江崎グリコの<カレー職人>シリーズ、 「老舗洋食カレー」 「スパイシーチキンカレー」 「インド風カレー」 と食べてきましたが、どれも廉価な割に、おいしいと感じさせるカレールーの出来ばえでした。
今回は、【カレー職人】(105円)とシリーズの名を冠したレトルトカレーでしたので、かなりの期待度で臨みました。
<あめ色たまねぎと牛肉のコクと旨み>とのセールストークですが、カレーに関していえば、<コクと旨み>はビーフシチュー的な味わいで、同時にホテル系(欧米風)の味が多く、あまり好きではありません。
予測通り、小麦粉ベースのドロッとしたカレールーの出来ばえで、辛さも足りませんでした。
「バナナ」の隠し味もあるのでしょうが、スパイシーさに欠けます。
折角お気に入りの<カレー職人>シリーズでしたが、次回を期待したいと思います。
関西人としては、奥深い響きのある「こってり」という言葉に弱く、手にしてみました【こってり濃厚ビーフカレー】(105円)です。
小麦粉や還元水あめの仕様は予測できますが、確かにトロットした感じは「こってり」感一杯でした。
<玉ねぎ・人参・生姜・にんにく>の原形が感じられるカレールーは、具材の存在感があり悪くはありません。
中辛の表示ですが標準的なレベルで、パンに詰めればカレーパンの素になりそうな、コクのある味わいでした。
中途半端にスパイスの効いた味付けのカレーよりも、廉価の割にはよくまとまっているカレー味に仕上がっているとおもいます。
「タイカレー」と一般的には呼ばれていますが、正確にはカレーではなく、タイ料理の「ゲーン」と呼ばれる多様な汁物の中で、香辛料を効かせた料理を、外国人向けにカレーと呼んでいます。 パッケージの「タイ風カレー」という表記、正しくて感心しました。
タイ三大カレーとして、「グリーン・レッド・イエロー」とありますが、 「グリーンカレー」 は他社の製品ですが一度食べてみて、「甘さ」に閉口しました。
今回は、パッケージの色に引かれて【レッドカレー】(105円)です。
ココナッツミルクを用いますので、わたしにはこの甘さが耐えられないのですが、<レトルトカレー>シリーズと割り切りました。
【レッドカレー】は香辛料として、一般的にはキダチトウガラシの一種である「プリック・キー・ヌー」の完熟した実を使用するために「赤色」になり、未熟な青い段階の「プリック・キーヌー」を使用しますと、「グリーンカレー」になります。
鶏肉とタケノコが具材として使われていますが、煮込み具合は悪くありません。
ただ、ココナッツミルク味は、やはりわたしには「甘く」て向いていない味だと、改めて再認識させられました。
普段朝食を食べないところ、今朝は 「万里」の<醤油ラーメン> を食べましたので、お昼ご飯時ですが、あまりおなかが空いていません。
シリーズで食べてきています、<インスタント麺>や<レトルトカレー>の新製品がないものかとスーパー【コーヨー】を覗きましたら、「今週のおすすめ商品」としてサンドイッチが目にとまり、軽めでいいやと買い求めました。
鹿児島県特産の「茶美豚(ちゃーみーとん)」を使用したサンドイッチです。
日本のブランド豚として、大ヨークシャー種・デュロック種・ランドレース種の三元交配種で生まれ、緑茶粉末やカテキンをまぜた餌で飼育していますので、「茶」の名が付けられています。
トマトとキュウリのバランスも良く、これでなんとか夜まで持ちそうです。
「ペッパー風味」と「ハードな辛口」の文字に引かれて購入しました、【ペッパー風味のブラックカレー】(168円)です。
辛さ表示も5段階の「5」ということで。期待したのですが、思わしくありませんでした。
カレールーは、やや小麦粉感があるとろみっぽい感じで、色合いは確かに濃い感じがしています。
「ペッパー風味」、幾度も味実をしてみましたが、正直これかなという感じは分かりませんでした。
