27日18:01.観客数4万2631人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」14回戦が行われ、阪神は巨人に「6-9」で敗れ、連勝は3でストップ。ゲーム差なしでした2位・広島がこの日ヤクルトに「4-1」で10連勝したため順位が入れ替わり、6月26日以来、31日ぶりの2位転落となっています。
<大山悠輔>の12号同点ソロで同点に追いついた直後の五回、先発の<才木浩人>が一死から、梶谷>に右翼ポール際へのソロアーチを献上。さらに二死走者なしから<岡本和>の飛球を遊撃<木浪聖也>が落球、そこからピンチを広げられて<中田翔>、<長野>にいずれも適時打を浴び、<才木>は、105球7安打5奪三振4四球失点7(自責点3)で五回途中での降板となりました。二番手<馬場皐輔>も相手打線の勢いを止められず、この回は打者11人攻撃で一挙6点を失い「2―8」と突き放されてしまいました。
先発<才木浩人>は6月11日の日本ハム戦(エスコン)を最後に白星から遠ざかっており、これで登板5試合で勝ちなしとなり、黒星が付き5勝5敗です。
打線は<中野拓夢>と<森下翔太>の適時打で3点を返すなど、7回まで9安打5得点と相手先発<戸郷>を責めましたが、8回に5番手の<K・ケラー>が<岡本和>に左翼への適時二塁を浴びて再び突き放され、8回<佐藤輝明>が<ビーディ>から11号ソロをバックスクリーン左に打ち込みましたが、反撃には及びませんでした。
26日18:01、閑寂数4万2630人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」13回戦が行われ、阪神が「8-5」で勝利しています。これで阪神は甲子園球場の巨人戦で29年ぶりの6連勝を記録しています。2位広島が「5-3」でヤクルトを下し9連勝としていますので、ゲーム差「0」は変わりません。
2回に阪神打線は、巨人先発<グリフィン>をつかまえました。先頭の4番<大山悠輔>が四球、続く<佐藤輝明>が右前打、<ノイジー>は右中間を破り三走<大山悠輔>に続き一走<佐藤輝明>も一気に生還。その後、<坂本誠志郎>の犠打で<ノイジー>が三塁に進塁。<木浪聖也>を申告敬遠後、投手<大竹耕太郎>の二ゴロを<吉川>がファンブルの失策。その間に3点目を挙げています。
しかし<大竹耕太郎>は、巨人打線に六回つかまりました。この回5失点(自責点5)で、一気に2点を勝ち越されてしまいました。<大竹耕太郎>は六回途中93球7安打4奪三振1死球で2番手<島本>に引き継いでいます。
阪神打線は、六回に2番手<船迫>から1点を奪い「4-5」の1点差に追い上げますと、七回には4番手<菊地>に対して七回1死一、二塁の好機を作ります。巨人5番手に<高梨>がマウンド登場、今月2日に<近本光司>に死球をぶつけてしまい骨折で離脱したこともあり。甲子園を埋め尽くした虎党から耳をつんざくほどの怒号、大ブーイングが沸き起こりました。
異様な雰囲気の中、<高梨>は<佐藤輝明>に同点打を許し、さらに<ノイジー>に四球を与えて満塁のピンチを迎えると、続く<坂本誠志郎>が犠牲フライを打ち勝ち越します。そして途中出場の<小幡竜平>が適時三塁打を放ちます。
七回に4得点を挙げ、そのまま「8-5」で3時間32分の試合終了となりました。勝利投手は3番手<桐敷拓馬>(背番号47)が2勝目とし、<岩崎優>に16個目のセーブが付いています。
25日18:01、観客数4万2633人の阪神甲子園球場にて「阪神―巨人」12回戦が行われ、阪神が「4-2」で勝ち、28歳で急逝した<横田慎太郎>さんの追悼試合に勝利をささげています。
1点を追う六回、4番<大山悠輔>が巨人先発<菅野>に追い込まれながらも低めのフォークをすくい上げ、左翼ポール際に逆転の11号2ランをたたき込みました。1点リードの七回は左前にダメ押し適時打を放ち、この日は3打数2安打3打点1四球の<大山悠輔>でした。
ヒーローインタビューでは、「ありがとうという気持ちを持ってそういう行動を。寮で一緒に生活したり、『大山さん、大山さん』と呼んできてくれた。野球ができるのは当たり前じゃないんだなと。そういう意味ではしっかり頑張らないといけない」と力を込めていました。
さらに七回を無失点に抑えた同期入団の<岩貞祐太>は「もっと一緒に野球がしたかった」と声を詰まらせていました。
