『同じ下着を着るふたりの女』@<キム・セイン>監督
5月
8日
団地に暮らす20代後半の娘「イジョン」とその母「スギョン」。若くしてシングルマザーとなった「スギョン」は娘が幼い頃からつらく当たり、「イジョン」はそんな母に対して積年の恨みを抱えていました。
ある日、2人はスーパーの駐車場でケンカになり、車から飛び出した「イジョン」を「スギョン」が轢いてしまいます。「スギョン」は車が突然発進したと警察に説明しますが「イジョン」は故意の事故だと主張し、母を相手に裁判を起こします。そんな中、「イジョン」は職場の同僚「スヒ」の優しさに触れ、彼女に癒しを求めるようになり、母「スギョン」も恋人「ジョンヨル」との再婚話が進み、母娘はそれぞれの道を選ぶのでした。
「スギョン」に<ヤン・マルボク>、「イジョン」に<イム・ジホ>、ほかが出演、監督は<キム・セイン>が務め、同じ女性ならではの視点で描いています。
2021年・第26回釜山国際映画祭で5部門を受賞。2022年・第23回東京フィルメックス・コンペティション部門出品作品です。