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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(2055)ど根性な植物(41)【テッポウユリ】(5)

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今年も散歩コースで、ど根性に咲いていますユリ目ユリ科ユリ属の【テッポウユリ(鉄砲百合)】と遭遇しました。

多年生草本球根植物らしく同じ場所で、2017年8月13日 に初めて見つけ、2018年8月11日 にも確認、2019年はなぜか記録されていませんが、今年2020年も元気に顔を見せ、数が増え4輪となっています。

【テッポウユリ】は、日本の琉球と台湾が原産です。1777年にスエーデンの植物学者<カール・ツンベルク>によって記録され、医師<フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト>もそうした紹介に携わり、その球根は1819年にイギリスに持ち込まれました、

道端に自生する【テッポウユリ】はいたずらされる場合が多く、無事に最後まできれいな姿で咲いてほしいと願うばかりで、来年も蕾の数が増え元気な姿が確認できることを期待しています。
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ファルコン植物記(2054)橙色の花<一日花43>【ヒオウギ】

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橙色の花が遠くからでもよく目立ちますアヤメ科 アヤメ属 の【ヒオウギ(檜扇)】です。従来はヒオウギ属に属するとされていましたが、2005年になって分子生物学によるDNA解析の結果からアヤメ属に編入されています。

優雅に広げた葉から特徴的な斑点の入る花を咲かせる丈夫な多年草です。花は花茎を伸ばし数輪ずつ咲かせます。花色は橙色が一般的ですが黄色、白などもあります。【ヒオウギ】は、日本にも自生しているやや大型の夏咲き宿根草です。厚みのある剣状の葉が何枚も重なり合い、扇を広げたように見えることから、この名前で呼ばれています。力強く端正な草姿で、古くから庭植えや生け花材料として親しまれてきました。

主に栽培されているのは草丈が低く、【ヒオウギ】の変種とされる【ダルマヒオウギ】で、茎葉が反り返るように湾曲する生け花向きのものなど、いくつかの品種や系統があります。花は一日花ですが、次々と咲き続けます。花後に袋状の大きなさやができ、熟すと割れて、中から5mmくらいの黒いタネが出てきます。タネはしばらく落ちずに残るため、ユニークな花材として利用されています。

【ヒオウギ】は日本・東アジア原産の1属1種の植物で、北アメリカでは帰化植物として野生化しているところもあり、「ブラックベリー・リリー」と呼ばれています。
一般的な流通では品種名のないものが多く、【ヒオウギ】、または【ダルマヒオウギ】の名前で出回ります。斑入り葉品種もありますが、性質は弱く、やや栽培が難しいようです。
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ファルコン植物記(2053)<一日花42>【ハマボウ】

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ご近所の花好きのご婦人の玄関先にアオイ科フヨウ属の【ハマボウ(浜朴)】の樹高2メートルを超える植木鉢が置かれていました。一人住まいと聞いておりますが、大きな鉢の移動も大変だと思います。

花径8センチくらいの5弁花が咲いていました。 花びらの色は黄色で、つけ根のほうは暗い紅色をしています。 5枚の花びらは螺旋状に並んでいます。 雄しべはたくさんあり、雌しべの花柱は5つに裂けています。

朝開いて夕方には咲き終わる一日花ですが、株全体では次々と花を咲かせます。葉の特徴葉は円形ないし心臓形で、互い違いに生える(互生)です。 葉の質は分厚く、 縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)があり、先は鋭く尖る。 灰白色の毛が、表面には薄く、裏面には濃く生えています。

この花について属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名です。 種小名の hamabo は「ハマボウ」のことです。その他日本原産の野生のハイビスカスです。 和名は、浜辺に生える朴の木(ホオノキ)を意味しています。
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ファルコン植物記(2052)花と実【オクラ】(3)

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【オクラ(秋葵)】は「トロロアオイ」の一種とされ、【オクラ】も 「トロロアオイ」 とそっくりの黄色い美しい花を咲かせます。原産地はアフリカ東北部と言われ、古代よりエジプトで栽培されていました。名前の「オクラ」はカタカナで書きますが、これは、「オクラ=Okra」は英語名なので外来語に対して使われるのと同じでです。