唐辛子の粉のような赤いモノが、チラリホラリと見受けられます。
牛肉も堅めの歯ごたえで、無い方が無難かなと感じました。
<レストラン用>と表示されていますが、この肉では一口食べてレトルトカレーだと見抜かれてしまいます。
価格的にはこんなものかなという、レトルトカレーでした。
パウチのルゥーをお皿に開けますと、確かに野菜類が多く入っている感じのする【ベジタブルキーマカレー】(105円)です。
辛さ5段階の「4」表示で辛口とありますが、辛くはありません。
細かく刻んだ玉ねぎとにんじんのブツブツが沢山で、ひき肉に見せかけた<粒状植物性たん白>の食感も面白く、フェイクモノですが違和感はありませんでした。
(105円)の販売価格を考えますと、本物のひき肉は難しいと思います。
<唐辛子の辛さをいかした辛口タイプ>と書かれていますが、カレールゥーの色合いも普通で、唐辛子を含んでいるとは感じられませんでした。
少し少なめ(180グラム)のルゥー、価格、辛さと内容を評価しますと、私の採点は67点で、「良」までは届きません。
<カレー職人>シリーズ、3品目の【インド風カレー:チキンバターマサラ】(105円)です。
低価格のシリーズですが、食べてきました 「老舗洋食カレー」 「スパイシーチキンカレー」 はどちらも十分にお値打ちの味でした。
トマトとバターのコクを効かせたとありましたので、甘めの味付けかなと思いましたが、ガラムマサラの効果でしょうか、スパイシーなカレールゥーに仕上がっています。
「とろみ」が弱めですの、カレースープの感触で楽しめました。
ポツリポツリと鶏肉が入っていましたが、無くてもルゥーとして十分な出来ばえです。
カップラーメンやレトルトカレーといったインスタントなお昼ご飯が続きますと、懐かしくなるのが【きはた】さんの「お昼の定食」(600円)です。
本日は午前中に裁判所の仕事があり、その帰りに寄りました。
「お昼の定食」は具沢山の内容で、バランスよく配膳されていますので、いつもおいしくいただいています。
本日の内容は、<トンカツ・チキンクリームスープ・出汁巻き・ハンペン・まな鰹の煮付け・貝の炒め物・タコとキュウリの酢味噌和え・豆腐と大根・わかめの味噌汁>でした。
味の良いお弁当を楽しむことで、裁判所のいやな争いごとの気分転換にもなります。
本日のお弁当の彩どりに使われていた「葉」は、<ナンテン>でした。
なにが「インド風」なのか分からないまま、前回の 「JAL:インド風キーマカレー」 に次いで、またもや【インド風カレー】(105円)の登場です。
サブタイトルに、<ひき肉とガルバンゾとマッシュルームのカレー>とあります。
隠し味の、<チャツネ・リンゴペースト・ココナッツペースト>の為に、口の中に若干甘味が残るカレールゥーですが、悪くはありません。
ただ、ガルバンゾ(ひよこ豆)が余分な甘みを引き出すようで、手間ですが、カレールゥーから取り出してていただきました。
あえてガルバンゾを入れなくても、本来のひき肉と野菜だけのシンプルな「キーマカレー」として売り出す方が、いい味ではないかなと感じました。
レトルトパウチは、電子レンジ対応の仕様です。
おそらく、JALの機内食のれとるとカレーとして開発されたものだと思います。
<カレーデスカイ>と銘打たれた、【インド風キーマカレー】(198円)です。
機内食として、特別な味付けではないだろうとの予測通り、標準的といいますか、無難な味わいの「キーマカレー」でした。
玉ねぎと鶏肉のバランスも悪くはなく、カルダモンの香りがするカレールゥーでした。
フルーツチャツネ、ココナッツミルク、リンゴ抽出物等が隠し味で入れられていますので、口当たりは滑らかでした。
「優等生」として、特に指摘する悪いところもないですが、逆に個性は感じられません。
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