28日18:00、観客数2万9626人の神宮球場にて「ヤクルト―阪神」24回戦が行われ、阪神は「2-1」で勝利、3連勝で単独3位に浮上しています。残るは、10月2日の甲子園での1試合のみとなりました。
阪神<中野拓夢>が初回にプロ初先発の<市川>から右翼席へ先制の6号ソロを放ち、これで2試合連続の先頭打者本塁打とし、自身プロ初を記録しています。
先発<伊藤将司>への援護点になりましたが、その後の追加点がなく、6回2死三塁で<奥村>に適時内野安打を打たれ、6回途中を79球4安打8奪三振1失点で降板しています。2年連続の二けた勝利には届きませんでした。
「1-1」の同点の8回2死二塁と得点のチャンスで打席に入った<原口文仁>は、ヤクルトのセットアッパー<清水>から、フルカウントの8球目に投じたカーブを引っ張り、打球は左前へ勝ち越しの適時打となり、二走<島田>「2-1」とが一気にホームに生還し、決勝点となりました。
6回<浜地真澄>→7回<ケラー>→8回<湯浅京己>→9回<岩崎優>と盤石の中継ぎ陣がヤクルト打線を抑え1点を守り抜きました。勝利投手は<ケラー>につき3勝2敗、<岩崎優>が28セーブ目を挙げています。
27日、阪神<藤浪晋太郎>投手(28)が今オフのメジャー挑戦を目指すことが伝えられています。ポスティングシステムを使用しての大リーグ移籍を希望するようです。
すでに球団には意思を伝えているようで、シーズン終了を待って交渉に入ります。来季の新監督に<岡田彰布>(64)が内定したチームはこの日、優勝を決めたヤクルトに「4-1」で快勝して巨人と並び3位タイに浮上しています。まずはCS進出を懸けた残り2戦に集中するのみです。
プロ10年目を迎えた<藤浪晋太郎>は、6年連続減俸(今季推定年俸4900万円)となった昨年12月8日の契約更改。「エゴ」と表現してまで先発一本勝負を宣言した日、実は球団側に翌年オフのメジャー挑戦希望を伝えていたようです。近年は制球難に端を発した不振に苦しみ、勝負を懸けた1年は新型コロナウイルス感染もありながら、特に夏場以降は復調の気配。最速162キロの剛速球と150キロ前後のスプリットを最大の武器に、いよいよ今オフの大リーグ移籍を目指します。
今季は2年連続で開幕投手を任され、16試合登板で3勝5敗、防御率3・38。8月以降は先発7試合のうち6試合でクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を達成しています。
まだ海外FA権取得日数には遠く、今オフ移籍にはポスティングシステムしかありません。とはいえ日本球界屈指の潜在能力は誰もが認めており、もし挑戦が決まれば、先発もリリーフもできる本格派として注目を集めるでしょうか。
27日18:00、観客数2万9355人の神宮球場にて「ヤクルトー阪神」23回戦が行われ、阪神が「4-1」で勝利しています。
巨人と並んで3位タイに浮上しました。巨人、広島と0・5差の間に3チームがひしめく大混戦のCS争いは、いよいよ大詰めになってきました。
先発の<青柳晃洋>が6回109球6安打4奪三振、6回<宮本>に1号本塁打を打たれた1失点(自責点1)でリーグ単独トップ13勝目(4敗)となる、白星を8試合ぶりに挙げています。7回<浜地真澄>→8回<湯浅京己>→9回<岩崎優>と救援陣が押さえ切り、<岩崎優>に27セーブ目が付いています。
打線は初回に<中野拓夢>がプロ入り初の先頭打者弾を放ち、イイスタートを切りました。4回には、<近本光司>の右二塁打に<大山悠輔>が四球、<原口文仁>の犠打のあと<佐藤輝明>が四球で出塁、1死満塁の場面で<高寺望夢>が犠飛を打ち走者が生還して「2-0」。続く<坂本誠志郎>が死球で、再び満塁の好機でしたが<青柳晃洋>は中飛に打ち取られました。
続く5回には、<中野拓夢>と<近本光司>が四球で1死一、二塁から<大山悠輔>と<原口文仁>に連打で4点差と広げました。
26日、阪神の次期監督に元監督の<岡田彰布>(64)が内定したことが報道されています。レギュラーシーズン終了後に正式に発表される見通しです。
