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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#花」の検索結果2114件

ファルコン植物記(1213)苞のきれいな【クルクマ・シャローム】

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ファルコン植物記(1213)苞...
園芸業界では、「クルクマ・アリスマティフォリオ」の俗称で呼ばれている場合が多く、また単に「クルクマ」でも分かります。

花の形からはなかなか連想できませんが、ショウガ科ウコン属の球根植物で、東南アジアを原産地とし、和名では「キョウオウ」や「ハルウコン」と名付けられています。

カップを重ねたような花姿で、花弁のように見えているのは<苞>と呼ばれる部部にあたり、1か月以上もきれいな色で楽しませてくれます。本当の花はこの<苞>の隙間から、ごく小さなリボン状の紫色の花を咲かせます。

日本では1990年に開催された「大阪花博覧会」のときに出展され、その後タイから球根が輸入され、切り花用としても栽培されています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1212)レモンの香りのハーブ【レモンバーム】

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南ヨーロッパを原産地とする、シソ科コウスイハッカ属の多年生ハーブで、和名としては、「コウスイハッカ(香水薄荷)」もしくは「セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷)」と名が付けられています。

葉は<シトラール>を含み、レモンの香りがし、夏の終わりごろに小さな白い花、もしくは黄色の花を咲かせます。

繁殖力が非常に強く荒れ地でもよく育つ【レモンバーム】ですが、採油率が悪いために精油の価格が非常に高く付いてしまいます。

昔から「長寿のハーブ」として知られ、ポリフェノール化合物の<ロズマリン酸>を含むために活性化酸素を除去する働きがあり、また、アレルギー症状を引き起こす<ヒスタミン>の分泌を抑える効果もあり、花粉症などの症状を緩和してくれます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1211)闇に浮かぶ白色の花【チョウセンアサガオ】(4)

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帰宅する夜路の途中に、【チョウセンアサガオ】の白い花が暗闇に浮かんでいました。
「アサガオ」と名が付いていますが、 「アサガオ」 はヒルガオ科に属し、本種はナス科チョウセンアサガオ属で、花姿が似ていることにより命名されていますが、まったくの別種です。

園芸的には「ダチェラ」もしくは「エンジェルズ・トランペット」として流通していますし、神経系に影響を与える<ヒオスチアミン>や<スコポラミン>などの毒性成分を持っていますので、「キチガイナスビ」などの不名誉な別名があります。

夏から秋にかけて長さ15~20センチほどの漏斗状の白い花を咲かせ、花の先は5つに分かれ、雄しべは5本・雌しべは1本です。

花後の 果実 は球形で直径3~5センチ程度、表面に短い棘が多数映えており、中の種子は熟すとはじけて散布されます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1210)白色の覆輪の葉【フォックスリータイム】

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ファルコン植物記(1210)白...
タイムの一種で、ハーブティーや肉料理の香り付けに利用されるシソ科イブキジャコウソウ属の常緑低木、原産地は地中海沿岸です。
主にヨーロッパ南部の地中海西部の乾燥地帯に自生しています。

匍匐性の植物で、背丈は15センチほどの高さで、這うように枝を広げて成長いしていきます。

5月下旬から8月下旬の花期には、花穂を10~20センチ程伸ばし、淡い桃色の小花を咲かせます。

【フォックスリータイム】は、葉の縁に白い覆輪が入る品種で、秋になると葉先が淡い赤みを帯びてきれいな色合いが楽しめます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1209)緋色の花【サルビア・ミクロフィラ】

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ファルコン植物記(1209)緋...
一般的にこの【サルビア・ミイクロフィラ】 を含め、シソ科アキギリ属の 「サルビア・グレッギー」 ・ 「サルビア・ヤメンシス」 の3種の総称として<チェリーセージ>と呼ばれています。

原産地はアメリカ南部・メキシコで、背丈は1メートルを超える低木性の「サルビア」ですが、基本色は鮮やかな緋色でよく目立ち、園芸品種として緋色と白色のツートンカラーの<ホット・リップス>をよく見かけます。
この<ホット・リップス>は、暑い時期は緋色ですが、気温が低くなると白色の面積が増えてきます。

