14日14:01、観客数4万2579人の阪神甲子園球場にて「阪神 ー DeNA 」8回戦が、「母の日」ということで、ピンク色のバットやプロテクターを用い、主審のシャツをはじめ審判員もピンク色の帽子での試合が行われ、阪神「15-7」の快勝でした。
阪神は2ゲーム差で迎えたDeNAとの首位攻防3連戦に全勝して対戦成績を6勝2敗とし、20勝13敗(勝率・606)で4月19日以来となる単独首位に立ちました。
阪神打線は4月16日の前回対戦(横浜)で、6回2安打1得点に封じられたDeNA先発<平良>を攻略。初回に1番<近本光司>の左前打などで二死一、二塁とし、5番<佐藤輝明>が6号3ランを右翼席へ運び先制しました。そのあと<西純矢>が撃ち込まれ逆転されたものの、1点を追う4回は<近本光司>が同点となる中前適時打を放ち<平良>を降板、2番手<三嶋>を攻め二死満塁とし、4番<大山悠輔>が押し出し四球を選び再び勝ち越しました。
なおも二死満塁で、続く<佐藤輝明>は<三嶋>の初球を強振、右中間席に飛び込む7号満塁本塁打を放っています。この日は特注のピンク色のバットで自己最多となる1試合7打点を記録しています。
阪神打線は7回にも打者一巡のビッグイニングを作り5点を追加。8回までに先発9人全員安打の今季最多の21安打をマークし、今季4月27日の巨人5回戦と最多タイの15得点を奪っています。
先発の<西純矢>は、5回までに80球11安打3奪三振1四球4失点(自責点3)を許しながらも大量援護に恵まれ2勝目(2敗)を挙げています。
6回以降は救援陣<及川雅貴>(1失点)→<加治屋蓮 >→<岩貞祐太>→<浜地真澄>(2失点)→<ビースリー>がDeNA打線の反撃を3点に抑え、3時間47分の試合を終えています。
13日14:01、観客数4万2530人の阪神甲子園球場にて「阪神DeNA」7回戦が雨の中行われ、阪神が「7-2」の逆転勝ちで勝ちで3連勝し、<岡田彰布>監督(65)が、史上25人目の監督通算600勝(阪神で412勝・オリックスで188勝)を挙げています。19勝13敗で貯金6とし、勝率・594でDeNAと並んで首位に浮上しています。
開幕から4連勝中の先発<大竹耕太郎>は6回96球4安打4奪三振1失点(自責点1)と好投でした。現役ドラフトで新加入の左腕は、開幕から5戦5勝。通算15勝目ながら、10球団から白星を挙げており、残るは巨人と、古巣ソフトバンクのみとなっています。
三回1死で<ガゼルマン>に二塁打を許し、その後2死二塁から<ソト>を飛球に打ち取りましたが、右翼<ミエセス>の前にポトリと落ちる不運な先制打を許しています。その後、二、三塁とピンチが拡大しながらも、最後は<牧>を左飛に仕留め、最少失点で終えています。
阪神打線は1点を先制されました直後の三回裏、2四死球の1死一、三塁で<近本光司>が右前に同点タイムリーを放ち、3番<シェルドン・ノイジー>の勝ち越し犠飛、5番<佐藤輝明>の中前適時打など2安打で4点を奪い逆転に成功しています。
四回以降<大竹耕太郎>はテンポ良くアウトを重ねていきました。球団投手の開幕5戦5勝は1937年<御園生崇男>、2004年<福原忍>に続いて3人目の快挙となっています。
12日18:01、観客数3万9010人の阪神甲子園球場にて「阪神DeNA」6回戦が行われ、阪神が「6-3」で勝っています。
阪神先発の<青柳晃洋>投手が八回途中3失点で開幕戦以来となる2勝目(3敗)を挙げています。
初回こそ3戦連続で先制点を献上しましたが、最少失点で切り抜けると立ち治りました。二回は2死一、二塁から自らのバットで逆転の左翼線2点二塁打を放ち、試合をひっくり返しています。この回、味方がさらに<近本光司>・<中野拓夢>の安打で2点を追加しています。
三回には<佐藤輝明>が、<今永>から3年目で初本塁打となるチームトップの五号ソロ本塁打をバックスクリーンへライナーで運んでいます。
以降は打線の援護をバックに直球主体で得点を与えず。八回に連続安打で無死一。二塁のピンチを招いたところで2番手<加治屋蓮>に引き継ぎ、120球7安打6奪三振2四球の3失点(自責点3)となりましたが、打線の援護もあり開幕戦のDeNA戦以来、約1カ月半ぶりとなる2勝目としています。白星から見放されて自身3連敗中でしたが、大事な首位攻防3連戦の初戦を白星としています。
