阪神の<佐藤輝明>は、3試合ぶりに阪神甲子園球場のヤクルト18回戦に出場するも、自己ワーストを更新する35打席連続無安打、球団日本人選手最多となる151個目の三振を喫しています。
<佐藤輝明>は、6回の途中から右翼の守備に就いています。6回2死一塁で打席へ。先発<高橋>の外角117キロスライダーに空振り三振に倒れました。
先頭で迎えた9回には、2ストライク1ボールから<石山>が投じた4球目、内角高めの直球にバットが空を切った。これで4日の巨人戦から6打席連続の三振となり、シーズン三振数は、球団日本人選手としては最多の<桧山進次郎>(1997年)の150三振を抜いて、151三振。また、連続打席無安打も自己ワーストを更新する35となっています。
8日18:00、観客数10807人の阪神甲子園球場での「阪神-ヤクルト」17回戦は、阪神が「5-3」で逆転勝ちして、対戦成績を11勝4敗2分けとしています。2位巨人が、最下位のDeNAに「4-1」で負けていますので、ゲーム差を2・5に広げています。3位ヤクルトとのゲーム差は3・5となっています。
2点を追う5回1死一塁では代打<ロハス>が先発<小川>の直球を振り抜き、DAZNバックスクリーンホームラン賞の100万円を手にする6号同点2ランを打ち込んでいます。阪神の外国人選手の代打本塁打は2012年8月17日・ヤクルト戦(神宮)の<クレイグ・ブラゼル>以来、9年ぶりの記録です。
6回、2年目の<小川一平>投手(24・東海大九州)が、今季7試合目の登板で、チームに流れを呼び込む好投を見せ、待望のプロ初勝利を飾っています。
阪神先発<伊藤将司>の後を受けて同点「3-3」の六回から2番手としてマウンドへ。先頭<中村>を直球で見逃し三振。続く<オスナ>は中飛、<サンタナ>を1球で三ゴロに打ち取り、12球3人で抑えました。するとその裏、チームは<大山悠輔>が3試合ぶりの本塁打を2番手<大下>から左翼席へ16号2ランで勝ち越しに成功しています。あとは、7回<及川雅貴>、8回<岩崎優>、9回<スアレス>の各投手が守り抜き、勝利しています。
試合後のヒーローインタビューは、13個目の勝利打点を挙げた<大山悠輔>とプロ初勝利の<小川一平>が登場、ウイニングボールはまずはご両親に見せるとかで、阪神ファンへは、「一平ちゃん」と呼んでくださいと元気な声で答えていました。これから「一平ちゃん」コールが響き渡ることだと思います。
7日18:00、観客数11167人の阪神甲子園球場での対ヤクルト戦、阪神はヤクルトに18安打と打ち込まれ「0-12」の2安打完封の大敗でした。巨人がDeNAに「2-8」で負けているため、2位陥落はなんとか免れています。
阪神先発の<青柳晃洋>投手が、5回を投げ97球8安打3奪三振4四球5失点(自責点5)でマウンドを降り、3敗目(10勝)としています。
立ち上がりの初回1死から<坂口>に一塁線を破る二塁打を打たれ、続く<青木>には左前適時打を運ばれて先制点を献上。2回には、2死走者なしから8番<サンタナ>に右翼ポール際へ10号ソロを浴びて2点目を失っています。
重ねて「0-2」の2点ビハインドの3回に、1死一塁から<青木>に四球を選ばれて一、二塁で4番<村上>に右中間へ運ばれ、痛恨の32号3ランを浴びてしまいました。その後も2死満塁となりましたが、投手<奥川>を空振り三振に仕留めて切り抜けました。
この回以降は2イニングを無失点に抑えて追加点は与えず。6回から2番手で<馬場皐輔>がマウンドに上がり、1点を取られ降板です。前回8月31日の中日戦に続き、2試合連続の五回降板になっています。
