ひと仕事終えたとは、気分転換にちょっと一杯です。
前回の訪問時に、お店の若いオネイサンが神戸出身だとわかり驚きましたが、今回も【舞ちゃん】を覗いてみました。
これまでは 「6Pチーズ」(100円) を肴としていましたが、料理ケースを見ますと「紅しょうがの天ぷら」(200円)がありました。
「紅しょうがの天ぷら」は関西特有の練り物だとおもいますが、居酒屋や立ち呑み屋さんの定番メニューであり、また「うどん」や「そば」の具材としても使われています。
天ぷらの味も良く、紅しょうががいいアクセントになり、ビールがすすみます。
帰りがけ、「また来てくださいね」の言葉に「次は6月かな」と言えば、若いオネイサン、笑っておられました。
尼崎の裁判所に出向くときは、阪急武庫之荘駅で下車、約20分ほど歩くのですが、その途中に【洋食屋】があります。
蕎麦屋も一軒ありますが、落ち着いた雰囲気で食後の珈琲(100円)が飲めるということで、足を向けてしまいます。
今日のおすすめランチは、「サーモンソテー&から揚げ」(750円)でした。
大きな鮭の切り身と、これまた大きなから揚げが3個、キャベツの千切りもたっぷりとあり、ご飯が足りないぐらいです。
珈琲をゆっくりと味わいながら休憩する予定でしたが、両サイドの二人連れさん達の煙草の煙が流れてきますので、諦めてお勘定です。
今宵の肴は、ひさしぶりに「鶏肉の竜田揚げ」(280円)です。
おすそ分けとして<播磨屋本店>のおこげの煎餅 「助次郎」 をいただいた<ペコちゃん>から、「竜田揚げというのは、何か意味があるの?」との質問がでました。
名称の出どころは、『小倉百人一首』の中で在原業平が読んだ< 千早振る 神代もきかず 隅田川 からくれなゐに 水くくるとは >にちなみ、揚げる際に食材に染み込んだ醤油の色が、紅葉のような色合いになることから、紅葉の名所である奈良県斑鳩町の「竜田川」に、紅葉が流れるさまを連想したのが名の由来です。
自然の豊かな環境に育った昔の人の感性は、今の時代とは比べようもなく、汚れきった川の色を見て、食べ物と連想することはなさそうです。
素朴な家庭料理という表現が合いそうな【吉珍】さんで、お昼ご飯です。
本日の「吉珍おまかせ定食」(600円)は、「コロッケ」と「白身魚のフライ」がメインでした。
小鉢物としては、「レンコンのきんぴら」・「ほうれん草のおひたし」・「ポテトサラダ」です。
特別手に込んだ料理ではありませんが、家庭的な味わいを感じる内容で、落ち着いて食べれるのが気にいっているお店です。
前回は食後に「ホットコーヒー」でしたが、本日は「アイスコーヒー」でくつろいできました。
お店のメニュー表示は「豚の三段バラ」ですが、「サムギョップサル」と表示する方が今ではわかりやすく、「サム」は数字の3、「ギョップ」は層、「サル」は肉を表し、日本で言うところの三枚肉(=バラ肉)を意味しています。
【東大門(トンデムン)】さんは開店して10年ほどのお店ですが、当時は「サムギョップサル」といってもなかなか通じなかったと、ママさんから教えていただきました。
「サムギョップサル」はスライスした豚のバラ肉を焼き、岩塩を溶いたゴマ油を塗り、<サンチュ>や<エゴマ>の葉などに<ニンニク>をのせ、<サムジャン(味付味噌)>を塗って肉と共に食べます。
今宵は、<サニーレタス>に巻きこんでおいしくいただきました。
<ニンニク>はおそらく塊2個分はあり、焼いてホクホクした味わいが<サムジャン>と合い、また挟み込んだ<ネギキムチ>もほんのりとした酢の味わいで、ビールが進みました。
今宵のおすすめの「アスパラベーコン炒め」(280円)のメニューを見たときには、長い<グリーンアスパラガス>に、長い<ベーコン>をグルグル巻いて焼いた姿を想像していました。
