ファルコン植物記(2093)青い花【ネモフィラ】(4)
4月
17日
澄んだブルーの花が愛らしく、春の花壇やコンテナの寄せ植えなどに多く利用されていますムラサキ科ルリカラクサ属(ネモフィラ属)の植物で、和名は「ルリカラクサ(瑠璃唐草)とも呼ばれ、「ベビーブルーアイズ」の別名があります。
細かく切れ込んだ葉が密に茂り、自然に分枝して咲きながら大きくこんもりと成長しますので、緑化材料のワイルドフラワーとしても利用され、「ハナビシソウ」、「リナリア」(姫金魚草)、「リムナンテス」、「ギリア」などと混合したタネを秋にまくと、4月には花いっぱいのお花畑がつくれます。
ネモフィラ属には18種が分類されていますが、栽培されるのはブルーのメンジェシー種(Nemophila menziesii=インシグニス)と、その変種2種、そしてファイブスポットと呼ばれる大輪のマクラータ種(N.maculata)があります。