千葉県船橋市立船橋高校に代々受け継がれている応援曲『市船soul』にまつわる実話を、『彼女が好きなものは』や『親密な他人』などで注目を集める若手俳優の<神尾楓珠>と、<佐藤浩市>の共演で映画化した『20歳のソウル』が、2022年5月27日より公開されます。
市立船橋高校吹奏楽部でトロンボーンを担当する「浅野大義」(神尾楓珠)は、活発でやさしく、まっすぐな性格で、顧問である「高橋健一先生」(佐藤浩市)に大きな影響を受けながら、青春を謳歌していました。
「大義」は野球の強豪校でもある船橋高校野球部のためにオリジナル応援曲の作曲に挑戦し、作曲の難しさに苦心しつつも「高橋先生」からの叱咤激励もあり『市船soul』が完成させます。その曲は試合で演奏されるとたちまち得点を呼ぶ「神応援曲」と呼ばれるようになりました。高校を卒業した「大義」は、「高橋先生」のような教師を志し音楽大学へ進学します。しかし、そんな「大義」をがんの病魔が襲います。
『20歳のソウル』(2018年・小学館)の原作者である兵庫県神戸市出身の<中井由梨子>が、本作の脚本も手がけ、監督は『特命係長 只野仁』シリーズ、『陽はまた昇る』など数多くのドラマを手がけている<秋山純>が務めています。
南北朝~室町期に活躍した実在の能楽師<犬王>をモデルにした<古川日出男>の小説『平家物語 犬王の巻』を、『夜明け告げるルーのうた』(2017年)の<湯浅政明>監督が映像化した長編ミュージカルアニメ『犬王』が、2022年5月28日より公開されます。
京の都・近江猿楽の比叡座の家に、1人の子どもが誕生します。その子どもこそが後に民衆を熱狂させる能楽師「犬王」でしたが、その姿はあまりに奇怪で、大人たちは「犬王」の全身を衣服で包み、顔には面を被せました。
ある日、「犬王」は盲目の琵琶法師の少年「友魚(ともな)」と出会います。世を生き抜くためのビジネスパートナーとして固い友情で結ばれた2人は、互いの才能を開花させてヒット曲を連発。舞台で観客を魅了するようになった「犬王」は、演じるたびに身体の一部を解き、唯一無二の美を獲得していきます。
<湯浅政明>監督がかつてアニメ化した『ピンポン』(2014年4月11日 ~6月20日・フジテレビ)の漫画家<松本大洋>がキャラクター原案を手がけ、『アイアムアヒーロー』の<野木亜紀子>が脚本を担当しています。
今夜<21:00(~23:00)>より「NHK-BSプレミアム」にて、2008年アメリカ製作の『原題:Mamma Mia!』が、邦題『マンマ・ミーア!』として2008年1月30日より公開されました作品の放送があります。
「ソフィ」(アマンダ・セイフライド)は、エーゲ海に浮かぶギリシャの小島で、シングルマザーの母「ドナ」(メリル・ストリープ)に育てられました。彼女のひそかな願いは、まだ見ぬ父親とバージンロードを歩くことでした。結婚式を控え、父親探しをすることに決めた「ソフィ」は、内緒で「ドナ」の日記を読み、父親の可能性のある昔の恋人3人に結婚式の招待状を送ります。
全世界170都市以上で上演され、空前の大ヒットを記録した同名ミュージカルを映画化した作品です。ギリシャの小島を舞台に、20歳の花嫁「ソフィ」の結婚式前日から当日までの物語が、伝説のポップグループ、「ABBA」の大ヒットナンバーに乗せてつづられます。
監督は、舞台版の演出を手掛けた<フィリダ・ロイド>が務め、主人公「ソフィ」を『ヴェロニカ・マーズ』の<アマンダ・セイフライド>、その母を<メリル・ストリープ>が演じています。
<トム・クルーズ>を一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作『トップガン』の続編『トップガン マーヴェリック』が、当初2020年7月10日公開でしたが、コロナ禍の影響で公開が何回も延期され、いよいよ世界同時公開として2022年5月27日より公開されます。
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校「トップガン」に、伝説のパイロット、「マーヴェリック」が教官として帰ってきます。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えますが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発します。その生徒の中には、かつて「マーヴェリック」との訓練飛行中に命を落とした相棒「グース」の息子「ルースター」の姿もありました。「ルースター」は「マーヴェリック」を恨み、彼と対峙します。
