香港代表として 第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネート された『少年の君』が、2021年7月16日に公開が決定されています。また、本国版ポスタービジュアル公開されています。
壮絶ないじめ、苛烈な受験戦争、ストリートチルドレンなど社会問題を取り上げ、少年少女の過酷な青春をサスペンスフルに描いています。
2019年の中国における年間興行収入は約244億円を記録し、香港のアカデミー賞と称される第39回香港電影金像奨では最優秀作品賞含む最多8冠に輝きました。
監督は『インファナル・アフェア』シリーズへの出演で知られる俳優・監督<エリック・ツァン>の息子、<デレク・ツァン>が務めています。進学校で孤独な日々を過ごす少女「チェン・ニェン」を『サンザシの樹の下で』(2010年・監督:チャン・イーモウ) ・ 『恋するシェフの最強レシピ』(2017年・監督: デレク・ホイ)の<チョウ・ドンユイ>が演じ、集団暴行を受けていたところを彼女に救われる不良少年「シャオベイ」に中国のアイドルグループ「TFBOYS」のメンバーである<イー・ヤンチェンシー>が扮しています。
<大川隆法>(68)が製作総指揮と原作を担当した『美しき誘惑-現代の「画皮」-』が、2021年5月14日より全国で公開されますが、予告編と主題歌MVが解禁されています。
<長谷川奈央>(28)と<市原綾真>(24)がダブル主演を務めた本作は、九尾の狐に取り憑りつかれた妖魔である「山本舞子」と将来の総理大臣候補と言われる「塩村太郎」を軸にしたアクションロマンスです。自らの美しさによって国を滅ぼしてこそ満足を得られる「舞子」と、それでも彼女の良心を信じたい「太郎」の葛藤を描きます。
大手銀行副頭取の秘書として働きながら、夜は銀座の高級クラブで男を品定めしている「舞子」です。予告編では、あるきっかけで「舞子」の裏の顔に気付き、苦悩する「太郎」の姿が切り取られています。結婚式場でウェディングドレス姿の「舞子」が「おのれー、恥をかかせたなー!」と九尾に化ける様子や、光り輝く僧侶の姿となった「太郎」が「妖魔を切り倒す!」と九尾を退治しようする場面が見られます。
<赤羽博>が監督、<大川咲也加>が脚本を担当、また、主題歌は<大川隆法>が作詞・作曲した『美しき誘惑』。映画のプロデューサーも務める<竹内久顕>が歌唱を担当しています。
<芦川よしみ>、<モロ師岡>、<矢部美穂>、<中西良太>、<デビット伊東>、<千眼美子>、<杉本彩>、<永島敏行>らがキャストに名を連ねています。
本日「NHK BSプレミアム」にて<13:00>より、1952年アメリカで製作されました『原題:Limelight』、邦題『ライムライト』の放映があります。
喜劇王<チャールズ・チャップリン>が、長編映画で初めて素顔を出した作品で、最後にアメリカで製作した後期の代表作品です。
1914年のロンドンを舞台に、かつての花形喜劇役者「カルベロ」(チャップリン)と、リューマチで脚が動かなくなり自殺を図った若きバレリーナ「テリー」の心の交流が描かれます。可憐なヒロイン「テリー」を演じるのは<クレア・ブルーム>、同時代のもう一人の喜劇王<バスター・キートン>との初共演も話題になりました。
<チャールズ・チャップリン>は製作、監督、原作、脚本、音楽、主演の1人6役を務めました。美しい旋律の音楽は第45回アカデミー作曲賞を受賞しています。
台湾映画『返校』の邦題が、『返校 言葉が消えた日』に決定。あわせてポスタービジュアルが解禁されています。
台湾のホラーゲーム「返校 Detention」を原作とした本作は、1962年、<蒋介石>率いる国民党の独裁政権下を背景としたダークミステリー。市民に対する政府の暴力的な弾圧が続く白色テロの時代に、誰もいなくなった校内に閉じ込められた女子高生「ファン・レイシン」の姿を描きます。<ジョン・スー>が監督を務めています。
<ワン・ジン>、<ツォン・ジンファ>、<フー・モンボー>、<チョイ・シーワン>、<チュウ・ホンジャン>がキャストに名を連ねています。
