『花蓮の夏』4K修復版@<レスト・チェン>監督
10月
1日
台湾東部の花蓮県を舞台に、男女3人の三角関係を切なくもみずみずしく描いた台湾製作の『花蓮の夏』は、2007年11月10日に日本初公開されていますが、この度4K修復版として、2024年10月4日より公開されます。
小学校に通う優等生の「ジェンシン」は、問題児の「ショウヘン」と友達になるよう先生から頼まれます。正反対な性格ながらも、いつしか親友となった「ジェンシン」と「ショウヘン」でした。高校生になるころには、お互いがかけがえのない存在になっていました。
「ジェンシン」は人知れず、友情以上の感情を「ショウヘン」に抱いていましたが、そんな2人の前に香港から転校してきた「ホイジャ」という女の子が現れたことで、「ジェンシン」と「ショウヘン」の関係に静かな波風が立ち始めます。
本作で台湾金馬奨最優秀新人賞を受賞した<レイ・チャン>(当時ブライアン・チャン)が「カン・ジェンシン」役、日台合作映画の『青春18×2 君へと続く道』などにも出演している<ジョセフ・チャン>が「ユー・ショウヘン」役、<ケイト・ヤン>が「トウ・ホイジャ」を演じ、監督は本作で注目され、後に『101回目のプロポーズ SAY YES』・『20歳よ、もう一度』などを手がける<レスト・チェン>が務めています。