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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(783)ハクモクレンの葉の上に【プライアシリアゲ】

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ファルコン昆虫記(783)ハク... ファルコン昆虫記(783)ハク...
ハクモクレン」の葉の間で、獲物を探している【プライアシリアゲ】を見つけ、逃げられないうちにとあわてて撮りましたので焦点が甘くなりましたが、雰囲気はなんとか押さえることができたようです。

シリアゲムシ目(長翅目)シリアゲムシ科に属する昆虫で、属としては日本には 「ヤマトシリアゲ」 を代表として40種ほどが記録されています。
和名の「シリアゲムシ」は「尻揚げ虫」で、雄が腹部端部を背中側に持ち上げている姿から名付けられています。

身体の側面は鮮やかな黄緑色で、長い吻は黒いですが、黄緑色の筋が入っています。
一見 「ホソマダラシリアゲ」 や「キアゲシリアゲ」に似ていますが、身体が大型であること、翅をあまり屋根型にたたまないこと、腹部末端が黄褐色(「ホソマダラシリアゲ」も黄褐色)などから区別ができます。

本種は背中側に黄色い線が入るタイプですが、真っ黒いタイプもあり、また翅の模様も個体変異が大きい種です。
#シリアゲ目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(782)同定できない(56)<昆虫>(6)

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ファルコン昆虫記(782)同定...
後翅の飛翔機能が退化し、変化した可動器官を <平均棍> といいますが、写真の昆虫も左側側部、真ん中の脚と後脚の間に見てとれますので、まずはハエ目(双翅目)の<昆虫>だと判断できます。

体長20ミリ弱、外観的に「ミズアブ科」の昆虫までは分かり、この科は世界中に約400属2000種が分類され、日本では73種が記録されています。

日本での代表的な「ミズアブ科」の<昆虫>としては、「ルリミズアブ」 がいますが、この種は体長が15ミリ未満と小さく、脚の節ごとに黒色と黄褐色の色となり、「アメリカミズアブ」 は、触角が長く腹部に白い斑紋が二つあり、また足の節ごとに色が違い、「コウカアブ」は第二腹部が白色で、また足の節に黄褐色が入ります。

手持ちの資料では種の同定は難しく、今後判明することを期待し、とりあえず記録です。
#ハエ目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(781)ナニワイバラの花に<ハナバチ>(5)

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ファルコン昆虫記(781)ナニ...
コンパクトデジカメを使用していますので、シャッタースピードも速くありませんが、運よく飛行中の<ハナバチ>の後ろ姿を捉えることができました。

<ハナバチ>は、「ミツバチ科」をはじめ「ヒメハナバチ科」や「コハナバチ科」などに分類されている「蜂」たちの総称で、密や花粉を集め幼虫の餌として、それらを蓄える習性を持っています。

ハチ目(膜翅目)の「蜂」の数は、昆虫の中でもコウチュウ目(鞘翅目)に次ぐ大所帯で、世界中に20万種、日本でも4000種以上分類されており、後ろ姿だけで種の同定は無理な作業です。

近づいて撮影しようと試みましたが、「コアオハナムグリ」 のように食事に没頭することなく、残念ながら感づかれて飛び立たれてしまいました。
#ハチ目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(780)ナニワイバラの花に【コアオハナムグリ】(7)

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小ささ昆虫がよく集まる 「ナニワイバラ」 ですが、今朝方は体長10ミリほどの【コアオハナムグリ(小青花潜)】が、おいしそうに花粉を食べていました。

コウチュウ目(鞘翅目)コガネムシ科ハナムグリ亜科に分類され、緑色の体に白点を散りばめています。光の角度でしょうか、白色というよりは金色に見え、緑色の上翅によく映えているかわいいコガネムシさんです。

この時期に活動している【コアオハナムグリ】は、幼虫で土の中で越冬、4~5月頃に蛹になり、2~3週間ほどで成虫になります。
雌は5月頃から6月中旬にかけて土中に産卵、卵は9~10月頃に孵化、孵化した幼虫は土壌中の有機物を食べて大きくなり、越冬体制に入ります。

近づいても「蜂」たちのように逃げることもなく、悠然と花粉を食べ続けていますので、撮影しやすい昆虫さんです。
#コウチュウ目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(779)ザイフリボクの枝に【ウメケムシ】

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ファルコン昆虫記(779)ザイ...
細長い白い花弁のはなを咲かせる 「ザイフリボク」 ですが、なんと【ウメケムシ(梅毛虫)】の大きな巣ができていました。
白い巣の中には体長15ミリほどの幼虫の姿が確認できますが、これだけの巣の大きさですと、きっと何百匹という毛虫の数だと思います。