ポスターには主人公「ファン・レイシン」をはじめ、彼女と一緒に脱出を試みる男子学生の「ウェイ・ジョンティン」、そして男性教師「チャン」と女性教師「イン」の姿が並んでいます。右上には「自由が罪と教えられた時代。あなたなら、どう生きましたか?」とコピーが添えられています。
第56回金馬奨で最優秀新人監督賞を含む最多5部門を受賞した『返校 言葉が消えた日』は7月より全国で公開されます。
第70回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を獲得した<ホン・サンス>監督作『逃げた女』が、2021年6月11日に公開されます。このたび予告編が公開されています。
『正しい日 間違えた日』(2015年)で初めて組んだ<キム・ミニ>と<ホン・サンス>の、7度目のタッグとなった『逃げた女』です。5年間の結婚生活で一度も離れたことがなかった夫の出張中、初めて1人になった主人公「ガミ」の心が、3人の女友達と再会したことで揺れ動いていくさまが紡がれていきます。
<キム・ミニ>が「ガミ」を演じたほか、<ホン・サンス>作品の常連俳優である<ソ・ヨンファ>、<クォン・ヘヒョ>、『はちどり』(2020年・監督:キム・ボラ)の<キム・セビョク>、さらに<ソン・ソンミ>、<イ・ユンミ>、<クォン・ヘヒョ>、<シン・ソクホ>、<ハ・ソングク>らが出演しています。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』
米脚本家組合(WGA)に所属する脚本家の投票によって選考されるWGA賞の授賞式が3月21日(現地時間)、バーチャル形式で行われ、オリジナル脚本賞を『プロミシング・ヤング・ウーマン』(監督: エメラルド・フェネル)、脚色賞を『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』(監督: ジェイソン・ウリナー)が受賞しています。
<エメラルド・フェネル>監督が脚本を兼ねた『プロミシング・ヤング・ウーマン』は、<アーロン・ソーキン>の 『シカゴ7裁判』、<ダリウス・マーダー>、<エイブラハム・マーダー>の『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』(監督: ダリウス・マーダー)などを抑えて受賞。
第93回米アカデミー賞 には作品賞、脚本賞、監督賞、主演女優賞、編集賞でノミネートされており、今回の受賞でまたオスカーに一歩近づきました。
また、『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』の脚本は、主演で製作も務めた<サシャ・バロン・コーエン>をはじめ異例の8人が担当しています。<サシャ・バロン・コーエン>と<アンソニー・ハインズ>、<ダン・スイマー>、<ピーター・ベイナム>、、エリカ・リビノジャ>、<ダン・メイザー>、<ジェナ・フリードマン>、<リー・カーン>が受賞しました。第93回米アカデミー賞の脚色賞、助演女優賞にもノミネートされている作品です。
『東ベルリンから来た女』の<クリスティアン・ペッツォルト>が監督・脚本を手がけ、{水の精・ウンディーネ}の神話をモチーフに描いた2020年ドイツ・フランス合作の恋愛ドラマ『原題:Undine』が、邦題『水を抱く女』として2021年3月26日より全国で公開されます。
ベルリンの都市開発を研究する歴史家「ウンディーネ」は、アレクサンダー広場に隣接するアパートで暮らしながら博物館でガイドとして働いています。恋人「ヨハネス」が別の女性に心変わりし悲嘆に暮れる彼女の前に、愛情深い潜水作業員「クリストフ」が現れます。2人は強く惹かれ合い、新たな愛を大切に育んでいきます。
やがて、「ウンディーネ」が何かから必死に逃げようとしているような違和感を「クリストフ」が感じ取ったことをきっかけに、彼女は自分の宿命に直面することになります。