11日18:01、観客数4万0978人の阪神甲子園球場にて「阪神-ヤクルト」9回戦が行われ、阪神が接戦を制して「2-1」で勝ち、またも3連敗を阻止しています。今季3連敗がない阪神は、12球団唯一です。
先制は阪神でした。「0-0」の二回1死から、7番<坂本誠志郎>が放った大飛球を中堅<塩見>がグラブではじき転倒。その間に<坂本誠志郎>は三塁を陥れ、絶好機を作りました(記録は三塁打)。続く8番<木浪聖也>が<サイスニード>から、左中間フェンス直撃の適時三塁打をマーク。2戦連続の完封負けを喫していた中、29イニングぶりの適時打、23イニングぶりの得点で先取点を奪いました。
五回以降再び沈黙していた打線でしたが、同点の八回に先頭<ミエセス>が左前打で出塁すると、その後、<木浪聖也>の二塁打で1死二、三塁とチャンスを拡大。代打<糸原健斗>の遊ゴロを遊撃<長岡>が本塁へ送球するも、ヘッドスライディングした代走の三走<小幡竜平>が間一髪セーフで、1点を勝ち越し決勝点となりました。
これで八回を1回無失点に抑えた<石井大智>(25)にプロ初勝利が舞い込んでいます。<石井大智>は秋田高専卒業、独立リーグの四国IL〈plus・高知〉を経て2020年ドラフト8位で阪神入団、背番号「69」です。
先発の<伊藤将司>は7回102球6安打7奪三振1四球(申告敬遠)で1失点(自責点1)の好投でしたが今季2勝目にはなりませんでしたが、甲子園11連勝の記録は継続となっています。
10日18:00、観客数4万0586人の阪神甲子園球場にて「阪神ーヤクルト」8回戦が行われ、阪神は「0-5」の昨日の7回戦に続き2試合連続で今季3度目の完封負けを喫しています。これで5月5日の広島6回戦(マツダ)の7回から21イニング得点がありません。
ヤクルト先発のベテラン43歳の左腕<石川雅規>を打ち崩すことができず、<石川>に22年年連続白星となる今季初勝利を献上しています。
初回、二回は三者凡退に抑えられましたが、三回に好機でした。先頭の<梅野隆太郎>、<木浪聖也>が連打で一、二塁でしたが、<西勇輝>が遊ゴロ、上位打線にかえって<近本光司>が遊飛、<中野拓夢>が一ゴロに倒れ、無得点に終わりました。
三回同様、四回と六回も先頭打者が出塁しましたが、後続がそのチャンスを生かすことができません。
阪神先発の<西勇輝>投手は6回2/3を123球6安打4奪三振2四球1死球の3失点(自責点3)で降板、2番手<ビーズリー>に引き継ぎましたが、八回に2失点、九回は<及川雅貴>が登板しています。3失点の<西勇輝>は3敗目(1勝)となっています。
9日18:01、観客数4万1128人の阪神甲子園美優上にて「阪神-ヤクルト」7回戦が行われ、阪神は「0-1」の今季の2度目の完封負け。チームの連勝も3で止まりました。
阪神の<村上頌樹>投手が先発し、7回に先頭の<サンタナ>に左翼席に5号ソロ本塁打を打たれ今季初失点を許しています。開幕からの連続イニング無失点記録はセ・リーグタイの「31」で止まりました。
<村上頌樹>はこの試合の6回を抑えたところで連続無失点イニングが「31回」に到達し、1963年9月に阪神の<中井悦雄>投手が記録したセ・リーグ記録に60年ぶりに並んでいました。
<村上頌樹>はこの日7回103球5安打8奪三振1四球1失点(自責点1)の好投で黒星となり2勝1敗、通算防御率は「0・28」となっています。阪神打線は、計12三振と打線が振るわず、六回、3連続四球で満塁の好機に<佐藤輝明>が三振するなど4安打散発で完封されてしまいました。
ちなみに、開幕からに限らない連続イニング無失点の球団記録は、2006年4月から7月にかけて<藤川球児>投手が記録した47回2/3。日本記録は1958年に<金田正一>投手(国鉄)が残した64回1/3となっています。
5日18:01、観客数3万1193人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神」6回戦が行われ、阪神が「5-0」で勝ち3連勝としています。
阪神の先発<大竹耕太郎>は7回98球5安打2奪三振無失点の好投で、リーグ単独トップの4勝目をマークしています。
2点援護をもらった初回、<菊池>、<上本>と連打を許しいきなり無死一、三塁のピンチでしたが3番<秋山>を空振り三振、4番<マクブルーム>を遊飛に打ち取り、けん制で一走<上本>を誘い出し、その間に本塁突入を試みた三走<菊池>をタッチアウトにしてピンチをしのいでいます。