主人公「マーヴェリック」を<トム・クルーズ>が再び演じ、『セッション』の<マイルズ・テラー>、『ビューティフル・マインド』の<ジェニファー・コネリー>、『アポロ13』の<エド・ハリス>が共演しています。さらに前作で「マーヴェリック」のライバル、「アイスマン」を演じた<バル・キルマー>も再出演しています。
監督は、『オブリビオン』の<ジョセフ・コジンスキー>が務め、『ミッション:インポッシブル』シリーズの監督や『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家として知られる<クリストファー・マッカリー>が脚本に参加しています。
2021年11月に99歳で亡くなられた作家で尼僧の<瀬戸内寂聴>(1922年〈大正11年〉5月15日 ~2021年〈令和3年〉11月9日)のドキュメンタリー『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』が、2022年5月27日より公開されます。
大正・昭和・平成・令和と4つの時代を生きた<瀬戸内寂聴>は、駆け落ち、不倫、三角関係など自らの体験を私小説のかたちで発表し、世間からバッシングを受けながらも、作家としての不動の地位を確立しました。51歳で出家してからは僧侶と作家の2つの顔を持ち、2020年1月まで毎月一回行っていた法話には全国から人が訪れるなど晩年まで大きな人気を集めました。
女性であるということを忘れずに人生を楽しむ彼女の生きざまを通して、不寛容な空気が充満する現代社会において人間の生命力とは何か、いかに生き、老いていけばよいかというヒントを探ります。
監督は、17年間にわたり<瀬戸内寂聴>に密着して撮影を続け、2015年11月22日(日)に放送されましたNHKスペシャル『いのち 瀬戸内寂聴 密着500日』のディレクターも担当した<中村裕>が務めています。
今夜<19:00>より「BS12トゥエルビ」にて、2003年11月8日より公開されました『東京ゴッドファーザーズ』の放送があります。
『パーフェクトブルー(PERFECT BLUE)』(1997年)・『千年女優』(2001年)の<今敏>監督が、ホームレス3人組が捨て子の親捜しに奔走する姿と、その先に待ち受ける小さな奇跡を描いた長編アニメーションで、1948年のアメリカ映画『三人の名付親』(監督:ジョン・フォード)に着想を得た映画です。
クリスマスの夜。新宿で暮らす自称・元競輪選手の「ギンちゃん」、元ドラァグ・クイーンの「ハナちゃん」、家出少女の「ミユキ」のホームレス3人組は、ゴミ捨て場で1人の赤ん坊を拾います。ずっと子どもを欲しがっていた「ハナちゃん」は赤ん坊に勝手に「清子」と命名し、3人はわずかな手掛かりを頼りに親捜しの旅に出ます。雪降る街をさまよい歩きながら、様々なトラブルに見舞われる彼らでした。
主人公3人として、「ギンちゃん」に<江守徹>、「ハナちゃん」に<梅垣義明>、「ミユキ」に<岡本綾>が声を当てています。
今夜<18:55>より「BSテレ東」にて、2016年アメリカ製作の『原題:Jack Reacher: Never Go Back』が、『ジャック・リーチャー NEVER Go BACK』として2016年11月11日より公開されました作品が放送されます。
<トム・クルーズ>主演とした<リー・チャイルド>原作の小説『ジャック・リーチャー』シリーズを実写映画化したサスペンスアクション『アウトロー』(2012年・監督:クリストファー・マッカリー)の続編になります。
同じく<トム・クルーズ>主演で5月27日に世界同時公開されます『トップガン・マーヴェリック』に伴う放送ではないでしょうか。
元アメリカ軍のエリート秘密捜査官「ジャック・リーチャー」は、現在はたったひとりで街から街へと放浪の旅を続けています。ある日、ケンカ騒ぎの末に保安官に連行されそうになった「リーチャー」は、この騒動が何者かによって仕組まれたものだと気づきます。
元同僚の「ターナー少佐」に会うため軍を訪れると、「ターナー」はスパイ容疑をかけられ逮捕されていました。「ターナー」を救い出した「リーチャー」は、軍内部に不審な動きがあることを知り、真相を探り出そうとします。
