前回生けられていた 「アマリリス」 の花が開花するのが楽しみでしたが、早々と生け替えられていました。やはり「蕾」としての「アマリリス」の形を重要視されていたようです。
今回の<佐々木房甫>先生の<生け花>は、桃色の「シンビジューム」を中心に、「ササの葉」と「シダ」(シシガシラかな?)の組み合わせでした。
剣山ではなく、自然石で根元を固められていますので、洋蘭の「シンビジューム」を使いながらも、全体的に野趣味的な雰囲気が漂っています。
土味の花器と共に、渓流の岩場に咲いている景色が、自然と浮かんできました。
園芸品種としてよく花壇で見かける 「キンセンカ」 の標準和名は、「トウキンセンカ(唐金盞花)」といい、江戸時代に渡来、多くの品種があり花径も4センチ以上あります。
「キンセンカ」に比べて花径が2~3センチと小さいために【ヒメキンセンカ】と呼ばれ、キク科キンセンカ属の一年草で、今では帰化植物として定着しています。
別名も多く、我が国には10世紀ごろに「キンセンカ」よりも先に渡来したと推測されていますので「ホンキンセンカ(本金盞花)」、また耐寒性が強く11月頃から春先にかけて咲いていますので「フユシラズ(冬知らず)」とも呼ばれています。
茎はやや横にはって広がり、互生で披針形をしており、花色は黄色~橙色で花の少ない冬場だけによく目立ちます。
殺人事件ばかりがミステリーではないという視点から、「人の死なないミステリー」が、4人の作家のアンソロジーとして4編が納められています。
書き手はミステリーの範疇で、心に温まる<ほっこり>とさせる組み立てを考えなければいけません。
納められている作品は、
伊坂幸太郎 『BEE』 中山 七里『二百十日の風』 柚月 裕子『心を掬う』 吉川 英梨『18番テーブルの幽霊』です。
『二百十日の風』以外は、各著者の作品として今までに登場している馴染のある主人公が、それぞれ登場する短篇仕立てになっています。
<伊坂>さんの「兜シリーズ」としてのユーモア、<中山>さんのファンタジーを思わせる結末、<柚月>さんの真摯な検事役の歯切れ良さ、<吉川>さんの刑事 <原麻希> の母親目線での事件の解決と、どれもが楽しめる内容でした。
前回大将から、「ファルコンさん、 呑み代ランキング 越されましたよ」ということで、どの程度の金額なのかと仲のいい呑み友達と【しゅう】さんに訪問です。
価格の安い【しゅう】さんで呑んで、一人で(7010円)の支払いとは驚きました。
今宵は、自家製の燻製製品が目に付き、まずは「盛り合わせ」(250円)です。
<枝豆>の燻製が特においしく、感動ものでした。
<熟成チーズ>(150円)の燻製、相方が写真を撮る前に先っぽを食べてしまい、きれいな形ではありません。
おすすめメニューの中で気にしていました「純豆腐鍋(スンドゥブチゲ)」(350円)は、手間がかかるのか混雑時を避けて19:00からと書かれていましたので、最後の〆としてぴったりの時間通に注文、卵も入りとても美味しくいただいてきました。
ここしばらくは呑み代ランキングの 首位 を維持できると見ていましたが、やはり記録は抜かされるためにあるようで、<カオス>さんに首位を奪われてしまいました。
わたしの「5580円」の内訳は 「湯豆腐」(150円)に始まり、まずは大瓶ビール1本(430円)、「ジョニ黒ダブルロック」7杯(@700円)のときに 「熟成チーズ」(100円)でした。
<カオス>さんの記録更新のときに立ち会ってはいませんが、大将にお聞きしますと、アテを結構食べられていたようです。
それにしても価格の安い【しゅう】さんで、七千円を超えての飲みっぷり、この記録は当分抜かれそうにないなと眺めておりました。
2月6日から「すき家の鍋フェア」が始まり、鍋定食が80円引きということで「チゲ鍋定食」(648円)を食べに出向きました。
アルバイトの女の子から「熱いから気を付けてください」と言われ、猫舌のわたしは用心して口に入れますと、「ぬる~」という温度でした。
普通ならこの手の鍋物は「湯気」でデジカメのレンズが曇るのですが、その気配もありません。
