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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(126)『海と月の迷路(上)』大沢在昌(講談社文庫)

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今年の読書(126)『海と月の...
背k師遺産にもなりました通称「軍艦島」を舞台にしています。「軍艦島」を舞台にした小説は、<恩田陸>の 『pazzle パズル』 や<貴志祐介の 『ダークゾーン』 などがあり、高密度な「軍艦島」の廃墟をうまく利用していました。

ある料亭で、一人の警察官<荒巻>の退職祝いが行われていましたが、彼が若い頃に出向いた軍艦島での駐在員としての話しが語られていきます。

閉鎖的な島には、5千人の居住者が住んでいて、役職や所属に応じて、それなりに住み分けが行われていました。

ある日、中学2年の少女の水死体が発見され、<荒巻>は少女の事故死に疑いを持ち、独自に調査を進めますが、先輩の巡査長は、単なる事故死で処理しようと相手にしてくれません。
閉鎖的な階級社会の中で、捜査は、遅々と進みません。
#本 #読書

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『インターン!』@<吉田秋生>監督

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『インターン!』@<吉田秋生>...
優柔不断で自信のないヒロインが、学生向けのビジネス実践型プログラム「インターンシップ制度」を通して、成長していく姿を描く『インターン!』が、2016年11月5日より公開されます。

大学3年生の「川倉晴香」は、親友の「真希」に誘われて、ある会社のインターンシップ説明会に行きます。その帰り道、「晴香」は車にはねられそうになりますが、説明会に行った会社の代表取締役「牧野」に助けられ、「牧野」は病院の集中治療室で目を覚まします。

そこに死神を名乗る若い男が現れ、交通事故で死ぬ運命だった「晴香」を助けたことで、「牧野」が死ぬことになってしまったことを告げられます。「晴香」の未来を変えることで、「牧野」と「晴香」の命が助かると死神に教えられた「牧野」は、「真希」にひょう依して、「晴香」をサポートし、入社パスを手に入れることで、「晴香」の未来を変えることを思いつきます。

主人公の「川倉晴香」役をCMなどでも活躍するモデルの<新木優子>、親友「真希」役を<岡本杏理>、「死神」役を<佐野岳>、「牧野」役を<風間トオル>が演じ、監督は<吉田秋生>が務めています。
#ブログ #映画

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『溺れるナイフ』@<山戸結希>監督

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『溺れるナイフ』@<山戸結希>...
映画化された『ピース オブ ケイク』(2015年・監督: 田口トモロヲ)でも知られる漫画家<ジョージ朝倉>の同名少女コミックを実写映画化した『溺れるナイフ』が、2016年11月5日より全国で公開されます。

東京で雑誌モデルをしていた少女「夏芽」は、父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことになります。自分が求めていたものと大きくかけ離れた田舎での生活にがっかりする「夏芽」でしたが、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子「コウ」と出会い、彼の持つ不思議な魅力に心を奪われます。そして「コウ」もまた、この町では異質な「夏芽」の美しさに次第に惹かれていきます。

『あの娘が海辺で踊ってる』(2012年) ・ 『5つ数えれば君の夢』(2014年)など少女の過剰な自意識を描いた作品で注目を集めてきた新鋭<山戸結希>が監督を務め、『MOON CHILD』(2003年・監督:瀬々敬久 )の脚本担当の<井土紀州>が共同脚本。出演は「夏芽」役に<小松菜奈>、「コウ」役に<菅田将暉>が扮しています。
#ブログ #映画

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ファルコン入院記(13)縁あって(8)<中野>さん

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ファルコン入院記(13)縁あっ...
本日、仲良く雑談をさせていただいた、<中野>さんが、退院されます。

お仕事は、なんと酒屋さんで、携帯電話で、「はい、黒霧3本ですね。まいどありぃ」と喋られてい、した。お折り返しお店に連絡と忙しくにゅいんに関わらず忙しくされていました。

飲食店からのちゅうもんだとおもいますが、大将でないといけないようで、ひとがらのよさが会話によくでていました。

また。近くに寄った際には、お店を覗かなければいけません。
#入院

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ファルコン入院記(12)縁あって(7)<松崎>さん

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ファルコン入院記(12)縁あっ...
::本日で、隣のベッドにおられた<松崎>さんが退院されます。
一人住まいで、身の回りの世話をしてくれる人がいないということで、入院中は、病院のパジャマのレンタルと、紙パンツで過ごされ、洗濯物なしという入院でした。

同室の隣同士ということで、面白く雑談などさせていただきましたが、ご飯の心配もいらない入院生活がえらくお気に入りで、そういう人もいるんだなと驚きでした。

さて好きな日本酒を楽しまれているでしょうか。
#入院

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『ボクの妻と結婚してください』@<三宅喜重>監督

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『ボクの妻と結婚してください』...
<織田裕二>の4年ぶりとなる映画主演作で、2014年に舞台化、2015年にドラマ化もされた放送作家の<樋口卓治>による同名小説を原作とした『ボクの妻と結婚してください』が、2016年11月5日より全国で公開されます。

