レトルトカレーシリーズに登場している新宿中村屋さんの キャンペーン に応募していたのですが、運よく「C賞 10周年記念商品「極める」カリー6個セット」が当たり、箱詰めで送られてきました。
「極める牛肉カリー」 と「極める骨付鶏肉カレー」の2種各3個づつです。
「骨付き鶏肉カリー」としては、大阪難波の自由軒さんが 「黒ラベルカレー」 で手羽元の骨付きを出されていますが、中村屋さんはどのような出来ばえなのか、楽しみです。
ご当地神戸のメーカーのようですが、知りませんでした。「脳裏に焼きつく!」という大げさな表現は、やはり関西風のキャッチフレーズかなとおもいます。
【うま辛カレェ~】、メタルチックなパッケージですが、中身のレトルト袋は対照的に、真っ白で何もプリントされていません。
(298円)という、やや高級品です。
ルーの内容量が、160グラムと一般の200グラムに比べますと、2割減でのこの価格、よほど満足させる味でないとカレーではありませんが、辛口批判に成らざるを得ません。
牛肉は、レトルトとしては合格点ですが、ルーがスープッぽいのがまず気になりました。
香辛料の辛さではなく、強い酸味感が残り、脳裏に焼きつく辛さではありません。
原材料名を確認しますと、りんごペースト・醸造酢・しょうが等が使用されています。
標準的な量だと、酸味の後味が尾を引き、食べきれなかったかもしれません。
「激辛・大辛」の表示のあるレトルトカレーも、色々と食べてきましたので、目新しい製品がいつもの購入先では見つかりません。
今回は「ドミグラソース仕上げ(中辛)」のルーを選んでみました。
ドミグラソースと言うことで、辛さは別として、非常に滑らかな味わいのカレールーに仕上がっています。
具材も、たまねぎがたっぷりと原型を残したまま入っていますので、たまねぎベースのルーと良く溶け合い、奥深さが出ています。
隠し味の赤ワインの風味も、ほんのりと感じられ、洋食屋さん仕立てのイメージを確かに感じることができました。
低価格の(105円)のルーですが、この味と内容、十分に値打ちがある一品だと思います。
前回の(32)も、タレント 「たむらけんじ」 のカレーでしたが、今回は「浜村淳」の登場です。
関西の方なら、一度は聴かれたことがあると思いますが、毎日放送ラジオで昭和49年から37年間、朝の番組でパーソナリティーを務めています。
大阪らしく赤色基調の派手なデザインのパッケージです。
自分で購入したわけではなく、いただき物のカレーですが、一口食べて驚きました。
ジャガイモ、ニンジン、スジ肉はそこそこの大きさですが、なんともいえないルーの味で、シャブシャブのルーです。「涙のスパイス」という唐辛子パックが付いていますが、ベースの味が悪くては、カバー出来るものではありません。
わたし的に表現すれば、<あまり客が入っていないうどん屋さんの煮詰まったうどん出汁に、カレー粉を入れた味>です。
調べて驚きました。価格は(525円)でした。
ハチ食品【たっぷりビーフカレー】、 めいらく【シェフのカレー】 等が(100円)前後の価格で頑張っていることを思えば、「何を考えているんだろう」という感じです。
タレントの名前だけで興味本位で売れるのでしょうが、王道のカレーの味を追求してほしいと思います。
レトルトカレーも数えて(33)まできましたが、第33位の評価ランクです。
吉本興業所属のお笑いタレント「たむらけんじ」が、大阪浦生、南船場、そして名古屋のサンシャイン栄に焼き肉のお店を出しています。
芸能人が経営しているということで、賑わっているようですが、個人的には興味はわきません。
最近はラジオショッピングなどで、焼き肉の通販をされているようで、幅広い経営方針なのか、レトルトカレーの世界にも進出のようです。
お湯で温めパウチから出して驚きました。ルーの上に、ラー油状の脂がこってりと浮いています。混ぜても分離した状態で、ルーと一体化しません。
宣伝文句の「お肉が入った」と言うことで、確かに2センチ角大のお肉が5~6片入っていますが、肉の味を引き立たせるためでしょうか、食用油脂がたっぷりと使用されているのが気になりました。
取り立ててルーとして特筆すべき特徴もなく、ネーミング料込みとしても(500円)は、価格に見合っていないようです。
製造元は、正しくは「名古屋製酪株式会社」さんですが、「スジャータ」の会社と言う方が分かりやすいと思います。
多くのレトルトカレーの辛口がありますが、たいていは「5段階表示」で「5」というのが多いのですが、この【シェフのカレー】(98円)は「6段階表示」で「6」という表示をしていますので、がぜん興味がわきました。
