今回の【黒毛和牛のビーフカレー】(525円)は、「佐賀牛カレー」(580円)につぐ高価なレトルトカレーです。
大阪市内には数店舗「三田総本家カレーの店」が営業されているようですが、お店で直接食べる機会はいまだ実現しておりません。
お店ですと、「黒毛スマートカレー」が(650円)ですので、レトルトカレーの価格とそう違わないのに驚かされます。
ルーは濃厚な感じで、良く言えば野菜や果物がじっくりと煮込まれていると言えるのですが、小麦粉の感触も強く、微妙ですね。
箱書きには「辛さ」表示がありません。ごく普通の辛さです。
一番の驚きは、お肉がスライス肉を使用しているところです。
これだと確かに肉自体が固くなることはないのですが、高級品としては、なんだか淋しく感じました。
「黒毛和牛」と謳うのであれば、角切りの大きめのお肉が2個程度いいですから、「これだ」という内容で楽しませていただきたいものです。
「ハウス」、「グリコ」、「MCC」と名の通ったメーカーのレトルトカレーを食べてきていますが、老舗の「S&B」の紹介がまだでした。
本日のカレーは「ディナーカレー:フオン・ド・ボー」と、なにやら豪華な商品名です。
2種類のフォン・ド・ボーを使用しているとかで、上質なコク、濃厚で香り豊かな味わいが売りのようですが、確かにカレールーというよりは、ビーフシチューに近い趣きがありました。
マッシュルームも味わい深く、ご飯ではなくパンに適しているかもしれません。
隠し味にバナナも入れてありますので、スパイシーなカレーを求める方には不向きかもしれません。
本日のお昼は、辛さ20倍の【LEE】です。
高温で深煎りした焙煎唐辛子と蛾焙煎黒胡椒をブレンドしたルーで、辛さとコクを引き出しているとか。
私の場合、レトルトカレーはご飯と一緒に食べることはあまりなく、スープ扱いでパン等と食べています。
レトルトカレーに辛さの追求はヤボな事だと割り切っていますので、これも平均的な辛さだと思いながら食べておりました。
以前は【LEE30】という、唐辛子の「ジョロキアソース」が付録に付いたレトルトカレーがありましたが、万人受けでないのか店頭で見かけなくなりました。
元オリエンタルホテル総料理長の石坂勇さんのこだわりレシピで作られた【神戸カレー】が、レトルトパックで出ていました。
旧居留地にありました神戸オリエンタルホテルは、阪神・淡路大震災で被災するまで、神戸青年会議所の月例会場でした。
定刻までに顔出しできれば、例会会場で夕食が食べれますが、遅刻しますと、食事ができません。
そんなとき、1階にありましたレストランで良く注文したのが、裏メニューの「ステーキカレー」です。
カレールーの上に、スライスされたステーキ肉がのり、豪華さがありました。
カレーですので早く食事を済ますことができますので、とても重宝でした。
トマトベースの酸味が効いた、色目も赤系のカレールーです。
玉ねぎの甘みもしっかりと出ていますし、香りも良く、遅刻するのが楽しみでもあった時代の懐かしい味です。
数多くあるレトルトカレーから、今回は【カリー屋カレー】を選択しました。
「29種類のスパイスと深みのあるコク」というコピーの「29種類のスパイス」という部分に引かれました。
カレースパイスとしては、ウコン、クミン、コリアンダー、ナツメグ等の素材が思いつきますが、29種類のスパイスとはどんなものかとパッケージの原材料名を楽しみに見てみますと<カレーパウダー>としか書かれていません。
他の買い置きのレトルトカレーの原材料名を見ますと、<カレー粉>だけの表示が多いようです。
んん〜、原材料名はちゃんと表示されているとばかり思っていたのですが、なんだか中途半端で、がっかりしました。
企業秘密の部分が絡むのかもしれませんが、本当に29種類入っているのか、確かめようがないですね。
カレー大好き人間ですので、神戸市内の大体のカレー店舗は把握しているつもりです。
今回、【神戸北野亭ビーフカレー】(304円)という名称のレトルトカレーを見つけました。
神戸の観光地として異人館で有名な場所が、北野町界隈です。
「神戸北野亭」という名称、さもありなんな店名ですが架空の店名で、うまいネーミングに驚きます。
実際にあるカレー専門店が、販売しているようなイメージを与えるのはどうかなぁと思いますが、技ありですね。
「港町神戸ならではのハイカラな味わい」とのキャッチフレーズが書かれていますが、発売元はなんと「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な鳥取県境港市の鳥取缶詰株式会社さんですので、改めて驚きました。
暑いこの時期には、不思議とカレーが食べたくなります。辛さが強烈なカレーが好みなのですが、なかなか「これだ」というのには当たらないですね。
長い間「辛さ」だけにこだわって食べてきましたが、カレーそのものの歴史までを考えることはありませんでした。
数多くのレトルトパックの製品が出ていますが、今回初めて新宿【中村屋】さんのレトルトパックを手に取り、日本のカレー(カリー)の発祥のお店だと知りました。
インド独立運動の志士ラス・ビハリ・ボースが、日本への亡命を手助けしてくれた新宿中村屋創業者<相馬>夫婦に心をこめてふるまった祖国のカリーが、「純印度式カリー」の始まりだとか。
レトルトパックのカレーのお肉、ほとんどのメーカーさんのはジャーキーみたいに固くて小さくて、食べようとは思いません。
今回の「インドカリー」は、箱のイラスト通りで、大きくて柔らかい角切り肉でした。
昭和2年から受け継がれている味、なるほどなと感じながら頂きました。
開幕戦から出足の良かった阪神タイガースも、中日にまさかの3連敗。
それでも、まだなんとか勝率5割というのが、ご愛嬌でしょうか。
明日から、いよいよ今季初めての本拠地甲子園球場での試合が始まります。
しかも対戦相手は、巨人ということで応援にも気合いが入ります。
タイガースの3連勝を期待しつつ、今夜はカツを乗せて、【阪神タイガース(勝つ)カレー】で前祝いです。
2001年にはじまったBSE対策事業としての国産牛買取の悪用にはじまり、産地偽装へと続く牛肉偽装事件が話題になりました。
日曜日の休みですので、お昼は簡単に済まそうとレトルトのカレーが用意されていました。
「佐賀牛カレー」とあり、珍しいので、箱を眺めていましたら、たいそうな個体識別番号まで記入されています。
番号を付けられていても、消費者側としては意味が分かるわけでもなく、明記しないといけない風潮もおおげさなことだと感じています。
ちなみに1箱650円。結構いいお値段です。
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