阪神先発の<西純矢>は、5回83球7安打3奪三振3四球の2失点(自責点2)で、六回からは<島本浩也>→<岩貞祐太>→<加治屋蓮>→<岩崎優>が無失点リレーでつなぎ、2番手として六回を引き継いだ<島本>が3勝目(2敗)を挙げています。
23日18:00、観客数2万9619人の神宮球場にて「ヤクルトー阪神」16回戦が行われ、阪神が「4-2」で競り勝ち、後半戦の初勝利を挙げています。午後5時開始のゲームで広島が「3-1」で中日に勝っていたため、敗れれば首位陥落という状況でしたが、逆転で踏ん張りました。
初回、先発<伊藤将司>が、1番<並木>、2番<武岡>に連続安打を打たれ、3番<サンタナ>の二併殺で先制点を許すも、三回に<梅野隆太郎>と<木浪聖也>の連続二塁打で同点に追いつきます。七回一死二、三塁の勝ち越し機では代打<渡辺諒>の一ゴロで三走<森下翔太>が2点目の生還。八回には、<中野拓夢>の右安を足掛かりに<ノイジー>が四球、<佐藤輝明>の適時打と<森下翔太>の中犠飛で2点を追加しています。
<伊藤将司>は、6回94球3安打1奪三振3四球で1失点(自責点1)の好投で、4勝目(4敗)としています。
2番手<岩貞祐太>に続き、八回3番手<浜地真澄>が、3番<サンタナ>に10号ソロ本塁打を打たれていますが、4番<村上>を三振に打ち取り、9回を4番手<岩崎優>が抑え14セーブ目を挙げています。
22日18:00、観客数2万9698人の神宮球場にて「ヤクルトー阪神」15回戦が行われ、阪神は「3-6」で負け(勝率・561)、2位広島が中日に「5-3」で勝ち(勝率・558)となり、広島とのゲーム差がなくなりました。
先発の<青柳晃洋>が5回96球7安打1奪三振2四球1死球の5失点で4敗目(3勝)を喫しています。初回に自身のけん制悪送球もあってピンチを招き、2点を失いました。3回に追加点を許すと、五回には<村上>に右越え17号2ラン本塁打を浴びています。毎回走者を背負い、4度も先頭打者の出塁を許す苦しい投球でした。不振による2軍調整から前半戦の最後に1軍に復帰でしたが、残念な結果に終わっています。
打線はヤクルト先発の<小川>に苦戦。六回まで1安打で、二塁すら踏めませんでた。七回2死一、二塁で<森下翔太>が左中間へ、プロ初の三塁打となる2点適時打。<梅野隆太郎>も中前適時打で続いて3点を返しましたが、直後にリリーフ陣が点差を広げられました。右ろっ骨骨折から復帰戦となった<近本光司>は4打数無安打。離脱前から18打席連続で安打がありません。
中盤までの大量失点が響き、3点を追う最終回は、4番手<田口>から<大山悠輔>、<佐藤輝明>、<梅野隆太郎>の安打で1死満塁から、<原口文仁>、<渡辺諒>と代打攻勢を仕かけましたが無得点で3時間25分の試合終了でした。
元<阪神タイガース>ドラフト2位で入団した<横田慎太郎>さんが、脳腫瘍のため28歳の若さで18日午前5時42分亡くなられています。<横田慎太郎>さんが引退試合で見せた見る者の心を震わせた〈奇跡のバックホーム〉はドラマ『奇跡のバックホーム』にもなりました。駆けつけていた当時の阪神<矢野燿大>監督や阪神1軍選手は思いを強くして、その後の大逆転でのCS進出につなげました。
<横田慎太郎>さんの引退試合が鳴尾浜球場で行われたのは2019年9月26日。甲子園での全体練習後、1軍からもほぼ全選手が鳴尾浜に駆け付けました。
奇跡が起こったのは八回でした。1点リードの2死二塁の場面から中堅で出場。2016年9月25日の同戦(筑後)以来、1096日ぶりの公式戦出場でした。同点となり、なおも2死二塁。ここで打球が<横田慎太郎>さんの守る中堅前へ飛びます。
<横田慎太郎>さんが猛チャージをかけ、渾身のバックホーム。二走をノーバウンド返球で刺し、ガッツポーズをみせました。その後にチームは勝ち越して勝利しています。
また、<金本知憲>が阪神監督として迎えた1年目、2016年3月25日の中日との開幕戦(京セラ)。高卒3年目の<横田慎太郎>を「2番・中堅」に抜てきしています。プロ初出場の緊張の中、初回に二盗を決め、<マット・ヘイグ>の適時打で先制のホームを踏んでいます。<金本知憲>阪神の初得点が<横田慎太郎>でした。
17日18:01.観客数4万2619人の阪神甲子園球場にて「阪神ー中日」15回戦が行われ、前半戦最終戦となった一戦。阪神が「4-1」で勝利し、3連敗でストップしています。「11」の2桁貯金で首位折り返しとなりました。