二回は三者凡退に。三回、四回は走者を背負ったものの、緩急自在の投球でホームを踏ませませんでした。五回、六回、七回も直球にチェンジアップやスライダーなどを織り交ぜる圧巻の投球で三者凡退に抑えています。
阪神打線は、初回に左安打の<ノイジー>を一塁に置き、4番<大山悠輔>が先発<遠藤>から3号2ラン本塁打を左翼席に打ち、三回には左安打の<大山悠輔>が一塁の場面で5番<佐藤輝明>が<遠藤>から4号2ラン本塁打を左翼席に運んでいます。
六回には2死走者なしの場面で3番手<塹江>から、6番<ミエセス>が来日初安打が初本塁打となる1号を左翼席上段に打ち込んでいます。
5日18:01、マツダスタジアムにて「広島-阪神」6回戦が行われています。
新助っ人の阪神<ヨハン・ミエセス>外野手(27)が、来日1号のアーチを放っています。4点リードの6回1死。左腕<塹江>の141キロのフォークを引っ張り、左翼テラス席の上段へ運んでいます。この日1軍に昇格し「6番・右翼」で先発出場でしたが、1号ソロ本塁打を記録、5点目としています。
阪神打線は、初回に4番<大山悠輔>の2ランで先制して「2-0」。3回に5番<佐藤輝明>の2ランで「4-0」とリードを広げていました。阪神の1試合3本塁打は今季初となっています。
4日14:02、今季最多の観客数4万2596人の阪神甲子園球場にて「阪神ー中日」6回戦が行われ、阪神が「3-2」の逆転勝ちでした。前日の逆転サヨナラ勝ちに続いて中日に連勝、貯金を4としています。
阪神打線は、2点を追う七回、中日先発の>柳>から<大山悠輔>が二塁打を放ち、2死二塁で<坂本誠志郎>が中前に適時打を放って1点を返し「1-2」となり、1点を追う八回、4番<大山悠輔>、5番<佐藤輝明>の連続適時打で逆転しました。注目の九回は<岩崎優>が締めてセーブが付いています。
6回99球11安打1奪三振と打ち込まれ2失点【自責点2)で降板した<伊藤将司>投手は黒星を逃れています。連続無失点イニングが「39」でストップしましたが、七回に追撃の適時打を放った<坂本誠志郎>捕手のスタメン試合は「8戦全勝」となっています。
7回を抑えた2番手<加治屋>のあと3番手として8回に登場した<及川雅貴>投手は、打者3人を9球で打ち取り2021年7月12日のDeNA戦(甲子園)以来の今季初勝利となっています。
3日14:01、観客数4万2579人の阪神甲子園球場にて「阪神ー中日」5回戦が行われ、阪神が「8-7」と最大6点差をはね返して、3連敗にならず、4月18日の広島戦以来、今季3度目のサヨナラ勝ちを挙げています。
先発の<西勇輝>は二回につかまり、打者一巡の猛攻を浴びて2回48球8安打0奪三振1四球6失点で降板でした。初回は順調でしが、2死一、二塁から、8番<木下>に左翼へ2点二塁打を浴び先制を許しました。さらには投手の<涌井>に中前適時打を浴び、さらには<大島>、<細川>に連続適時打を浴び一挙6失点で、これは3連敗かと思われました。
しかし、ここから阪神打線が驚異の追い上げを見せてくれました。その裏、2死満塁から<近本光司>が左前に2点適時打となり、五回には<ノイジー>の三ゴロの間に1点を挙げ、その後、<佐藤輝明>が右翼に適時打を放っています。
さらには六回。この回から登板した2番手<砂田>が<木浪聖也>に四球を与え、3番手<勝野>に交代。1死を奪った後、<近本光司>、<中野拓夢>に連続四球で満塁の好機となりました。<ノイジー>が凡退し、2死満塁となりましたが、<大山悠輔>が、<勝野>から左前に運ぶ2点適時打を放ち「6-6」同点に追いつきました。
中継ぎ陣も三回以降、<富田>→<ビーズリー>→<石井>→<岩貞>が無失点でつなぎ、九回、<K・ケラー>が勝ち越し点を許しましたたが、九回裏、7番手守護神<マryティネス>から先頭<大山悠輔>が二塁打を放ち、続く<佐藤輝明>の二ゴロが失策を誘い「7-7」の同点。さらに代打<原口文仁>の左前打に相手のミスが絡むなどして無死満塁と攻め、<木浪聖也>が右前へプロ初となるサヨナラ打を放ち、4時間16分の対戦にケリを付けています。
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