『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』が、2022年4月2日より公開されますが、予告編が解禁されています。
2012年に製作された本作は、ハリウッドで活躍したキャスティングの先駆者<マリオン・ドハティ>を中心に、配役という仕事に迫るドキュメンタリーです。
役者を単純にタイプ分けしていた古い配役方法からユニークで多彩なアンサンブルキャストへ移行する道筋を作り、アメリカンニューシネマの到来を告げた<マリオン・ドハティ>の人生を通して映画史に新たな光を当てています。<トム・ドナヒュー>が監督を務めています。
予告編には「映画は9割以上がキャスティングで決まる」と語る<マーティン・スコセッシ>や、「映画に出られたのは彼女のおかげ」・「俳優に必要な『励まし』そのもの、そんな存在だった」と感謝する<グレン・クローズ>、<アル・パチーノ>の姿が収められています。中盤では、後進のキャスティングディレクターが「この仕事には根強い誤解がある」「今でも秘書や助手と勘違いされる」と語っています。
今夜<23:55(~2:05)>より「NHK総合」にて、2016年アメリカ製作の『原題:Hidden Figures』が、邦題『ドリーム』として2017年9月29日より公開されました作品の放送があります。
1960年代の初め、ソ連との宇宙開発競争で遅れを取っていたアメリカは、国家の威信をかけて有人宇宙飛行計画に乗り出します。NASAの「キャサリン・G・ジョンソン」(タラジ・P・ヘンソン)、「ドロシー・ヴォーン」(オクタヴィア・スペンサー)、「メアリー・ジャクソン」(ジャネール・モネイ)は、差別や偏見と闘いながら、宇宙飛行士「ジョン・グレン」の地球周回軌道飛行を成功させるため奔走します。
人種差別が横行していた1960年代初頭のアメリカで、初の有人宇宙飛行計画を陰で支えたNASAの黒人女性スタッフの知られざる功績を描く伝記ドラマです。NASAの頭脳として尽力した女性たちを、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などの<タラジ・P・ヘンソン>、『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などの<オクタヴィア・スペンサー>、『ムーンライト』などの<ジャネール・モネイ>が演じています。
監督は『ヴィンセントが教えてくれたこと』などの<セオドア・メルフィ>が務めています。
今夜<21:00>より「カンテレ」にて、2016年アメリカ製作の『原題:Sing』が、邦題『SING シング』として2017年3月17日より公開されました長編アニメーション作品の放送があります。
人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界。コアラの「バスター」(マシュー・マコノヒー)が劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況でした。「バスター」は劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画します。
極度のアガリ症のゾウ、ギャングの世界から足を洗い歌手を夢見るゴリラ、我が道を貫くパンクロックなヤマアラシなどなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、5つの候補枠をめぐってオーディションに参加します。
<マシュー・マコノヒー>、<リース・ウィザースプーン>、<セス・マクファーレン>、<スカーレット・ヨハンソン>、<ジョン・C・ライリー>、<タロン・エガートン>、<トリー・ケリー>ら豪華キャストが声優として出演しています。
<レディー・ガガ>、<ビートルズ>、<フランク・シナトラ>などが新旧ヒット曲を劇中で披露しています。監督は、<ガース・ジェニングス>が務めています。
今夜<9:00>より「BS-TBS」にて、1997年イギリス・アメリカ合作製作の『原題:Tomorrow Never Dies』が、邦題『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』として1998年3月14日より公開されました作品の放送があります。
『007/ゴールデンアイ』(1995年・監督:マーティン・キャンベル)に続いて<ピアース・ブロスナン>が「ジェームズ・ボンド」に扮した「007」シリーズ第18作です。
中国近海を航行中のイギリス海軍艦が撃沈され、英中間の軍事的緊張が一気に高まります。しかしこの事件は、スクープを狙うメディア王「カーヴァー」(ジョナサン・プライス)が仕組んだものでした。
諜報部から指令を受け「カーヴァー」のビルに潜入した「ボンド」は、そこで中国国外安保隊員の女性「ウェイ・リン」(ミシェル・ヨー)と出会います。
今回、ボンドガールを務めるのは香港の人気アクション女優<ミシェル・ヨー>で、手錠で繋がれた二人乗りバイクでの追跡シーンや激しい格闘シーンなどをこなし、監督は<ロジャー・スポティスウッド>が務めています。
今夜<18:30>より「BSテレ東」にて、1978年(昭和53年)12月27日より公開されました『男はつらいよ』シリーズ第22作目の『男はつらいよ 噂の寅次郎』の放送があります。
旅の途中、静岡県大井川に架かる橋で雲水(大滝秀治)に「女難の相」があるといわれる「寅さん」でした。早速、失恋した「小島瞳」(泉ピン子)を慰める「寅さん」でした。
「とらや」に戻ると、美しい店員「荒川早苗」(大原麗子)が務めていました。離婚を決意して別居中の「早苗」との二人きりの「とらや」での「寅さん」のリアクションが楽しめます。
「早苗」のいとこで、彼女に密かに好意を寄せている高校教師「添田肇」を<室田日出夫>が好演しています。