【オクラ】は一般的にはまだ新しい野菜で、一般市場に流通するようになったのは昭和50年代の事です。日本に入ってきたのは明治時代の様ですが、沖縄や鹿児島など暖かい地方で作られて地元で消費される程度でした。

寒さに弱い植物で、日本では一年草となっていますが、暑い熱帯気候のもとでは多年草で、【オクラ】は若い果実や花を食用とします。

【オクラ】は花が咲いた後に実を付けますが、そのままにしておくと実は硬くなり食べられなくなります。食用にするのは、実が出来始めた小さな物や、まだ若く、柔らかいうちに収穫した物です。また、花オクラというものもあり、これは花その物を食べます。蕾の状態の物から、咲いている状態の物まで食べられます。

サヤは収穫せずに完熟させておくと、どんどん硬くなり、乾燥して丸い種が詰まったサヤとなります。
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ファルコン植物記(2051)【キキョウ】(5)

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久しぶりに蜂植えで栽培されているキキョウ科キキョウ属の多年草【キキョウ(桔梗)】と巡り合いました。茎はまっすぐに伸びて高さ10~120cm、先端近くに直径5~7cmの花を1~10数輪咲かせます。根は太くまっすぐに伸びて、ニンジンを小ぶりにしたような形です。この太い根は漢方薬にも利用されます。写真の花は、草丈70㎝ほどありましたので、植木鉢までは取り込むことは、花姿が小さくなりますので、花茎全景は収めきれませんでした。

【キキョウ】は6月ごろから咲く、日本でも古くから 「秋の七草」 の一つとして親しまれている植物です。清々しい青紫色をしている星形の花で、日本でも古くから親しまれている植物です。

万葉の時代から観賞されていました。かなり早くから園芸品種が成立していたらしく、<貝原益軒>の『花譜』(1694年)に「紫白二色あり。(中略)八重もあり」と紹介されています。また、1年後に刊行された『花壇地錦抄』(1695年)には 絞り咲き や各種の八重咲き、「扇子桔梗」と名づけられた帯化茎のものなどが取り上げられています。

江戸時代には、現在は見ることのできない「緑色の八重咲き」や「濃い黄色」、花弁が基部深くまで切れ込んでそれぞれが外側に丸まってウサギの耳のような形になる「兎耳桔梗」、花弁が平皿のような形になる「紋桔梗」などのほか、現在も見られる 「桃色」 や「ウズキキョウ」、「早咲き」のものがあったと記録されています。

残念ながら、これらの多様な【キキョウ】の園芸品種は、その多くが明治の中ごろまでに絶えてしまいました。現在は矮性の小型で草丈10~20センチ程度の品種「アポイギキョウ」、葉がちりめん上になるひんぢゅ「ウズキキョウ」、5月から6月に咲き始める早生種「早生の五月雨」、袋咲き(花が最後まで開かない)「小町」のほか、「八重咲き」や「二重咲き」、またいくつかの色変わりがあるにすぎません。
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ファルコン植物記(2050)八重咲きの【タチアオイ】(3)

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梅雨の時期に開花を迎えますので、「ツユアオイ(梅雨葵)」とも呼ばれるアオイ科・ビロードアオイ属の【タチアオイ(立葵)】ですが、見事な桃色と黄色の八重咲きを久しぶりに見かけました。英名では「ホリホック」と呼ばれています。

当初は中国原産と考えられていましたが、現在はビロードアオイ属のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種とする説が有力で、日本には、古くから薬用として渡来したといわれています。

花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされてきています。草丈は1~3mで茎は直立します。 花期は6~8月で、花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていきます。ちょうど梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる(花茎の頭頂部まで開花が進む)ことになぞらえて、「ツユアオイ」という別名があります。

花は一重や八重のもあり、色は 赤色や写真の桃色、黄色をはじめ、白色、紫色、など多彩です。花の直径は品種にもよりますが大きなものでは10cmくらいあります。
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ファルコン植物記(2049)【ホタルブクロ】(3)

