ファルコン植物記(1209)緋色の花【サルビア・ミクロフィラ】
7月
6日
原産地はアメリカ南部・メキシコで、背丈は1メートルを超える低木性の「サルビア」ですが、基本色は鮮やかな緋色でよく目立ち、園芸品種として緋色と白色のツートンカラーの<ホット・リップス>をよく見かけます。
この<ホット・リップス>は、暑い時期は緋色ですが、気温が低くなると白色の面積が増えてきます。
5月から11月頃までと開花期が長く、昆虫たちにも人気のある花のようで、 「クマバチ」 や 「ホシホウジャク」 などの吸い蜜場面に出会ってきていますが、【サルビア・ミクロフィラ】を取り上げていませんでした。
こんもりと茂る茎の先端から花穂を伸ばし、まばらな感じで花を咲かせ、株全体が花で覆われることはありませんが、その分ちらほらと咲く花が長く楽しめます。