【ウメケムシ】は、チョウ目カレハガ科の「蛾」である 「オビカレハ」 の幼虫の俗称で、また、糸で巣を作り集団生活をしていますので「天幕毛虫」とも呼ばれています。

夏に羽化した成虫は、細い枝に卵塊で産卵、卵はそのままで夏を越し、越冬します。
早春に孵化した一齢幼虫は、新芽や花蕾を食べ始め、四齢幼虫まで仲間で集合する性格があり、夜になると集団で巣から出て猛烈な勢いで新芽や花蕾・若葉を食害していきます。

梅・桃・すもも・あんず・リンゴ・ナシ・バラなどの「バラ科」などを中心としていますが、ヤナギやクヌギなども食べる雑食性の害虫です。
#ブトグ #幼虫 #昆虫

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ファルコン昆虫記(777)ナニワイバラに<ハナバチ>(4)

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ファルコン昆虫記(777)ナニ...
生け垣にきれいに咲き出しています 「ナニワイバラ」 ですが、昆虫が寄っていないかと花を見ていきますと<ハナバチ>と遭遇いたしました。

<ハナバチ>は、ハチ目(膜翅目)ミツバチ上科の昆虫で、幼虫のために花の蜜や花粉を採集する「蜂」の総称として用いられていますが、7科に分かれ約400種が分類されていますので、同定までには至りません。

<ハナバチ>は<中舌>というブラシ状の細かい毛におおわれた舌を持ち、特にこの舌が長く伸びることにより、花の奥から蜜を吸い出す<口吻>としての構造をもっています。

写真の<ハナバチ>、後脚にたくさんの花粉を付けていますが、この部分は「花粉かご」と呼ばれ、脛節部分に長い毛があり花粉を団子状にして蓄えるのに都合良くできており、「ミツバチ」の花粉団子は「ビーポーレン」と呼ばれる健康食品として利用されています。
#ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(776)【ツマグロオオヨコバイ】(2)

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ファルコン昆虫記(776)【ツ... ファルコン昆虫記(776)【ツ...
野草が芽吹き出している空き地を通るときには、植物の観察と合わせて、昆虫にも注意を向けています。
今回も、水平飛行ではなく、ほぼ垂直な体制で飛行する【ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)】を見つけました。

カメ目(半翅目)ヨコバイ科オオヨコバイ亜科に分類され、体長15ミリほどです。
黄色い体色と翅をもち、頭部に2個・胸部に4個の黒い斑点が目立ち、名称通り翅の褄が黒い印象的な色合いで、別名「バナナムシ」と呼ばれています。

「ツマグロヨコバイ」は水稲の大害虫ですが、本種も葉や茎の汁を吸いますが、大害虫というほどの被害は出さないようです。

成虫で越冬、3月頃に活動を開始、6月頃に産卵して世代交代となり、8月頃に新成人が不完全変態で誕生してきます。
#ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(775)<ニクバエ>(3)

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枯葉の上で、日向ぼっこをしている<ニクバエ>と遭遇しました。

<ニクバエ>はハエ目(双翅目)ハエ亜科(短角亜科)ニクバエ科に属する「ハエ」の総称で、ニクバエ科には「ヤドリニクバエ亜科」と「ニクバエ亜科」の2種類があり、これらに約100属が分類され、日本には約110種が生息しています。

<ニクバエ>のほとんどの種の胸部背板には縦縞がありますが、イエバエ科の 「イエバエ」 のように縦縞を持つ「ハエ」もいますが、他科の「ハエ」は黒の縦縞が4本の偶数ですが、この<ニクバエ>は奇数の3本ですので見分けるのは容易です。

残念ながら、約110種のなかの一種を同定するのは難しく、ただ、体長が15ミリ以上と大きく、「ゲンロクニクバエ」の<メス>かなと眺めておりました。
#ハエ目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(774)翅を広げた【モンシロチョウ】(16)

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ファルコン昆虫記(774)翅を...
今年最初の 【モンシロチョウ】 の観察は、3月13日でしたが、今朝方も ヒラヒラと低い位置で飛びながら、「ホトケノザ」 の葉にとまったところを撮影できました。

冬場を「さなぎ」で越冬、春先の陽気とともに羽化した先陣隊だと思います。

翅の表側を広げていますので、名の由来の黒い点と前翅端部の黒い部分がよく観察できますが、翅を閉じた姿 が多いので、この上からの角度では、なんだか別の蝶のように思えてしまいます。

さらに近づいて撮影しようとしましたら、感知されたのか、飛び立たれてしまいました。
#昆虫 #蝶

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ファルコン昆虫記(773)今年最初の【モンシロチョウ】(15)

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ファルコン昆虫記(773)今年...
気温の高低差が大きい昨今ですが、今年最初の【モンシロチョウ】と遭遇しました。

【モンシロチョウ】としては珍しく翅を拡げていますが、やはり活動時期としてはまだ気温が低いのか、太陽の熱を身体に取り込もうとしています。

冬場は餌もなく、【モンシロチョウ】は蛹のまま越冬をしています。

寿命的には14日前後ですので、うまく相方を見つけることが出来ればいいのですが、はやく羽化するのは自然界ではあまりよろしくなさそうです。
#昆虫

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