「ターナー」役に『アベンジャーズ』シリーズの「マリア・ヒル」役で知られる<コビー・スマルダース>が演じ、監督は、『ラスト サムライ』(2003年)などの<エドワード・ズウィック>が務めています。
<ジェラルド・バトラー>が主演を務めた『炎のデス・ポリス』が、2022年7月15日より公開されますが、予告編が解禁されています。
『炎のデス・ポリス』は広大な砂漠地帯の警察署を舞台に、殺し屋、詐欺師、殺人鬼、そして正義感の強い新人警官が殺し合う一夜を描いたサバイバルアクションです。<ジェラルド・バトラー>がスゴ腕の殺し屋「ボブ」を演じたほか、命を狙われる詐欺師「テディ」に<フランク・グリロ>、署員を皆殺しにする殺人鬼「アンソニー」に<トビー・ハス>、新米警官「ヴァレリー」に<アレクシス・ラウダー>が扮しています。
公開された予告には、それぞれの思惑を抱えながら小さな警察署に集結した3人の悪党と、彼らとたった1人で対峙する新米警官「ヴァレリー」の姿が切り取られています。無数の銃弾が飛び交い、留置場が炎に包まれ、〈四つ巴〉のバトルが展開していきます。
監督は、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(2006年)・『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010年)の<ジョー・カーナハン>が務めています。
今夜<19:00>より「BS12トゥエルビ」にて、2017年中国・アメリカ合作製作の『原題:The Great Wall』が、邦題『グレートウォール』として2017年4月14日より公開されました作品の放送があります。
世界を旅する「ウィリアム」(マット・デイモン)ら二十数名の傭兵部隊は、シルクロードの中国国境付近で馬賊に攻撃された上に謎の獣に襲われます。生き残った「ウィリアム」と「トバール」(ペドロ・パスカル)は、禁軍が守る万里の長城にたどり着くものの降伏を余儀なくされてしまいます。
戦略を担う「ワン」(アンディ・ラウ)によって処刑を免れたのち、自分たちを襲った獣が饕餮(とうてつ)という怪物であり、万里の長城がその群れを都に入れないための防壁だと知る「ウィリアム」と「トバール」でした。やがてすさまじい地響きと共に無数の獣が迫ってきます。
世界的な建造物である万里の長城を題材にしたアクション大作として、その建造に秘められた目的と戦いを、壮大なスケールで描いています。監督は、『上海ルージュ』(1995年)・『HERO』(2002年)などの<チャン・イーモウ>。『ボーン』シリーズなどの<マット・デイモン>、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(2000年・監督:E・エリアス・マーヒッジ)などの<ウィレム・デフォー>、香港のスター<アンディ・ラウ>らが共演しています。
今夜<19:00>より「BS日テレ」にて、2002年アメリカ製作の『原題:Chicago』が、邦題『シカゴ』として2003年4月19日より公開されました作品の放送があります。
伝説的演出家・振付師<ボブ・フォッシー>が生んだ名作ミュージカルを、<レニー・ゼルウィガー>、<キャサリン・ゼタ=ジョーンズ>、<リチャード・ギア>の共演で映画化されました。
振付師として活躍していた<ロブ・マーシャル>が初監督を務め、2003年・第75回アカデミー賞で作品賞を含む6部門に輝いた作品です。
舞台は1920年代のシカゴです。スターを夢見る「ロキシー」(レニー・ゼルウィガー)は、ナイトクラブの舞台に立つ「ヴェルマ」(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)を憧れのまなざしで見つめていました。「ロキシー」は自分をショーに売り込んでくれるという男と不倫しますが、その言葉が嘘だったことを知り彼を殺害。刑務所に送られた彼女は、同じく殺人罪で投獄された「ヴェルマ」と出会います。「ヴェルマ」は敏腕弁護士「ビリー」(リチャード・ギア)を雇って自らを被害者として演出し、獄中にいながらも世間の注目を集めていました。「ロキシー」もそれを真似て「ビリー」を雇い、「ヴェルマ」を上回る人気を獲得するのでした。
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