キャンプイン前日の1月31日に、<矢野燿大>監督(53)が今季限りでの退任を表明。次期監督が注目されていましたが、2005年にリーグ優勝に導き、在任5年で4度のAクラス入りを果たした<岡田彰布>に白羽の矢が立ち、18年ぶりのリーグ優勝を託します。
異例ずくめで幕を開けた今年のペナントレースでした。キャンプイン前日の1月31日に、就任4年目の<矢野燿大>監督が今季限りでの退任を表明しました。前代未聞の状況で開幕を迎え、そこからリーグワースト記録となる9連敗。1勝15敗1分の勝率・063と、歴史的なつまずきを見せて始まった今季でした。
<岡田彰布>の就任が正式決定すれば、〈教え子〉の<今岡真訪>(48)や<鳥谷敬>(41)、2021年から阪神SA(Special Assistant)の<藤川球児>(42)らのコーチ陣が期待できそうです。
26日、プロ野球・日本ハムの〈BIGBOSS〉こと<新庄剛志>監督がSNSで謎の予告投稿をしています。午後4時頃にインスタグラムに投稿された写真は、札幌ドームを見つめる背番号「1」の〈BIGBOSS〉の後ろ姿。
さらに投稿文には「突然ですが 9月28日札幌ドーム最終戦 皆様にご報告があります 是非 球場の方に足を運んでもらえると嬉しいです」と記載されています。
監督就任1年目はここまで140試合を戦い、57勝80敗3分けと6位が確定しています日本ハムです。来季からは本拠地を「札幌ドーム」から、「エスコンフィールド北海道」に移します。
サプライズ好きの〈BIGBOSS〉が何を語るのか気になる投稿です。
23日18:01、観客数3万0593人のマツダスタジアムにて「広島阪神」25回(最終)戦が行われ、阪神が「7-3」で快勝でした。連敗を4で止め、4位・広島にゲーム差なしで並んでいます。
阪神は打線が<大瀬良>から<原口文仁>が2号2ラン、<中崎>から<佐藤輝明>が特大の20号2ランの2本塁打を含む12安打で7得点。6投手の継投で逃げ切り、広島に同率4位で並んでいます。逆転CS進出に望みをつないでいます。
立ち上がりの速攻劇で試合の流れを引き寄せました。<近本光司>の右中間適時二塁打、<大山悠輔>の中越え適時二塁打、<原口文仁>の左越え2号2ランで一挙4得点。4回には高卒2年目の<高寺望夢>(19)のプロ初安打となる右線適時二塁打で加点しています。6回には<佐藤輝明>が右越え20号2ラン。球団では1969、70年の<田淵幸一>以来2人目となる新人から2年連続20本塁打の快挙を記録しています。
投げては先発の<才木浩人>が3回57球4安打1奪三振の1失点(自責点1)で降板。早めの継投策に入り、2番手<島本浩也>、3番手の<藤浪晋太郎>が2回を1安打無失点に抑えて勝ち星が付き3勝目(5敗)となっています、その後<ケラー>→<湯浅京己>→<岩崎優>とリリーフ陣が踏ん張りました。
今季限りでの引退を表明したプロ野球・阪神タイガースの<糸井嘉男>(41)でしたが、ついに「超人」が19年間のプロ野球生活を21日の広島24回戦で終えました。
9月13日に引退表明をした<糸井嘉男>ですが、甲子園球場での広島カープ戦試合終了後に引退セレモニーが開催されました。
試合では5回無死から代打で登場し、フルカウントから<森下>の147キロの直球を左前へはじき返しました。一塁ベースに向かう途中で力強く拳を握りしめると、ヘルメットを取って一礼。記念球も一塁ベンチに戻され、盛大な拍手が沸き起こりました。
続く1番<中野拓夢>の三ゴロで二塁封殺となりましたが、再び一塁ベンチに戻る際にも大きな拍手で迎えられています。5回の代打で、現役通算1727試合・1755安打目を記録しています。
21日18:01、観客数4万2267人の阪神甲子園球場にて「阪神―広島」24回戦が行われ、延長11回「4-10」で負け、5位に転落しています。CS進出が危うい状況となりました。