5月から11月頃までと開花期が長く、昆虫たちにも人気のある花のようで、 「クマバチ」 や 「ホシホウジャク」 などの吸い蜜場面に出会ってきていますが、【サルビア・ミクロフィラ】を取り上げていませんでした。

こんもりと茂る茎の先端から花穂を伸ばし、まばらな感じで花を咲かせ、株全体が花で覆われることはありませんが、その分ちらほらと咲く花が長く楽しめます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1208)赤色の実【ナワシロイチゴ】

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昨日は、黄橙色の実の 「ナガバモミジイチゴ」 をアップしましたが、熟すのが時期的に重なるようで、今回は【ナワシロイチゴ(苗代苺)】です。

バラ科キチゴ属に分類されていますが、「ラズベリー」や 「ブラックベリー」 などの代表的な栽培品種群を含んでいます。

花は赤紫色をしていますが、花弁が小さいのであまり目立ちません。
花期は5~6月頃、日当たりのいい場所に雑草的に広がり育成しており、茎には細かい棘がまばらに生えています。

「キチゴ」類として食用になりますが、あまり甘さはなく、砂糖などを加えてジャムなどに加工すると甘酸っぱくておいしく食べれます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1207)黄橙色の実【ナガバモミジイチゴ】(2)

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ファルコン植物記(1207)黄...
以前にきれいに咲いていた花を紹介しました 【ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)】 ですが、おいしそうな実が熟していました。

バラ科キイチゴ属に分類されていますが、名称は葉の形が「モミジ」のように裂けていることから名付けられ、関東系の「モミジイチゴ」に比べて柄が長いのに由来します。

初夏に実のル果実は、いわゆる「キイチゴ(木苺)」状で、黄橙色の実の味はそれなりに美味しい味わいです。

野生種なら熟成度もいい色合いで、摘まんで食べてみたいところですが、公共の歩道の植え込みとはいえ、どなたかがお世話されている場所ですので写真だけで我慢です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1206)淡緑色の【トサカケイトウ】(2)

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ファルコン植物記(1206)淡...
夏の花の代表ともいえる 【トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)】 ですが、花色はなんといっても「鶏冠」の名称が付いていますので、赤紅色が似合うとおもいます。

今回、「えっ」と思える<淡緑色>の【トサカケイトウ】を見かけました。
名称とかけ離れた色合いに、しばし足が止まりました。

日本には中国から朝鮮を経て渡来、『万葉集』では<山部赤人>が「韓藍(からあい)」の名で歌を読んでいますが、当時この<緑色>の花では詠んだろうかと気にかかります。

花とおもわれている部分は、茎の上部が変形して「鶏冠」状に変化したもので、この【トサカケイトウ】のように扁平な形、「ヤリケイトウ」は槍状、「フサケイトウ」は羽毛状になっています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1205)【デンドロビューム】(4)「フォーミディブル」

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【デンドロビューム】は、東南アジアを中心に日本からニュージランドにかけて1000種以上が分布するランの仲間で、ラン科セッコク属です。

花や草姿は多様、非常に変化に富んだ形態や性質が見られ、いくつかのグループに分けられています。

「フォーミデイブル」は、ネパールからタイにかけて分布する<フォルモスム>を元に、野生種の<インフンデブルム>を掛け合わせてできた交配種で、一般的な【デンドロビューム】は冬に開花しますが、この種は主に春~夏にかけて咲きます。

花色は白を基調とし、花径は10センチと大きく、花弁の大きさが変化に富んでいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1204)<アジサイ>(12)【コンペイトウ・ブルー】

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名称に付けられている「コンペイトウ」は、砂糖と下味のついた水分を材料とした、表面にデコボコ状の突起がある小球形のお菓子の「金平糖」のことだとおもいます。

「コンペイトウ」の語源は、ポルトガル語の「コンフェイト」ですが、カステラなどと共に南蛮菓子としてポルトガルから伝来したようです。

八重咲きの花弁(蕚)を、はじけるような「コンペイトウ」の突起に見立てたのか、品種改良の苦労を、手間暇かかる「金平糖」の製法に例えられたのかと考えながら、眺めておりました。
#園芸 #花

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