見つけ、謎の光に包まれ魔法の存在しない異世界に迷い込んでしまいます。
そこで出会った「孝洋」という少年の両親が、呪いで化け物になってしまう事件が発生。「ヨヨ」と「ネネ」は2つの世界で起こっている事件の関連性を疑い、調査を始めます。
「ヨヨ」に<諸星すみれ>、「ネネ」 の<加隅亜衣>が声を当て、監督は、<平尾隆之>が務めています。
今日はブログル仲間の<地鶏屋の大将&ママ>さんのお店、「待久寿」にてお昼ご飯でした。
雑談で、黒龍酒造の一杯(1800円)の 「しずく」 の話題になり、それならうちにもいいお酒がありますよとのことで、紹介していただいたのが、生原酒「徳川家康」です。
<エミリ>ママさんの関係で、手に入れられたとかで、これは呑まなければいけません。
アルコール度数19度と、一般のお酒の2割り増しの濃さで、喉越しは「米麹」の味わいがよく出ている仕上がりでした。
運良く今日いただいた 「ステーキ定食」 の香物の<沢庵>があり、ちょうどいい肴になるかなと呑み始めましたら、大将から「水菜と鶏肉煮」の小鉢をいただきました。
あとの予定がなければ、呑める機会が少ない生原酒だけに腰を据えて呑みたかったのですが、一升瓶の残りを恨めしく思いながら、一杯だけで「ごちそうさま」としてお店をあとにしてきました。
昨日は「豚肩ロース肉」のブロックを、 「和風肩ロース煮」 として、根菜類と一緒に調理しました。
今宵は、「牛もも肉」のブロック(190グラム)がメインの素材です。
部位として大きく、「ローストビーフ」や「たたき用」のさく取りが取り易い部位で、グラム(580円)でした。
「牛もも肉」は、「うちもも」 と 「しんたま」のふたつに大きく分けられます。
今回の「うちもも」は、肉のきめがやや粗いのですが、脂肪がすくない赤身として健康志向にと好まれ、焼いた肉は【ラウンドステーキ】という名称で通じています。
オイルでニンニクをたっぷりと炒め、塩胡椒・黒胡椒の味だけで、おいしくいただきました。
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