5日18:01、観客数1万7247人の阪神甲子園球場での対巨人18回戦は、阪神が6点ビハインドを追いつく「6ー6」の引き分けで、阪神は首位を守っています。
「0ー6」で迎えた6回。打線がつながりました。先頭<中野拓夢>の中越え三塁打をきっかけに代打<原口文仁>の右前適時打などで4点を返します。続く7回は無死一、三塁から<糸原健斗>の二ゴロの間に1点差に詰め寄り、なおも続く2死一塁。代打<糸井嘉男>が追い込まれながらも<デラロサ>から左中間を真っ二つに破り「6-6」の同点二塁打としています。
9回は2死満塁と攻め込んだサヨナラの好機ながら、最後は<近本光司>が中飛に倒れて、3時間59分の激闘を引き分けています。
10勝目を狙う先発の<秋山拓巳>は、<中島>に5号2ランを打たれるなど、2回45球3安打3失点(自責点3)で降板。2番手<藤浪晋太郎>も5回に<岡本和>に手痛い35号3ランを浴びています。それでも、3番手以降の中継ぎ陣が6回以降無失点リレー。<馬場皐輔>、<小川一平>、<岩崎優>、<スアレス>の4投手が無失点でおさえ反撃を許しませんでした。
人気4人組ガールズユニット「ももいろクローバーZ」の<高城れに>(28)が5日、「阪神ー巨人」18回戦(阪神甲子園球場)の始球式を務めています。
大きく振りかぶってからゆったりとしたワインドアップモーションから投じたボールは、ワンバウンドとなりましたが、勢いのある見事な投球で捕手<梅野隆太郎>のミットへ届きました。
「ももいろクローバーZ」の大ファンで、右翼の守備位置から投球を見守った阪神<佐藤輝明>は、グラブをとって拍手を送っていました。
<佐藤輝明>は「7番・右翼」で2日連続のスタメン出場で、一押しファンの「ももいろクローバーZ」の<高城れに>の登場も、幸運の女神とはならず、この日は2打数2三振でふるわず、33打席無安打となっています。この2打席2三振で今季通算149三振となり、6回の守備から退いています。
<平田勝男>2軍監督
5日、ナゴヤ球場で行われましたウエスタン・リーグの「中日ー阪神」に阪神は中日に「1ー0」で勝利。並んでいました1999年の巨人(イースタン)を上回り、引き分けを挟みファーム新記録となる16連勝を達成しています。
打線は3回に<栄枝裕貴>と<江越大賀>の安打で2死一、二塁とすると、<板山祐太郎>が中前打。これを中堅<岡林>がそらし、その間に1点を先制しました。この日は中日打線8安打を下回る7安打でしたが、数少ないチャンスをものにしています。
先発した兵庫県南あわじ市出身の<村上頌樹>は5回を4安打無失点、5奪三振の好投で、ウエスタンで8勝目を挙げています。2番手では、8月30日に登録を抹消された<アルカンタラ>が6回に降格後初登板。2安打を許しながらも1回を無失点に抑えると、その後は<二保 旭>、<浜地真澄>とつないで完封リレーで勝利し、<浜地>はリーグ最多8セーブ目を挙げています。
4日18:00、観客数18024人の阪神甲子園球場での対巨人17回戦、阪神が劇的な逆転サヨナラ勝ちの「4-3」と2試合連続の逆転勝ちで巨人を下し首位を奪還しています。
1点ビハインドの「2-3」で迎えた8回1死満塁の好機が無得点で、負けゲームの雰囲気が漂う9回、先頭の<糸原健斗>が左前安打で出塁。無死一塁から、<大山悠輔>が巨人の守護神<ビエイラ>から、左翼席へ劇的な15号2ラン本塁打で試合を決めています。
阪神は、今季巨人戦初登板の<ガンケル>が先発し、6回1/3を110球6安打5奪三振1四球3失点(自責点3)でしたが、5回<梅野隆太郎>が巨人先発<高橋>から逆転3号2ラン本塁打を放ち「2-1」と逆転していました。