打線では5番<佐藤輝明>に久々の一発が飛び出しました。「0-0」の初回、1番<森下翔太>の左安。3番<ノイジー>の死球で2死一、二塁の場面で、<涌井>の3球目の直球を右中間席まで運び、決勝の10号3ランとなりました。6月16日・ソフトバンク戦以来、自身47打席ぶりの一発で、球団新人の3年連続2桁本塁打は1980年<岡田彰布>に並ぶ快記録となっています。
今季、中日戦初先発となった<西純矢>は、三回は<宇佐見>の左翼線適時打で1点を奪われましたが、序盤から安打を打たれながらも、最少失点にまとめ、7回94球9安打5奪三振1四球の1失点(自責点1)で、5月14日・DeNA8回戦以来の3勝目(2敗)を挙げています。
その<西純矢>は、打撃でも活躍でした。「3ー0」の二回、先頭<坂本誠志郎>が左前打。続く<木浪聖也>がセーフティバントし、1死二塁から打席に立った<西純矢>が中前へはじき返し「4-0」としています。
16日18:00、観客数4万2622人の阪神甲子園球場にて「阪神ー中日」14回戦が行われ、阪神は3安打散発の貧打戦で「0-3」の今季11度目となる完封負けを喫し3連敗です。3位広島が2位DeNAに「3-2」で勝ち、2位に浮上「1」ゲーム差となっています。
阪神打線は、初対戦となった中日<メヒア>の前に4回まで二塁すら進めず、苦戦を強いられました。最大の好機は5回。先頭<ノイジー>の左前打を皮切りに、<木浪聖也>の四球、<伊藤将司>の右安で2死満塁の好機をつくるも、<森下翔太>が左飛でした。
6回から8回までは1人の走者を出せず、<メヒア>と7回以降の中日救援陣の7回<勝野>→8回<清水>→9回<マルティネス>に完璧に封じ込まれてしまいました。
12試合目登板の先発<伊藤将司>は4回に3番<細川>の左越え12号ソロ本塁打で先制点を献上。粘りの投球を続けるも、7回2死二、三塁では代打<後藤>に2点中前適時打を浴びて追加点を許し、7回97球7安打4奪三振3失点(自責点3)と試合を作りながらも、打線の援護に恵まれず今季4敗目(3勝)となっています。
15日18:02、中日3連戦前売り券完売の初日の観客数4万2620人の阪神甲子園球場にて「阪神ー中日」13回戦が行われ、阪神は延長十回「4-6」の逆転負けでした、
阪神は2点リードの九回に登板した<岩貞祐太>投手が1回2失点で同点とされると、延長十回には2点を失い痛恨の敗戦となりました。2位・DeNAが広島に「1-2」で敗れたため、「2」ゲーム差は変わらずですが、3位広島にも「2」ゲーム差と追い上げられています。
予期せぬ展開が待ち受けていた。暗転したのは「4-2」の九回。マウンドには、コンディション不良を訴えた守護神<岩崎優>ではなく<岩貞祐太>が初セーブを目指して上がりました。先頭<福田>への四球から1死二、三塁となり、<岡林>に右前へ2点適時打を打たれてしまいました。
先発<才木浩人>は、13試合目の登板で七回101球8安打4奪三振2四球で2失点(自責点2)と走者を出しながらも粘投を見せ、6勝目(4敗)の権利をもって降板だけに同点で消えてしまい残念でした。八回は2番手<石井大智>が無失点に抑えていました。
中日の勢いは止まらず、延長十回、4番手<島本>がピンチを背負うと、<馬場皐輔>が2死一、二塁とされ、1番<大島>に右翼線へ決勝タイムリーを浴びてしまい、この回<中野拓夢>・<熊谷敬宥>などの2失策が絡み、連続無失策試合も「14」で止まってしまい、4時間14分の試合終了でした。
13日、雨で試合開始が遅れた18:39、観客数4万2552人の阪神甲子園球場にて「阪神DeNA」14回戦が行われ、阪神は「0-4」の今季10度目の完封負けを喫しています。2位DeNAとのゲーム差は「2」、3位広島も延長11回を制し巨人に「6-1」の逆転勝ちでゲーム差は「3」となっています。
阪神は9安打を放ちながらも13三振・11残塁の大拙攻で、なんども得点圏に走者を置きながら適時打が出ずに、六回無死一、二塁では<ミエセス>、<佐藤輝明>、<坂本誠志郎>が<森原>の前に3者連続三振。七回も先頭の<木浪聖也>が<ウェンデルケン>から中越え二塁打で出塁も代打<前川右京>、<森下翔太>、<中野拓夢>が3者連続三振に斬られ悪夢のような試合展開でした。
先発<村上頌樹>は、六回87球7安打6奪三振1四球で3失点(自責点3)で2番手<及川雅貴>に引き継ぎ、打線の援護がなく5敗目(6勝)となっています。
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