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キキョウ科ホタルブクロ属の【ホタルブクロ(蛍袋)】は、花好きのおばあちゃんの花 を始め、すでに登場していますが、みな栽培されている園芸品種としての登場でした。

今回、「メヒシバ」の群生の合間にぽつんと顔を見せている、草丈70センチほどの野生の白色の【ホタルブクロ】を見つけました。多年草として、人知れず咲いてきたのでしょうねぇ。

山間部では人里にも出現する野生植物でもあるようで、初夏から夏の前半にかけて釣り鐘形の花を茎に多数咲かせます。美しいので山野草として栽培されることも多いようで、花色として関東では 「赤紫色」 が、関西では「白色」が多いとのことです。
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ファルコン植物記(2048)「セイヨウアサガオ」(5)

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昼からの散歩で見かけましたアサガオです。開花している時間的に、おそらく「セイヨウアサガオ」の品種だと思います。絞り模様ですので「フライングハイ」という品種かもしれません。

植物学的には、「ソライロアサガオ(空色朝顔)」は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年草です。園芸業界では「西洋朝顔(セイヨウアサガオ)」と呼ばれることが多いとおもいます。

「アメリカソライロアサガオ」とも呼ばれるように、種にはリゼルグ酸アミド(エルジン)を含み、南米のメキシコ先住民に幻覚剤として用いられてきています。

1つの花径に3~5花をつける西洋系のアサガオです。、花は短日開花性により暖かい地域で6月以降から霜のころまで咲き続けるようで、私の確認では、12月22日まで開花 していました。
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ファルコン植物記(2047)<球根ベゴニア>【ファイヤークラッカー】

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先ほど紹介しました 27年目の「サボテン」 の左側に、チラリと写っている赤色の花がこのシュウカイドウ科・シュウカイドウ属(ベコニア属)の <球根ベゴニア>の【ファイヤークラッカー】です。

<球根ベゴニア> は、たくさんある「ベゴニア」のなかでも、「ボタン」や「ツバキ」のような豪華な最も華やかな園芸品種群でがアンデス山脈の1000~4000mの高地に自生する球根性の野生種をもとに交配育種されたため、一般に暑さに弱い植物です。

大きく分けて、太い茎が立ち上がるスタンドタイプと、柔らかい茎が垂れ下がるハンギングタイプとがあります。花が小輪で、花弁が細く、一重から半八重のハンギングタイプの品種は比較的暑さに強く、家庭で育てやすい品種です。

昼の時間が長いと花をつける長日植物なので、春から夏にかけて開花し、秋からの短日と低温にあって地上部が枯れ、休眠するサイクルをもっています。

写真でもわかるように、「ベゴニア」は、雄しべだけを持つ雄花と、雌しべだけを持つ雌花が同じ株に存在します。
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ファルコン植物記(2045)【カスミソウ】

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プランター前面に花径1センチばかりの小さな花が咲き乱れていました。名札を見て、驚きました。なんとナデシコ科カスミソウ属の植物【カスミソウ】でした。【カスミソウ】といえば、花束などの脇役的に用いられる「白色」の花という印象が強く、このような彩り豊かな品種があるとは思っておりませんでした。

カスミソウ(ギプソフィラ)属の植物は、地中海沿岸からアジアにかけて、広く125種ほどが分布しているようです。日本へは、明治~大正初期にもたらされたようです。漢字では「霞草」。いくつも分かれた枝先に無数に小さな花がつき、その様子が、さながら春霞がかかったようだと見立てられ名づけられています。

そんな【カスミソウ】ですが、じつは2種類あるようで、本種のようにガーデニングで寄せ植えなどに使われるのは「一年草のカスミソウ」。花束などに用いられる「花屋さんのカスミソウ」は、正確に言うと「宿根カスミソウ」といいます。

和名も異なり、一年草のほうは「群撫子(ムレナデシコ)」といい、白色のほかに、淡い桃色の花があります。宿根カスミソウの和名は「花糸撫子(ハナイトナデシコ)」、「小米撫子(コゴメナデシコ)」。八重咲きの花が多く、切り花として、一年を通して流通しています。
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