山陽板宿(市営地下鉄板宿)駅を南に下りますと、大田町4丁目の交差点があり、また西側に曲がりテクテクと歩いていきますと、【えっちゃん】の起き看板が闇の中に輝いています。
前回訪問した時に、大田町の交差点を西側に曲がりますとインド料理のお店「ディップ・ジュティ」が店舗改装中でした。
ラーメン店やカレー店と頻繁に代わるお店なのですが、オープンしているかなと前を通りましたが、まだのようでした。
今宵は<えっちゃん>ママのお誕生日ということで、常連さん達で一杯です。
寂しそうに残っていた「塩鯖」(250円)を、温めてもらいました。
「今日の<大根おろし>は甘いから、ファルコンさんには合わないかな」ということで、寂しげなお皿の景色になりましたが、おいしくいただいてきました。
昨年末より、常連客の要望として出ていた「かす汁」(350円)が、ようやく出てきました。
数日前より、 「湯豆腐」 も取りやめられていましたので、体の暖まるメニューがなくなっていましたが、ここニ三日の気温がひとケタ台という寒さで、今季初めての「かす汁」の登場です。
出汁に酒粕を溶く作業も、手間がかかります。
鮭ではなく豚肉が中心でしたが、たくさんの具材が入り、酒の肴として重宝する一品です。
少し濃いめの溶き加減でしたが、しっかりとした酒粕の香りが楽しめました。
今宵は<O浦>さん夫婦と 「や台ずし」 に出向きましたが、お店の接客や注文の遅さを肴に呑んでおりましたら、隣の席のご夫婦<やまさん>たちもそう感じられていたのか、すっかり意気投合してしまい、気分転換にとみんなで【りんご】に顔出しです。
いつもたくさんの突き出しが出てきますが、オーナーさんが熊本県出身ということで、お正月には地元の 「お雑煮」 をおいしくいただきました。
今宵は、青森県出身のママさんですので、「せんべい汁」でした。
青森県八戸周辺の郷土料理として有名で、「かやきせんべい」という南部煎餅を割り入れ、ゴボウやキノコ等を鶏肉や豚肉で取った出汁で煮込みます。
2012年に行われました「B-1グランプリ」の北九州大会で、「八戸せんべい汁」はゴールドグランプリを受賞、一躍名を馳せました。
少し甘めの味付けでしたが、焼酎ロックの口直しとして、おいしくいただいてきました。
工事中は、2月28日に 開店予定 でしたが、3月8日(土)に開店しています【や台ずし】です。
開店当日の8日(土)から10日(月)までは、オープニング記念として各種アルコール類が一杯目限り(9円)ということで、呑み仲間の<O浦>さん夫婦達と出向いてきました。でも、正規の「生ビール」が(515円)とは、このあたりにしては高い値段で、驚きました。
客席が空いているにも関わらず店内に入れてもらえませんでした。
順番の名前を聞かれたときに、店員さんに理由を聞きますと、「注文がさばけない」とのことで、これまた驚きです。
年配の方もおられ、寒い中外で外で並ばされるよりは、店内に入れるべきだと考えるのですが、お店の方針なんでしょうねぇ。
突き出しは「豚肉とネギの煮もの」(209円)でしたが、冷蔵庫に作り置きか、冷たいままで脂が固まっています。「温めてくれ」といいますと、「出来ません」との返事に驚いてしまいました。
客席側の店員が多い割には握る職人さんが少ないのか、注文してからかなり待たされました。開店当初の混雑は当然予想できるはずで、おもいやりがない接客態度と合わせ、「本格職人」という言葉が虚しく響く内容でした。
今年は2月28日(金)が、「イカナゴ漁」の解禁日でした。
明石から神戸にかけて、このイカナゴの「くぎ煮」の匂いが住宅街に漂い出しますと、春を間近に感じます。
今宵は、そのイカナゴを釜揚げにした「新子」(280円)です。
昨年までは「イカナゴ」のみでしたが、今年は「大根おろし」で少しカサ上げしていました。
(大根おろしが分かるように写真を撮ったあと、ネギを振りかけてもらっています)
朝一番の買い出しでは1キロ当たり(1000円)前後ですが、昼からですと(800円)ぐらいに下がります。