6回に<ガンケル>が<岡本和>に34号逆転2ランを浴び「2-3」と逆転され、2番手<及川雅貴>、3番手<小川一平>と引き継いでいます。勝利投手は、昨日の逆転勝利で3勝目とした4番手<岩貞祐太>が4勝目(0敗)としています。
3日18:01、観客数1万4889人の阪神甲子園球場での対巨人16回戦、阪神は「7-3」の会心の逆転勝ちで宿敵・巨人を下しています。
5回まで巨人先発<戸郷>に完全に抑え込まれながら、6、7、8回と3イニングで8安打で連続得点。同点に追いついた7回、満塁に<大江>から<中野拓夢>の右翼フェンス直撃の走者一掃の3点三塁打で勝ち越し。<大山悠輔>は8回に3打点目を挙げ、一気に試合をひっくり返し、ゲーム差はマイナス0・5、勝率・002差まで肉薄しています。
6回は無失点に抑えられていた<戸郷>に対し、代打<糸井嘉男>の適時打で反撃開始。巨人が、<高梨>・<鍵谷>・<大江>と継投策に出た7回は適時打を放っていた<糸井嘉男>に代打<サンズ>、さらに<原口文仁>も代打で起用するなど7回には、代打、代走を次々と投入の総動員で一挙5点を奪っています。
先発<西勇輝>は、6回107球6安打5三振1四球3失点(自責点3)で降板。またも100勝目を挙げることができませんでした。
7回を引き継いだ2番手<岩貞祐太>が3勝目としています。8回<岩崎優>、9回4点差でセーブは尽きませんでしたが<スアレス>が共に3人で打ち取っています。
1日18:01、観客数10029人の「阪神甲子園球場」で対中日16回戦が行われ、阪神が「2-1」での逆転勝ちを収め、連敗を4で止めています。
15試合目登板の先発<伊藤将司>は7回88球4安打6奪三振1失点(自責0)と好投でした。甲子園では4月24日・DeNA戦以来、自身130日ぶりの白星で7勝目(6敗)を挙げています。
打線は初回2死満塁の好機で6番に入った<大山悠輔>が平凡な投ゴロ。さらに、4回1死一塁でも<大山悠輔>が併殺打に倒れるなど、嫌な流れの雰囲気でした。その雰囲気を変えたのは、大山自身の一振りでした。
<マルテ>の同点打で追いつき、なおも2死一、三塁の勝ち越し機でバットを折りながら、右前に勝ち越しの2点目となる打球を運び、24打席ぶりに打点を挙げています。
8回は<岩崎優>、9回は<スアレス>が締めて28セーブとして試合終了、ヒーローインタビューは、好投の<伊藤将司>と<大山悠輔>が登場していました。
31日18:00、観客数11312人の「阪神甲子園球場」で対中日15回戦が行われ、阪神は「5-8」で負け、本拠地に戻ってきた第1戦でしたが今季初の4連敗を喫しています。7月から2カ月連続の月間負け越しとなっています。巨人がヤクルトに「10-8」で勝っていますので、とりあえず阪神は3位から2位に上がっています。
すでに10勝(2敗)を挙げ、8連勝中でした先発の<青柳晃洋>が、3回に左翼<ロハス・Jr.>のまずい守備も重なって5連打を浴びるなど一挙5失点(自責点5)の誤算でした。
それでも5回にこの日1軍復帰の<マルテ>が、満塁で走者一掃の適時二塁打を放つなど5点を返して一時追いつきました。
しかし7回に3番手<及川雅貴>が<福留>、<高橋>に適時打を浴びて3失点(自責点3)しています。
<大山悠輔>・<佐藤輝明>はともにベンチスタート、7回の好機に代打で登場も、そろって三振で追加点が取れませんでした。
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