今回は、副タイトルとして<ジンジャー&あら挽き黒胡椒>とある【スパイシーチキンカレー】(105円)です。
多くのレトルト商品は300円以上していますが、これはなんと(105円)で、しかも「うまぁ~」と言いたくなるカレールーでした。
以前にも、カレー職人シリーズで、 【老舗洋食カレー】 を紹介しましたが、これも廉価の製品(105円)でしたが、安定した味わいでした。
辛さの中にもスパイシー感が出ていて、十分にお値打ち・お勧めの一品です。
低価格で充実したレトルト製品がありますと、高価格のレトルトカレーを買うのは、考えてしまいます。
以前に紹介した同社の 【うま辛カレー】 (298円)の「中辛」版です。
当然、「辛口」よりも辛くないのは分かり切っていますが、地場の神戸のメーカーですし、どう違うのかと興味がありました。
「辛口」では、<酸味が強い>との感想を述べましたが、辛さがマイルドな分、余計に<酸味>を感じてしまいました。
「リンゴペースト・醸造酢」の働きだと思いますが、この<酸味>は好みが分かれるところです。
「辛口」の原材料には、「香辛料抽出物」がありますが、「中辛」にありませんので、これが「辛口」のベースだと思われます。
同じ内容量(160グラム)で、カロリーは(289対257)キロカロリー、「辛口」が高めなのも香辛料の影響が出ているのでしょうか。
<フルーティーな味わい>とありますが、【フルーツカレー】 の方が数段味わい深い味です。
【太陽のトマトカレー】 に続いて、今回は【ふらの産トマトのチキンカレー】(298円)を試してみました。
キーマカレーと言えば牛肉ミンチですが、このカレーはチキンのミンチ肉です。
驚くほど細かいミンチ肉の大きさで、肉の食感を強く感じることはありません。
良くいえば、スープ状のルーと一体感が、逆に出ていると思います。
パックを開封したところ、油脂が分離状態で、よくかきまぜないといけないのは、考えものです。
化学調味料無添加はいいのですが、トマトの甘みと酸味、「トマトカレー」と知らなければ、分かりづらく、もう一工夫ほしいなと思わせる味です。
カゴメの【太陽のトマトカレー】には、足元にも及びません。
レトルトカレーとして、「ビーフ」と「チキン」・「手羽先入り」等は食べてきましたが、「ポーク」は初めての登場だと思います。
湘南で育った豚肉を使用した、【サザンポークカレー】(333円)を選んでみました。
パッケージは湘南海岸の夕日でしょうか、茅ヶ崎の雰囲気がよく出ています。
小麦粉を使用しているので、トロミ感のあるルーの仕上がりで、1.5センチ角の「ポーク」が数個入っており、玉ねぎは原形を留めています。
白い粒々は生姜らしく、辛さ表示はありませんが、一般的な「中辛」の範囲で、辛くはありません。
「異性化液糖」「蛋白加水分解物」「酵母エキス」等、他のカレーでは見慣れない原材料名が使われているようで、どうかなぁと思いながら食べておりました。
レトルトカレーも40品以上を食べてきますと、手頃な価格の製品が少なくなってきました。
価格的なことを考えなければ、高級な製品はまだまだありますが、B級グルメ派としてはなるべく(500円)以下にしようと、心がけています。
今回の【こだわりビーフカレー】(312円)は、「そごう神戸店」で第1位の人気商品という札があり、購入してみました。
30種類のスパイスとオリジナルカレーパウダーを、鶏がらスープをベースに国産牛と玉ねぎをたっぷりと加えて煮込んだルーです。
「ルー」というよりは、「スープ」に近い感じでいただきました。
やわらかめのご飯だと、相性は良くないかもしれません。
取り立てて味に特徴はなく、百貨店ということで、(1000円)近い価格帯としては廉価で、<化学調味料、エキス類は一切使用していない>のが、売れている要素かなと思いながら、食べておりました。
「レトルトカレーシリーズ」も、切りの良い40回目になりました。
多くの「レトルトカレー」が発売されていますが、今回はこの「レトルトカレー」を、1968(昭和43)年2月12日に、世界初の市販用として発売された大塚食品の【ボンカレーネオ】(198円)です。
松山容子のパッケージのイメージが強いのですが、デザインも一新されていますので、「ボンンカレー」のイメージと食い違います。