またマドンナ役の<大原麗子>の出演1作目になります。2作目は、1984年12月28日より公開されました第34作『男はつらいよ 寅次郎真実一路』です。
<西島秀俊> <濱口竜介>監督
11日、第45回日本アカデミー賞の授賞式が東京都内・グランドプリンスホテル新高輪で行われ、<濱口竜介>監督(43)の『ドライブ・マイ・カー』が、最優秀作品賞を受賞しています。同映画は、ほかに最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞(西島秀俊・50)、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞の計8冠作で最優秀賞を獲得しています。共演した<三浦透子>(25)も、正賞外の新人俳優賞を受賞しています。
『ドライブ・マイ・カー』は今年の米アカデミー賞で日本映画初の作品賞など4部門にノミネートされている作品です。
なお優秀作品賞には、『キネマの神様』(山田洋次監督)・ 『孤狼の血 LEVEL2』(白石和彌監督)・ 『すばらしき世界』(西川美和監督)・ 『護られなかった者たちへ』(瀬々敬久監督)が、選ばれています。
今年で3年目を迎えましたPFF(ぴあフィルムフェスティバル)の映画賞「大島渚賞」は、<大島渚>監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、次世代の新たな才能を、期待と称賛を込めて顕彰しています。
第3回は、ベトナム人女性労働者たちを描いた『海辺の彼女たち』や新作短編『白骨街道 ACT1』の公開を4月16日に控えています<藤元明緒>(33)監督に贈られます。
選考は、「日本で活躍する映画監督(劇場公開作3本程度)」、「原則として前年に発表された作品がある」監督を大賞に、大島渚監督作品を知る世界各国の映画人により推薦を募り、審査員長の<坂本龍一>(音楽家)、審査員の<黒沢清>(映画監督)、<荒木啓子>(PFFディレクター)の3人で授賞者を決定しています。
第1回は、『セノーテ』・『鉱 ARAGANE』が世界各国で高い評価を受けるなど、次々に新たな作品を生み出している<小田香>監督が受賞。昨年の第2回は、該当者はありませんでした。
今夜<18:00>より「BS日テレ」にて、東映配給として1975年7月5日より公開されました『新幹線大爆破』の放送があります。
「新幹線が走行速度80㎞/hを下回ると爆発する」という状況下で繰り広げられる、犯人と国家との攻防劇です。新幹線に爆弾を仕掛けた犯人、危機の回避に全力を尽くす日本国有鉄道(国鉄)側、わずかな糸口を頼りにその正体を追いかけ、徐々に犯人グループを追い詰めていく警察、パニックを起こす乗客の姿で主に構成されています。
犯人側の人生背景にも大きくスポットが当てられており、町の零細工場の経営に失敗した男・過激派くずれ・集団就職で都会に来た沖縄出身の青年がなぜ、爆弾を仕掛け現金15億円を要求する犯行に至ったのか、日本の高度経済成長時代への批判を暗示しつつ明らかにされていきます。犯人側にもドラマを与え感情移入を狙った演出も相まって、単なるパニックムービーとして括れないことが海外でも高く評価された作品です。
出演は、犯人グループの「沖田哲男」に<高倉健>、国鉄の運転指令長に<宇津井健>、爆弾を仕掛けられた(ひかり109号)の「青木運転士」に<千葉真一>が扮し、<山本圭>、<郷鍈治>、<竜雷太>、<宇津宮雅代>、<藤田弓子>、<志穂美悦子>、<丹波哲郎>、<北大路欣也>が共演、監督は<佐藤純弥>が務めています。
honnjitu<13:00(~15:08)>より「NHK BSプレミアム」にて、1957年アメリカ製作の『原題:Band of Angels』が、邦題『南部の反逆者』として、1957年11月7日より公開されました作品の放送があります。
『オール・ザ・キングスメン』でピューリッツァ賞を受けた<ロバート・ペン・ウォーレン>のベストセラー小説を<ラウール・ウォルシュ>が監督を務め映画化しています、南北戦争と奴隷問題を背景に時代の波に翻弄されていく男女の愛を描いています。
大農園主の娘「アマンサ」は、急死した父の葬儀で自分が黒人との混血であることを告げられます。奴隷市場に送られ、土地の実力者「ヘイミッシュ」に買い取られた「アマンサ」は、紳士的な「ヘイミッシュ」を愛すようになります。
主演の「ヘイミッシュ」にクラーク・ゲーブル、「アマンサ」に<イヴォンヌ・デ・カーロ>、今年1月6日に亡くなった<シドニー・ポワチエ>が共演しています。
「青函トンネル」(全長53.85 km)は、1961年(昭和36年)3月23日建設が始められ、全工程において34人の殉職者を出し、1988年(昭和63年)3月13日に使用開始されています。
今夜<18:00>より、「BS日テレ」にて、「青函トンネル」工事を描き1982年10月16日より公開されました『海峡』の放送があります。
東宝創立50周年記念作品として、『八甲田山』、『動乱』の<森谷司郎>監督が、「青函連絡船洞爺丸事故」(1954年9月26日)から約30年にわたり青函トンネル開通工事に従事する技術調査員を中心に、長年に渡って難航を極めた大プロジェクトに取り組む人々の人間模様を描いています。
出演は、<高倉健>、<吉永小百合>、<森繁久彌>、<三浦友和>、<大谷直子>、<伊佐山ひろ子>など豪華な出演陣を揃え、全国的な新人オーディションを行い、約6千人の中から<中川勝彦>、約1万2千人の中から<青木峡子>の2人が選ばれています。
また、シンガーソングライターの<南こうせつ>が、初めて本格的な映画音楽に取り組んだ作品です。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