お皿には、<アスパラ>と<ベーコン>以外に、<ちくわ・しめじ>を混ぜ合わせて炒めてありました。肴のボリュームを出すために、考えられた一品です。
<アスパラガス>は、地中海東部が原産地で、日本には江戸時代に観葉植物として渡来しています。本格的な栽培は大正時代からで、輸出用の<ホワイトアスパラガス>が主体でした。
アスパラガスの「葉」に見える部分は、極端に細く分枝した「茎」であり、本来の「葉」はうろこ状に退化しています。
成長するとこの「葉」が生い茂り、「雉」も隠れるほどになりますので、和名としては「オランダキジカクシ(阿蘭陀雉隠)」と呼ばれる所以です。
牡蠣シーズンには各種「牡蠣メニュー」を楽しみにしていました<お食事処「はつ平」>さんですが、ついに 「牡蠣メニューの表看板」 を見ないままに3月に入ってしまいました。
「こんなに安くていいのかな」といえる内容だっただけに、「はつ平」から「牡蠣メニュー」消えてしまうのは残念でなりません。
今年度の「カキフライ定食」としては、(550円)という低価格の <ラーメン「豚の助」> や、タルタルソースがおいしい <串かつ「だるまどう」> に出向いていますが、本日は【やよい】さんにて「カキフライ定食」(850円)です。
【やよい】さんのソースは、「ウスターソース」でもなく「タルタルソース」でもなく、「ブラウンソース」でまろやかな味が口に広がります。
付け合わせの小鉢は、「ほうれん草」と「カツオの煮こごり」で、店名通り<家庭料理>の味を楽しんできました。
<ペコちゃん>と<ち~ちゃん>がワイワイ話しているのを聞きながら、帰ろうかなと考えていましたら、こちらもお正月以来になる<O浦さん>夫婦と遭遇です。
<O浦さん>夫婦は、休日にはお昼間に顔出しされていますので、早い時間帯でないと一緒に飲む機会がありません。
ということで、<ペコちゃん>達と<O浦さん>夫婦と合流して、【おでぶ】での会食ということになってしまいました。
<ペコちゃん>・<ち~ちゃん>・<なおちゃん>という女性陣のかしましい中、<O浦さん>とわたしは焼酎で一杯です。
今宵は、熊本県の芋焼酎「三代」をキープしました。
女将さんから「コロッケ」のサービスです。
取り分けやすいように6等分に切ってくださり、なにげない気遣いに感謝です。
「肉じゃが」も居酒屋さんや、定食の付け合わせによく出てくる煮込み料理で、嫌いな人は少ないようです。
今宵、【やす】の突き出しは定番通り<牛肉>の「肉じゃが」でした。
<牛肉>に限らず、 <鶏肉> や <豚肉> を使用した変形バージョンも見かけます。
1938(昭和13)年に書かれています『海軍厨業管理教科書』には、使用する肉の材料としては、<牛肉>が表記されています。
この「肉じゃが」も「カレーライス」と同様に、<じゃがいも・人参・玉ねぎ>を使いますので使い回しが効き、旧海軍の定番メニューでした。
「肉じゃが」発祥の地として、軍港がありました京都府舞鶴市や広島建呉市などが仲良く発祥の地として手を挙げています。
昨年末より「吉野家」では 「牛すき鍋膳」(580円) を販売していますが、【すき家】でも「牛すき鍋定食」(580円)が出ていました。
2004(平成16)年に「すき焼き定食」を販売していますが、この時には<味噌汁>が付いていました。
「吉野家」・【すき家】とも構成的には<香物・生卵>と変わりませんが、「すき焼き」の出汁の味付けが、【すき家】の方がはっきりしている感じを持ちました。
具材の<うどん>は断然【すき家】の方が分量が多く、牛肉は同じ量でしたが、味わいの違いがありますので、「牛丼」と同じように好みが分かれそうです。
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