<アジサイ>は神戸市の「市花」ですので、市街地でもお花好きの皆さんが、鉢植えやプランターなどで栽培されています。
神戸市立森林植物園では、「ヤマアジサイ」の一種である「シチダンカ」という「幻のアジサイ」が満開を迎えています。
「シチダンカ」は、幕末に来日した<シーボルト>が『日本植物誌』の中で紹介した品種として知られ、長い間「幻のアジサイ」とされていましたが、1959(昭和34)年に六甲山中で発見され、それ以降大切に栽培されてきています。
「幻のアジサイ」ではありませんが、現在の品種改良の技術でしょうか、緑色と淡い赤紫色の二色の花弁(蕚)の<アジサイ>を見つけ、その色合いの面白さに、しばし足が止まりました。
< 2014年5月31日 >
< 2014年6月30日 >
5月には3枚の新しい「葉」が顔を出し、しかも既存の葉の2~3倍の長さに成長、野生で見かける【ノキシノブ(軒忍)】の大きさと遜色がなくなりました。
今月は橙矢印の「葉」が大きく成長、根元の赤矢印の先に2センチばかりの新しい「葉」が芽を出してきています。
赤矢印の「葉」も、ここニ三日で急に出てきました。
今月は報告すべき事項がないかなと諦めていたのですが、新しい「葉」が芽を出してくれたようで、また7月の観察が楽しみになりました。
住宅街を歩いていますと、歩道に「ツバキ」のように花が数個散らばっていました。
逆光のなか、塀越しに見上げますと、八重咲きの【花ザクロ】でした。
ザクロ科ザクロ属の落葉小高木で、ザクロ科には本種の「ザクロ(石榴)」と「ソトコラザクロ」の2種しかありません。
日本には中国から923年に渡来したようで、地中海東部から北西インドにかけてが原産地とされ、「ザクロ」の園芸品種として<古典園芸植物>のひとつにされています。
「ザクロ」は初夏に鮮赤色の<蕚・花弁>とも6枚の花を咲かせ、<オシベ>が多数あります。
八重咲きは、その<オシベ>を花弁に改良したものですから、受粉させることはできませんので、本来の果実が実ることはなく、あくまで鑑賞用の【花ザクロ】です。
路傍や空き地で、白い花を咲かせている野草の【シャク(杓)】です。
セリ科シャク属の多年草で、葉の形状が「ニンジン」に似ていますので、別名「ヤマニンジン(山人参)」と呼ばれています。
茎は直立し、草丈1メートルを超えるほどに成長し、葉は互生、長い柄があり、小葉は細かく裂けています。
花期は5~6月頃、茎頂から分枝した先端に複散花序をつけます。
花径は2~3ミリと小さく、白い5弁花ですが、花の外側の2弁は、他の花弁よりも大きい形状が特徴的です。
地植えにしますと、黄色いカーペットを敷き詰めたように見える【ダールベルグデージー】ですが、吊り鉢から寂しい感じで顔をのぞかせていました。
キク科ティモフィラ属の一年草で、花後には枯れてしまいます。
テキサス~メキシコを原産地とし、旧属名の「ディッソディア」、現在の属名の「ティモフィラ」でも流通しているようです。
花期は4~10月頃と長く、草丈20~30センチ、花径1~1.5センチ程のキク科らしい姿の黄色い花を咲かせ、葉は針状に細かくて繊細な形をしています。
下向きに咲く姿がきれいですので、鉢植えなどでも見かける<フクシア>ですが、よく目にする品種は、赤紅色の<蕚>と紫色の花弁を持つ 「フクシア・レギア」 です。
アカバナ科フクシア属の植物で、属名はドイツの植物学者<レオンハルト・フックス>にちなんでいます。
南米の熱帯・亜熱帯地域に原種として100種ほどが自生、今では園芸品種が700種を超えているようで、写真の<フクシ>は、珍しく白色の<蕚>に、赤紫色の花弁の花姿で品種名は分かりませんでした。
古代インカで「女王の耳飾り」と謳われたアンデスの名花ですが、さもありなんという花姿です。
【ナンテン(南天)】は、「難転(難を転ずる)」ということで、植えるのは門口や便所の横、鬼門がいいとの俗信を生み、各地各説があるようです。
メギ科ナンテン属の常緑低木で、樹高2~3メートルになり、原産地は中国、漢名の「南天燭」を略して和名としており、幹の先端にだけ葉が集まって付く独特の樹形をしています。
初夏に茎の先に花径6ミリほどの白色の花を咲かせ、反り返るような6枚の花弁と6本の黄色い<オシベ>が特徴的です。
花後には、晩秋から初冬にかけて赤色の実を実らせますが、園芸品種としては、白色の実の「シロミナンテン」、紫色の「フジミナンテン」、黄赤色の「ウルミナンテン」など、多彩な実の色で楽しませてくれます。
細長い葉を、優雅な曲線を描きながら放射線状に伸ばし、「ランナー(ほふく茎)」と呼ばれる細い茎を長く伸ばしてその先端に子株を付ける【オリヅルラン】です。
その子株の姿が、折り鶴をぶら下げたように見えるところから、和名の「オリヅルラン(折鶴蘭)」の名前が付けられています。
リュウゼツラン(ユリ)科オリヅルラン属の多年草で、春から夏にかけて、「ランナー」の節から白色の花径1センチほどの小さな6弁花を咲かせます。
鑑賞用植物として、葉の外側に白い斑がはいるのを「ソトフオリヅルラン(外斑折鶴蘭)」、葉の中央に斑が入るのを「ナカフオリヅルラン(中斑折鶴蘭)」と呼び分けて流通しています。
植え込みの中で、種子の鞘を実らせている植物を発見しました。
総状花序の形態と、9~13枚の掌状の複葉ということで、 【ルピナス】 だと分かりましたが、咲いている時の花色は不明です。
マメ科ルピナス属の多年草として、根生葉の形状から和名では「ハマメウチワ(葉豆団扇)」とも呼ばれています。
花姿は、マメ科らしい蝶形で多数の花を下から順番に咲かせ、花後には「枝豆」のような鞘が多数でき、中に豆(タネ)が入っています。
鞘が茶色く変色し、タネが散らばる前に採集したいところですが、気になるところです。
身近によく見かける【テッポウユル(鉄砲百合)】ですが、いまだ取り上げていないことに気づきました。
ユリ科ユリ属の多年草で、ラッパに似た形の筒状の白い花を横向きに咲かせ、花期は4~6月頃、花筒の長さは15センチ程度、花径5~6センチほどの大きさで、花弁が6枚に見えますが、根元がつながっており雌雄同花です。
日本の南西諸島や九州南部が原産地、本州以東は園芸用に導入された品種です。
よく似た花姿の<ユリ>に 「タカサゴユリ(高砂百合)」 、別名「ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)」がありますが、本種の方が葉が太く、開花の時期も7~8月と本種よりも遅めの開花時期です。
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