『息子と呼ぶ日まで』@<黒川鮎美>監督
10月
31日
自身の性別に違和感を持って生まれたトランスジェンダーの主人公が、差別と偏見のなかで葛藤する姿や家族との絆を描いた短編(25分)映画『息子と呼ぶ日まで』が、2024年11月1日より公開されます。
不動産屋で働くトランスジェンダー男性の「翔太」は、カミングアウトをきっかけに故郷の父と疎遠になっていました。「翔太」は、社会で生きていくなかで感じる偏見と違和感に悩み、家族との関係に葛藤を抱えながらも、パートナーの「絵美」とともに自分らしい生き方を見いだしていきます。
主人公「翔太」役には、トランスジェンダー当事者を対象にしたオーディションで選ばれた演技初経験の<合田貴将>を抜てき。『八重子のハミング』などのベテラン俳優<升毅>が「翔太の父」を演じ、『きのう生まれたわけじゃない』の<正木佐和>、『夕方のおともだち』の<鮎川桃果>が共演しています。俳優の<黒川鮎美>が、同じくLGBTQをテーマにした短編映画『手のひらのパズル』に続いて監督・脚本を担当しています。