イカナゴは値段よりも大きさや鮮度が重要で、昼からだと朝の売れ残りも混ざり、鮮度に差が出てしまいますので要注意です。
大学を卒業して独立するまでの10年間、修業をさせていただいた建築設計事務所がありました 「大橋第一ビル」 ですが、中華料理店に譲渡しますと年末にオーナーの<大橋>さんから聞いておりました。
2月28日(金)、金庫店だった1階に広東料理のお店として【八角】がオープンしています。
縁がある場所ですので、さっそく「本日のランチ」(850円)を食べてきました。
「本日のランチ」は一種類だけで、<イベリコ豚と木綿豆腐のかきソース炒め>・<若鶏のから揚げ>・<自家製杏仁豆腐>・<オリジナルスープ>のセットです。
八宝菜的に具材が多く、<イベリコ豚・白菜・いか・海老・エリンギ・人参・ねぎ・マッシュルーム・椎茸>と9品の饗宴で量も多く、ソースもあっさりとした味付でした。
<自家製杏仁豆腐>が冷たくて口当たりも良く、デザートとしていい味わいが楽しめました。
呑み処「えっちゃん」のママさんに、お好み焼の 「徒々路」 を紹介していただきましたが、お昼ご飯でいつもお世話になっています 和食堂「まるさ」 の女将<モンブラン>さんからは、今回の【とん】を教えていただきました。
店主の碇本さんはラジオネームが<イカリン>さんで、川柳をされる<モンブラン>さんと、毎日放送ラジオの 『しあわせの五・七・五』 を通じてのお知り合いです。
お母さんのお店を継ぐ前は、タンクローリーの運転手をされており、よくラジオを聴いていたそうです。
現在は新長田に移られていますが、弟さんがお店から近いお好み焼 「イカリお好み焼店」 をされていたとは驚きで、こちらのお店にはよく通っておりました。
今宵は「豚ぺい焼き」を前菜として、シーズンも終わりに近付いた牡蠣を特別に入れてもらい「モダン焼き」です。
辛口の「ドロソース」をたっぷりと掛け、おいしくいただいてきました。
今宵は、「ハンバーグ」と「春巻き」がおすすめメニューでしたので、「春巻き」を選びました。
英名でも「Spring roll」と、そのまま直訳した名称になっているのは以外です。
大阪や神戸は、山東系の中華料理店も多く、比較的に厚い皮を用いて具を包み、さらに外側に天ぷらのような衣や溶き卵を付けて揚げる「春巻き」も見かけますが、今宵の「春巻き」は広東風の味わいで、豚肉やタケノコ・シイタケなどを千切りにして炒め、醤油などで味付けをしたモノを皮で棒状に包み、油で揚げています。
しっかりとした具の味付けでしたので、辛子だけを付けておいしくいただいてきました。
業界の事務局の近くに 「ちゃんぽん麺」 や 「皿うどん」 がおいしい<萬龍>があります。
その<萬龍>で長年修業を積まれた永友孝幸さんが、先月の4日に阪神元町駅西口からほど近い場所にて、【幸龍苑】という中華食堂を開店されています。
自分の名前の「幸」一文字と、修業を積まれたお店の「龍」が屋号の由来です。
開店して1ヶ月、お店も落ち着いた頃かなと足を向けてみました。
黒胡椒がかかり、具材がたっぷりの「長崎ちゃんぽん」(780円)でしたが、いかんせん「スープ」の味がいけませんでした。
お湯に色を付けただけといった味わいで、旨みもコクも感じられません。
ラーメン好きとしては「スープ」も残さず飲みますが、今回は残してしまいました。
メトロこうべ(新開地タウン)の某店舗の経営者が変わるとの情報を耳に挟み、【きゅうちゃん】の大将なら何か聞いているかなとウラを取りに出向いてみましたが、「何も知らないなぁ~」とのご返事でした。
今宵の肴は、色々な味が楽しめる超お得な「生ビールセット」(1000円)です。
<焼き豚・鶏のから揚げ・すじコン・串かつ・冷奴・枝豆・チリメンおろし>の七品が、大きな盆に所狭しと並べられています。
普段はあまり肴を食べないのですが、【きゅうちゃん】の<焼き豚>は自家製ですし、<鶏のから揚げ>は柔らかくてジューシーな味わいで楽しめまので、生ビールがすすみます。
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