ファルコン昆虫記(807)【マルガタゴミムシ】
6月
16日
湿地、樹上、海浜、洞くつ、草地や河原など生息環境が特有の種類も多く、環境指標にもなります。
多くは地表を徘徊しながら生活し、翅が退化して飛べなくなった種類もあります。飛べない種類群では系統の分化が著しく、孤立した島のような場所では、固有種となりやすい傾向があります。
多くのゴミムシは人間の生活とは無縁ですが、防御のために毒液を放つもの(オサムシ類)、家屋周辺に生息して照明に飛来たり徘徊して家屋に侵入するもの(ゴモクムシ類、その他のゴミムシ類)、強烈な悪臭を放つもの(ホソクビゴミムシ類)などが不快な虫として挙げられます。
今まで何種類か 「ゴミムシ」 として同定できないままにアップしていますが、体長8ミリ程度、全体の形から一応【マルガタゴミムシ】としました。