笑福亭仁鶴のテレビCMで、「3分間待つのだぞ」の台詞が一世を風靡した記憶があります。
現在の【ボンカレーネオ】はお湯でも温められますが、箱のフタを開け、そのまま電子レンジで2分で食べれるのには、驚きました。
粗挽き唐辛子と黒胡椒の効いた辛さですが、やはり家庭的な印象があるのでしょうか、辛口といえども程度は低めです。
230グラムと、一般のカレールーの量よりは多めで、じゃがいも・牛肉とも具材は楽しめました。
じゃがいもに関して、<非遺伝子組換え>と表示してある製品はこれが初めてで、企業の取り組み方が伺え、好ましく感じました。
トマトカレーとして初めて登場するのは【太陽のトマトカレー】(228円)です。
牛丼「松屋」の 【トマトカレー】 もおいしかったのですが、水の代わりにホールドトマトを使うのも一般的なレシピですから、相性はいいはずです。
完熟トマトを2.5個分使用とありますが、ダイストマトの果肉感もあり、香辛料のスパイシーなルーとは違った味わいで、三ツ星の味です。
丁寧に炒めた<たまねぎ・にんじん・セロリ>の香味野菜と、大きめにカットされたバジルが、なんともいえぬコクを出しています。
ガラムマサラの隠し味、レッドペッパーの辛さが熟したトマトとよく溶け込んでいて、お勧めできます。
箱の裏には、<カレーパスタ>のアレンジメニューがありますが、パスタソースとしても十分に高評価できます。
さすが、「トマト」を知り尽くした「カゴメ」の製品だと感心しました。
豚肉や牛肉のミンチでの「キーマカレー」は大好きなカレーですが、レトルトカレーとして初めての登場です。
今回は明治の【銀座キーマカリー】(178円)を試してみました。
「中辛」とありますが、一般の「中辛」味に比べて、辛さは強いように思います。
同じ明治の 【銀座カリー】 もそうでしたが、幾分他の製品よりは、辛さがいい感じです。
パッケージ箱の写真のように、ミンチ肉は大きくはありませんが、コクとスパイシーさはよく出ているルーでした。
中身のパウチ袋には、【銀座カリー】と同様、川柳が印刷されていますので、これを楽しみに集めている人がいるでしょうねぇ。
惜しむらくは、一般の200グラムよりは少ない150グラムの内容量が、残念です。
先日は、 「神戸ワイン」新酒【MINORI】 のコメントを書きましたが、今日のレトルトカレーはその「神戸ワイン」を使用した【神戸ワインカレー】(367円)です。
地元神戸のメーカー製品かと思いましたら、 【神戸北野亭ビーフカリー】 の発売元と同じ境港市の<鳥取缶詰>製造でした。
レトルトパウチを開封しますと、わずかにワインの香りがしました。
「神戸ワイン」と<玉ねぎ・じゃがいも・にんじん>の裏ごし野菜で煮込んだルーになっています。
「辛口」とありますが、辛さを感じることはありません。
赤ワインがどの程度入っているのかは不明ですが、知らなければワイン入りとは分からない風味です。
食べ終わったあと、口中にタンニンの渋みが残り、後味はあまり良くありません。
5年ほど前、「神戸ワイン」の在庫がたまりすぎて、90万本ほどのワインが酒造メーカー等に激安で売却された経緯がありました。このカレーもそのような経過でメーカーに販売されている可能性もあり、複雑なおもいで食べておりました。
日本のカリー文化発祥のお店として、カリー作りを「極める」と銘打たれたシリーズ【骨付鶏肉カリー】の登場です。
税込(500円)という贅沢品ですが、今回は キャンペーン に当選しましたので研究費(?)が一食分助かりました。
同じ「極める」シリーズの 【牛肉カリー】 のルーとは、明らかに違う色合いと味です。
ヨーグルト味がよく効いたルーで、コクと甘みを感じます。
好み的には、スパイスのよく効いた 【牛肉カリー】 が好みですが、こちらも悪くはありません。
大きな骨付き肉1個と、大きなジャガイモが2個入っていました。
具材が大きい分、一般のレトルトカレーよりも加熱時間を長めに取るのがいいとおもいます。
「スパイスはインド料理の命」が信条だけに、なかなかいいお味のルーの出来ばえで、さすがです。
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