『婚約者の友人』の<パウラ・ベーア>が神秘的な「ウンディーネ」を妖艶に演じ、2020年・第70回ベルリン国際映画祭で女優賞を受賞。「クリストフ」役に『希望の灯り』の<フランツ・ロゴフスキ>が扮しています。
本日、「NHK BSプレミアム」<13:00>より、第143回直木賞を受賞した<中島京子>の小説を<山田洋次>が映画化、2014年1月25日より全国で公開されました『小さいおうち』が放映されます。
昭和11年、田舎から出てきた純真な娘「布宮タキ」は、東京郊外に建つモダンな赤い三角屋根の小さな家で女中として働き始めます。家の主人で玩具会社に勤める「平井雅樹」(片岡孝太郎)、その妻「時子」、2人の5歳になる息子の「恭一」とともに穏やかな日々を送っていたある日、「雅樹」の部下で「板倉正治」(吉岡秀隆)という青年が現れ、「時子」の心が「板倉」へと傾いていきます。
それから60数年後、晩年の「タキ」が大学ノートにつづった自叙伝を読んだタキの親類「荒井健史」(妻夫木聡)は、それまで秘められていた真実を知ります。
「平井時子」を演じる<松たか子>は、<山田洋次>監督とは、『隠し剣 鬼の爪』(2004年)以来、9年ぶりのタッグです。若き日の「タキ」に<黒木華>、晩年の「タキ」を<倍賞千恵子>が演じています。若き日の「タキ」に扮した<黒木華>は、第64回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)に輝いています。また国内でも、第38回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しています。
冷戦時代のソ連を舞台に、宇宙飛行士の体内に潜んだ未知の生物が巻き起こす恐怖を描いた2020年ロシア製作SFホラー『原題:Sputnik』が、邦題『スプートニク』として、2021年3月26日より、公開されます。
1980年代、全体主義で固められたソビエト。宇宙船スプートニク号で謎の事故が発生し、ほぼ全ての乗組員が死亡します。唯一生還した「コンスタンチン」は、カザフスタンのソビエト秘密軍事施設に監禁されます。政府や学会から疎まれる女性医師「タチアナ」は、軍の命令によりこの施設へ送り込まれます。そこで彼女が目にしたのは、「コンスタンチン」の体内に生息する{何か}でした。
「タチアナ」役に『リリア 4-ever』(2002年・監督: ルーカス・ムーディソン)の<オクサナ・アキンシナ>が演じ、『アトラクション』シリーズの<オレグ・マロビチュコ>と<アンドレイ・ゾロタレフ>が脚本を手がけ、同シリーズで監督を務めた<フョードル・ボンダルチュク>が出演。監督は、<エゴール・アブラメンコ >が務めています。
クリエイター<堀貴秀>が独学で7年の歳月をかけて制作し、カナダ・モントリオールで開催されるファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど世界的に高く評価されたSFストップモーションアニメ『JUNK HEAD』が、2021年3月25日より公開されます。
原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、人形、セット、衣装、映像効果のすべてを<堀貴秀>監督が1人で担当し、総ショット数約14万コマという膨大な作業を経て完成させました。
環境破壊が進み、地上はもはや人間が住めないほど汚染されました。人類は地下開発のための労働力として人工生命体「マリガン」を創造しますが、自我に目覚めた「マリガン」が反乱を起こし地下を乗っ取ってしまいます。それから1600年後。遺伝子操作で永遠に近い命を手に入れた人類は、その代償として生殖能力を失いました。
絶滅の危機に陥った人類は、地下で独自に進化を遂げた「マリガン」の調査を開始。政府が募集した地下調査員に名乗りをあげたダンス講師は、調査中に死と隣り合わせになったことで命を実感し、「マリガン」たちと協力して人類再生の道を探ります。
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