同点で迎えた延長11回、守備の乱れなどで1死満塁のピンチとなると、7番手<岩貞祐太>が<上本>に勝ち越し打を打たれ、さらに<菊池涼>にも適時打を浴びるなど、この回一挙6点を失っています。
先発<伊藤将司>はプロ入り後最短となる1回1/3を64球5安打4失点(自責点4)でした。2回に、<坂倉>に15号ソロ本塁打、<小園>にセンターバックスクリーン右への一時逆転の7号2ランを被弾しています。
さらに続く投手<森下>に四球。その後、3番<西川>に左前打を許して1死満塁のピンチとなった所で降板。プロ入り後初の中継ぎ登板となった2番手<西純>が<マクブルーム>に右犠飛を打たれ1点を追加。結局、この回4点を献上しています。
この日は今季限りで引退する<糸井嘉男>の引退試合でした。初回は<糸井嘉男>の近畿大学の後輩にあたる<佐藤輝明>が、3連続四球の満塁から先制の2点タイムリー。<糸井嘉男>は2点ビハインドの5回先頭で代打として登場。フルカウントから相手先発<森下>の直球を捉えた打球は左前打となり、通算1755本安打としました。
その後、2死一塁から<近本光司>の二塁内野安打と相手守備の乱れで1点を返し1点差に。6回には<梅野隆太郎>が<森浦>から同点4号ソロで試合を振り出しに戻しました。
10回には、1死一、二塁のサヨナラの好機に、<佐藤輝明>、<梅野隆太郎>が共に三振で、4時間38分の引退試合に花を添えることができませんでした。
20日18:02、観客数3万3203人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」25回(最終)戦が行われました。阪神は「4-5」で負け、今季対DeNAに9勝16敗となり、65勝70敗で、残り5試合で今季勝ち越しもなくなり、4位に転落です。
先発<青柳晃洋>は、初回<佐野>に20号ソロ本塁打を左中間に打ち込まれて先制され、6回には<牧>に適時打を打たれ逆転され、5回0/3104球4安打7奪三振2失点(自責点2)で2番手<岩貞>に引き継ぎ降板、7試合勝利を挙げられず12勝(4敗)のままです。
阪神が「1-2」で迎えた8回、DeNA・4番手の<エスコバー>を攻略して、逆転に成功しました。
まずは先頭の代打<陽川尚将>が、<エスコバー>から今季1号となる同点ソロ本塁打を左翼ポール際に打ち込みました。
続く1番<中野拓夢>は右前打で出塁し、<糸原健斗>の犠打で1死二塁。<近本光司>は三ゴロに倒れ、2死二塁。<大山悠輔>が申告敬遠された後、<原口文仁>の左前適時打で一気に「4-2」勝ち越しに成功しました。
阪神ファンの誰もが勝利を確信した9回表に26セーブの5番手<岩崎優>が、まさかの「3点」
を取られ「4-5」と逆転されてしまいました。
18日18:02、観客数4万2614人の阪神甲子園球場にて、「涼宮ハルヒの球宴」イベントの一環として、声優<茅原美里>の始球式に続き、「阪神ーヤクルト」22回戦が行われました。阪神は「0-1」の今季26度目の完封負けを喫しています。
阪神は6回に守備の乱れで失点しています。先頭の<塩見>の打球を遊撃手<中野拓夢>が一塁へ悪送球。ボールはカメラ席に入り、二塁まで進塁を許すと、続く<山崎>が送りバントを試み、投前に転がった打球を今度は<藤浪晋太郎>が一塁へ悪送球(記録は安打と失策=今季82個目)。その間に<塩見>に生還され、度重なるミスで先制点を献上しています。
その後2死満塁となり、代打<宮本>でしたが、遊ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けました。<藤浪晋太郎>は6回の打席で代打が送られて降板、2番手<浜地真澄>に引き継いでいます。
先発<藤浪晋太郎>は6回96球2安打1失点(自責点0)で、3四球を出したものの9奪三振と好投でしたが、味方の援護点もなく、自らの失策で自滅でした。昨年4月16日・ヤクルト戦以来、520日ぶりの甲子園での白星とはなりませんでした。
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