数多くのレギュラーを抱え、忙しい毎日を送るバラエティ番組の放送作家「三村修治」は、体に異変を感じて検査を受けますが、その結果は余命わずか6カ月の末期のすい臓がんという信じがたいものでした。放送作家として、世の中のさまざまなこと「楽しい」に変えて来た「修治」は、自分がいなくなったあとも、妻が前を向いて生きていけるようにと、ある企画を思いつきます。

それは、自分が死んだ後の妻の新たな結婚相手を探すことでした。

<織田裕二>が「三村修治」役を、<吉田羊>が妻「彩子」役を演じています。監督は、数多くのドラマを手がけ、 『阪急電車 片道15分の奇跡』 (2011年)で長編映画デビューの<三宅喜重>が務めています。
#ブログ #映画

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今年の読書(125)『尾根を渡る風』笹本稜平(講談社文庫)

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今年の読書(125)『尾根を渡...
警視庁捜査一課の敏腕刑事だった<江波淳史>警部補は、取り調べ中に容疑者が自殺したことにより、青海警察署の水根駐在所へと左遷されてきます。奥多摩での駐在所生活を描いたのが、第一作目の 『駐在刑事』 でした。

奥多摩で、旅館の跡取り息子<孝夫>や図書館の司書<遼子>との交際を通じて、穏やかな環境で、自分自身を取り戻していました。

そんな折、御膳山でいなくなったペットの犬の探索中、何者かが仕掛けた罠を発見。隣県では、殺人事件が発生しており、怪しい人物も目撃されており<江波>は、相棒犬<プール>と調査に乗り出します。

今年は、「山ガール」を主題にした<湊かなえ>の 『山女日記』 を読みましたが、
著者には、『未踏峰』 や 『偽りの血』 など骨太の山岳小説の素地があるだけに、山の描写は、安心して読めます。
#本 #読書

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今年の読書(124)『新宿魔族殺人事件』風野真知雄(文春文庫)

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今年の読書(124)『新宿魔族...
南町奉行<根岸肥前守>を主人公とする<耳袋秘話>シリーズとして、 『両国大相撲殺人事件』 に次ぐ、第七弾目が本書です。

<根岸>と仲のいい芸者<力丸>がやくざの<千蔵>の相手をしているときに、同じやくざの<岩吉>が殺される場面をみてしまいます。宿場町内藤新宿では、やくざの抗争がはげしく、その関連かと思われましたが、その後、老人の<昌三>や蕎麦屋の<万作>が同じ手口で殺されてしまいます。

<根岸?は、家来の<坂巻>を使い、15年前に伊豆山中で起こった一家5人殺しの事件とを関連づけていきます。隠し金山を守ってきた「風魔一族」の生き残り姉弟の悲しみ溢れる仇討事件を解決していきます。

巻末には、<根岸>の佐渡金山の佐渡奉行時代のエピソードを綴った短篇が収録されており、<根岸>の名采配が楽しめました。
#本 #読書

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『湯を沸かすほど熱い愛』@<中野量太>監督

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『湯を沸かすほど熱い愛』@<中...
<宮沢りえ>の『紙の月』以来となる映画主演作で、自主映画『チチを撮りに』で注目された<中野量太>の商業映画デビュー作『湯を沸かすほど熱い愛』が、2016年10月29日より全国で公開されます。

持ち前の明るさと強さで娘を育てている「双葉」が、突然の余命宣告を受けてしまいます。「双葉」は残酷な現実を受け入れ、1年前に突然家出した夫を連れ帰り休業中の銭湯を再開させることや、気が優しすぎる娘を独り立ちさせることなど、4つの「絶対にやっておくべきこと」を実行していきます。

会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ「双葉」役を<宮沢りえ>が、娘の「安澄」役を<杉咲花>が演じています。失踪した夫役の<オダギリジョー>のほか、<松坂桃李>、<篠原ゆき子>、<駿河太郎>らが共演しています。
#ブログ #映画

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今年の読書(123)『時限病棟』知念実希人(実業之日本社文庫)

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今年の読書(123)『時限病棟...
医師である著者らしく、天才女医<天久鷹央>を主人公とした、<天久鷹央の事件カルテ>シリーズがあり、『幻影の手術室』を読みましたが、ミステリーとしては内容が軽く評価は低めでした。

今回も帯に書かれた「究極のどんでん返し!」のキャッチフレーズが気になり手にしてみました。

臓器移植の違法行為で廃院になった病院で、「脱出ゲーム作家でもあるいしが、転落死するじこがあり、自殺か事故か不明のままに終わっていました。その病院に医師と関係する5人尾男女が監禁されている場面から物語ははじまります。

監禁者からのメッセージを、6時間内に解いていかないと爆発で死んでしまう状況の中、病院内での密室のサスペンスの開始です。

エンディングの終り方が、少々期待外れでした。やはりこの作家は2冊しか読んでいませんが、わたしには楽しめないようです。
#本 #読書

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