女の子に「これ、ぬるいのですが?」と言えば、「マニュアル通りにお出ししています」との返事が返ってきました。
「吉野家」 や 「松屋」、 「なか卯」 等で多くの鍋料理を食べてきていますが、出されたときには熱くて、固形燃料は保温のためにあるだけと思っていましたが、【すき家】ではそうでなさそうです。
6分間ほど待ち、再び食べましたが、ぬるいままです。
サービス業としては、「厨房で温めてきます」と処理してもらえれば済むことなのですが、「マニュアル」優先で臨機応変の対応もなく、諦めてお金だけ払い食べずに出てきました。
大きな豆腐もいいのですが、芯まで冷たい豆腐は鍋物にどうかと思いますし、また切り目もない8センチ角の豆腐がそのまま入れてあるのも、どうかなと疑問です。
今回の<田中とき子>先生の作品は、【池坊】らしく、垂直性が際立っていました。
上方に伸びた中心部の枝は 「エニシダ」 で、まだ黄色い花は咲いていません。
左側に伸びた白色の蕾は「アマゾンユリ(アマゾンリリー)」で、名称にユリと名がついていますがユリ科ではなく、ヒガンバナ科アマゾンユリ属の植物です。
草丈の低い赤紫入りの花は、「スイートピー」でした。
少しまばらな感じを受けますが、お互いに干渉することなく、それでも全体にまとまっている姿はさすがです。
自宅の近くにあります公園の片隅に、早くも<アヤメ>が咲いていました。
<アヤメ>は山谷の草地に自生し、他のアヤメ属の「ノハナショウブ」や「カキツバタ」のように湿地に生えることは稀ですので、見分けるひとつの要因になります。
アヤメ科アヤメ属の多年草として、一般的には5月頃に花径8センチ前後の青紫色の花を1~3個咲かせ、前面に垂れ下がった<外花被片>に網目の模様が入るのが特徴で、和名の由来になっています。
中国から渡来した<アヤメ>の仲間に、「逸早く咲く」ということで<一初>という品種がありますが、それではないかなと眺めておりました。
わたしが通っていました 「楠幼稚園」や「湊中学校」 は、少子化の影響で統廃合され、今はもう校舎も残っていません。
この3月で母校の「平野小学校」も閉校、ブログル仲間の <mokomoko> さんの母校である 「荒田小学校」 ・「湊山小学校」・「湊川多聞小学校」の4校が統合されて、元「湊中学校」跡地に、4月1日「神戸市立神戸祇園小学校」として開校します。
閉校も間近に迫り、ふと昭和43年3月の【卒業制作のタイル画】のことを思い出しました。
当時は6クラスあり、それぞれのクラスで100角の色タイルを一人1枚を削り、50枚の大きな壁画を作成しました。
1組は、神戸港の景色を作成しています。当時はまだ水上生活者の舟が神戸港にもたくさん浮かんでいました。
2組は、花電車(市電)と武者行列を描いており、「神戸開港100周年」の文字が刻まれています。来る2017年は「神戸開港」150年です。
3組は、鼓笛隊の図案です。
4組は、平野の町並みを描いています。当時は高層な建物もなく、皆瓦屋根の住宅が並んでいるのがよく見てとれます。
1組から順番に撮影していき、次は我が5組だと見ると6組共々ありませんでした。
良く見ますと花壇のレンガの色が違い、補修された跡が見て取れますので、破損したのか、残念な気持ちで落ち込みました。
撮影許可をいただくために職員室に出向いた際、タイル画のことを訊きますと移転されることはなく、廃棄処分になる運命のようです。
1915(大正4)年に開校、今年100周年を迎えていますが、校舎の壁面に「おめでとう100周年 ありがとう平野小」の垂れ幕の文字を見ながら、懐かしい校庭をあとにしてきました。
「ゴクラクチョウカ(極楽鳥華)」を花材として使用した<生け花>は、数多くアップしてきていますが、今年に入り【池坊】の <田中とき子>先生 が用いられていました。
大きな「葉」を真正面に据えての構成は、きれいだと感じました。
赤紫色の「ドラセナ」、白色の「小菊」との組み合わせですが、2本の「ゴクラクチョウカ」の鶏冠の黄色が映えて、落ち着いた雰囲気だと眺めておりました。
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