アブラナ科アブラナ属の野菜の1種である【コマツナ(小松菜)】は一般的に、葉と茎を食しますので、蕾が出る前に収穫されますが、収穫しないでそのままにしておきますと蕾が付きいわゆる「菜の花」を咲かせます。
本日放送がありましたNHKラジオ第1放送の番組「ラジオ深夜便」によりますと4月1日のお誕生の花は「カブ」で、花言葉は「慈愛」でした。「カブ」も同じアブラナ科アブラナ属で、「キャベツ」・「白菜」・「ブロッコリー」・「ダイコン」などと同様に黄色い4弁花を咲かせます。
「菜の花」はアブラナ科の花の総称で、一般的に多く言われています「菜の花」は「アブラ菜(油菜)」を指している場合が多いようです。
たくさんの「実」を結実させる ユリ目ヒガンバナ科ハマオモト属の【インドハマユウ】ですが、高さ15センチばかりに実生から大きく育ち、なんとこの時期にかわいらしい白い花を咲かせています。
【インドハマユウ】は、明治時代に輸入された約180種分類されていますハマオモト属の栽培種です。【インドハマユウ】という名前は通称で、現在は「アフリカハマユウ」が正式名称とされています。ハマユウが線状のヒガンバナに似た花なのに対し、【インドハマユウ】はユリに似たラッパ状の花が特徴です。色もさまざまで、白、赤、ピンクなどの種類があります。
昨日は神戸でも初雪が観測され気温の低いこの時期は、植物の開花も少なく、リハビリを兼ねた散歩の楽しみも軽減ですが、住宅の石垣の面に、ツルシダ科タマシダ属に属するシダ植物「玉シダ」の合間を縫うようにタデ科の【ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)】が、かわいげに彩っていました。
花は集合花で、小さい花が1cmほどの球状に集まった金平糖のような形をしています。開花直後はピンク色をしていますが、徐々に色が抜けて白へと変化します。
【ヒメツルソバ】の原産地はヒマラヤですが、日本でも半野生化するほどよく増えます。真夏を除き春から秋まで、ソバの花によく似た小花が多数集まることが名称の由来です。葉は緑色でV字形の茶色い模様が入り、秋になると紅葉します。
住んでいます住宅団地内の法面が、灌木や下草がかられ、随分とすっきりしていますが、高さ3メートルほどそびえるように咲き誇っていますキク目キク科ダリア属の【皇帝ダリア】(コダチダリア)だけは、伐採されず残っていました。
風に揺れていましたが、竹のように節がある幹で倒れるようなことはなさそうです。
定点撮影的に全体の雰囲気を捉えたく、いつものように花姿のアップではありません。
花は垂れたように下向きに咲き直径75-150mmで、舌状花はラベンダー色または紫がかったピンク色をしています。
本種は生長が速く、急激な生長はキク科として短日条件により起き、普通秋の最初の霜の下りる前に開花します。
夏に咲いている「アサガオ」と対比的に寒い時期でも元気に咲いています、ナス目ヒルガオ科サツマイモ属の【セイヨウアサガオ(西洋朝顔)】です。私の観察では、寒さに強く12月22日まで開花していたのを確認しています。
気が付きませんでしたが、ご近所のお家に元気な【セイヨウアサガオ】が2階の屋根までツルが伸びたくさんの花を咲かせている【セイヨウアサガオ】の家を見つけました。
植物好きとしては、どこまで成長するのか一年草ながら気になります。いつまで青色の花が楽しめるものかと合わせて、気になります。
【ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ】は、四季咲きの中輪品種です。
白い花弁には赤い覆輪が入り、紅白のコントラストがはっきりと現れた、華やかで美しい花姿をしています。
花は咲き進むに連れて赤い部分の面積が増えていきます。
強健な性質で花付きも良く、育てやすい品種で、フランスのメイアン社が作出しています
品種名の【ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ】の「ジュビレ」とは「50周年記念祭」の意味で、赤と白から成るモナコ国旗と同じ色を持つバラとして、モナコ公国元首<レニエ三世大公>の即位50周年記念に捧げられています。
ヒユ科ケイトウ属の【セロシア】ですが、特段に珍しい植物でもなく、植物記としてアップしていたように思っていましたが、昆虫記としてのアップが多く、「ヒメアカタテハ」 や 「オオハナアブ」・「キタキチョウ(コアオハナムグリ)」などが吸蜜している場面にての登場のようでした。
【セロシア】は学名の「Celosia」をそのまま読んだものです。この「Celosia」はギリシア語の「Keleos」という言葉が由来となっています。この「Keleos」とは、「燃やした」という意味。こちらは【セロシア】の色の特徴に由来しています。真っ赤やピンクに染まる【セロシア】の花は、まるで燃えている炎のように見えます。そのことからこの学名となっています。
通常は、ケイトウ属すべてのものを指して、「セロシア」と呼びますが、「ノゲイトウ(野鶏頭)」を「セロシア」として指すことがあります。「野鶏頭」という名前は、花の見た目に由来しています。
昨日、球根ではなく「種子」で繁殖著しい「シンテッポウユリ」をコメントしたばかりですが、鹿児島県伊佐市菱刈南浦の市道沿いのユリが、1本の茎から108輪の花を付けている写真が、鹿児島県の地方新聞「南日本新聞」に掲載されています。
ユリは高さ約120センチ。茎は幅10センチ、厚さ1センチの板状になっており、植物の茎頂にある成長点で、頂端分裂組織に異常が生じる「帯化」と呼ばれる現象がみられるそうです。
ど根性な「テッポウユリ」として、植物記にたびたび登場しています。
特に最近あちらこちらの道路脇や法面、植え込みのすきまからスッと伸びた茎に真っ白いユリそのものの花が目立つようになってきてます。
気になり調べてみましたら「テッポウユリ」と「タカサゴユリ」の交配種のようです。自然交配と書いてある情報が多いのですが、切り花用に1939年(昭和14年)頃、長野県の<西村進>氏が交配育種させたようで【シンテッポウユリ(新鉄砲百合)】と呼ばれているようです。
一般にユリは球根で増えるのですが、この花は「種」で増えることができます。しかも、種を撒いてから10ヶ月程度で花をつけます。花のあと実ができます。その実が茶色になると中に薄い羽のような種がびっしり入っています。種は軽く風に乗って飛んでいき、着地した場所で、また芽を出し育って繁殖します。
きれいな花ですので、除去するのは忍びないのですが、他のユリとの交配が危惧される危険種とされています。
プランターで倒れないように花茎に軸を添えて栽培されている【トルコギキョウ】です。雨後に撮影しましたので、まだ花弁やめしべの柱頭に雨粒が残っています。
【トルコギキョウ】は、その和名から、キキョウ科の植物だと誤解されることがよくありますが、リンドウ科トルコギキョウ属(ユーストマ属)でトルコではなく北アメリカ南西部から南部、メキシコ、南アメリカ北部の平原や河口に、2~3種が広く分布しています。
原産地から遠く離れた日本に1930年代に導入されてから著しく品種改良が進みました。原種は一重咲きの可憐な薄紫から紫の花ですが、1980年代にピンクの花色が登場したのを皮切りに、八重咲き、大輪、小輪、クリーム色、そして緑や茶色、複色と、非常にバリエーション豊かな品種が約300種とされています。
多くは生け花の素材や切り花として流通していますが、一部、鉢物として、草丈の低い品種が流通しているようです。
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