サブに書かれた<黒胡椒ととうがらしのホットソース>という表現も、期待が高まります。
(98円)という値段のわりには、馬鈴薯や人参、牛肉等が結構入っています。
辛さ的には、まだまだ研究の余地がありそうです。
口当たりは「マイルド」な感じで、後味としてかすかに「黒胡椒」を感じる程度です。
値段的に廉価ですので、中途半端なレトルト製品よりは、お勧めです。
日本で初めて国産カレー粉を作ったことで有名な「ハチ食品」さんの【たっぷりビーフカレー】(105円)を買ってきました。
以前同社の <カレーうどんの素> を期待して食べてみたのですが、大阪本社の割には関西風の味付けでなく、ガッカリしました。
レストランなどの業務用に強いと聞いておりますが、一般受けする味なのか興味がありました。
「3種類のカレー粉を使用し、・・・」とありますので、スパイシーなイメージを持ちましたが、残念ながら期待外れでした。
わたしには「塩味」が強すぎるルーの味付けで、「原材料名」を確かめますと、「食塩」が「カレー粉」よりも前に書かれています。
「3種類のカレー粉」よりも「食塩」の分量が多いとは、不可思議な成分割合です。
ただ、一般のカレールーは200グラムが多いのですいが、250グラムと量があり、牛肉も存在感がありますので、若い人には向いているかもしれません。
黒紙の光沢紙に金色の「極める」という文字のイラスト、見るからに高級感あふれるパッケージです。
カリー(カレー)文化発祥の新宿中村屋さん、色々なレトルト製品があるようですが、今回は【インドカリー】以来の登場です。
【極める牛肉カリー】(485円)、名に負けずコクのあるスパイシーなルーに仕上がっています。辛さ表示は5段階の4ですが、スパイシー感を出すためには、このぐらいの辛さがちょうどいいのかもしれません。
牛肉は、一度グリルして煮込まれていてとてもやわらかく、量も入っています。
なめらかな均一のルーではなく、タマネギやニンニクのみじん切りの状態を残しているルーで、この歯触り感が味わい深い趣を出しています。
ワンコインに近いお値段ですが、カレーポットに入れて食べるのが似合いそうな、香り高いルーでした。
「ガツンと強烈な刺激!」という言葉に引かれてのレトルトカレーです。
パックの手触り感がゴリゴリしていますので、じゃがいも等の具材が大きいのがすぐに分かりました(肉はお情けで入っています)。予想通り、じゃがいも、人参、学生食堂のカレーという感じで入っておりました。
このカレーには、「ぶっかけ特製ラー油パック」と「ぶっかけトッピング」というふたつのトッピングが付いています。
「ぶっかけトッピング」というのは、こがしニンニクの粒々で、唐辛子の輪切りが混ざっています。
まずはオリジナルのカレーだけで味見をしてみましたが、ごく標準的な味です。
甘口好みの方には、このままでも少し辛いかも知れません。
ふたつのトッピング、開けて掛けてみました。
ニンニクの量が中途半端ではありません。振りかけて食べますと、ルーの味よりもゴリゴリという食感が強く出ます。
やや辛味は増したと思いますが、カレーとしての評価は難しい味わいでした。遊び心のある、カレーの番外編と考えた方がいいように思えます。
食事後、人前に出る機会がある人は避けた方が無難で、口中にニンニク味が残るカレーでした。
正直、この【チキングリーン】(346円)を、アップするのを考え込んでしまいました。
何がしかのいいところがあればいいのですが、非難的なコメントになりそうだからです。
でも、ま、一つの記録として残そうと思います。
箱にはモンドコレクション2年連続金賞とありますが、2011年度も金賞を受賞していますので、3年連続となり、「インターナショナル・ハイクオリティー・トロフィー」も獲得しています。
タイカレーの特徴は「ココナッツミルク」が基本です。
「辛さの中の甘みを感じる深みのある味」だそうですが、私的には「甘みの中の甘み」にしか感じられず、ミルクスープなら分かりますが、これをカレーと称していいものかどうか悩むところです。
バジル、こぶみかんの葉・緑唐辛子等の香辛料は感じられますが、甘さが勝り、口に合いません。
モンドセレクションの金賞という意味合いを考えると、わたしの舌の基準が世界標準ではないようです。
味の好みだけは個人差があり仕方ないことだと、改めて認識させてくれたという意味合いでは、いい機会でした。
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