今夜<21:00>より「日本テレビ系」の『金曜ロードショー』にて、<A.A.ミルン>の不朽の名作『くまのプーさん』を実写映画化した2018年アメリカ製作の『原題:Christopher Robin』が、邦題『プーと大人になった僕』として2018年9月14日より公開されました作品が15分拡大して地上波初・本編ノーカットで放送されます。
『くまのプーさん』は<ミルン>が息子の<クリストファー・ロビン>のために書いた短編集として1926年に出版され、今もなお人気の高い児童書のひとつとして、世代を超えて、世界中の人々に読み継がれています。
<ウォルト・ディズニー>は、少年「クリストファー・ロビン」と「プーさん」の物語の映画化を考え、1966年に短編映画『プーさんとはちみつ』を発表、1968年に公開されました『プーさんと大あらし』は米アカデミー賞・短編賞を受賞しています。
本作は、成長してロンドンで多忙な生活を送る「クリストファー・ロビン」は、妻子と故郷で過ごすはずだった週末まで仕事でつぶれてしまいます。そんなとき、少年時代の親友「プー」が彼の前に現れ、一緒に森の仲間たちを捜してほしいと「ロビン」に頼みます。思い出の〈100エーカーの森〉を訪ねた「ロビン」は、「プー」や「ティガー」らとの再会を喜びます。
奇跡的な再会を果たした「クリストファー・ロビン」と「プー」でしたが、「プー」のマイペースな思考が、現代の大人たちにメッセージをなげかけています。
<ユアン・マクレガー>が主人公「ロビン」を演じ、「イヴリン・ロビン」に<ヘイリー・アトウェル>、「マデリン・ロビン」に<ブロンテ・カーマイケル>、「プー/ティガー」に<ジム・カミングス>らが共演。『007/慰めの報酬』・『オットーという男』(2023年)などの<マーク・フォースター>が監督を務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、<ウィリアム・A・ウェルマン>が監督を務めた1943年アメリカ製作の『原題:The Ox-Bow Incident』が、アメリカでは 1943年5月21日に公開されていますが、日本では劇場未公開の『牛泥棒』としての作品の放送があります。
冤罪事件を真正面から描き、第16回アカデミー賞で作品賞にノミネートされたほか、1943年の第15回ナショナル・ボード・オブ・レビューで作品賞を受賞した作品です。
流れ者の「カーター」は、相棒の「アート」と共にネバダ州のある街にやってきます。そこへ地元の牧場主が殺害され、牛が連れ去られたとの報せが入ります。住民と「カーター」たちは犯人を捜すために自警団を結成、牛を連れていた3人の男たちを発見、「カーター」や「アート」は裁判にかけることを主張しますが、私刑を主張する多数派に押し切られ、3人は縛り首となります。
そこに保安官がやって来て、牧場主が死んでいないことと、犯人が捕まったことを伝えるのでした。
「カーター」に<ヘンリー・フォンダ>、「アート」に<ハリー・モーガン>、「ドナルド・マーティン」に<ダナ・アンドリュース>、「フアン・マルティネス」に<アンソニー・クイン>、「ママ・グリア」に<ジェーン・ダーウェル>ほかが出演しています。
Netflixシリーズ『模仿犯』が、2023年3月31日より全世界独占配信されます。
<宮部みゆき>によるベストセラー小説『模倣犯』をもとにした本作の舞台は、1990年代の台湾です。検事の「グォ・シャオチ」が大衆の関心を巧みに利用し、マスコミを翻弄する連続殺人犯を法廷に引きずり出すため奮闘する様子が描かれています。
ドラマ『悪との距離』の<ウー・カンレン>が「グォ・シャオチ」を演じ、<アリス・クー>、<トゥオ・ツォンホァ>、<ジャック・ヤオ>、、フェンディ・ファン>、<キャミー・チャン>、<シア・トンハン>、<ルビー・リン>らがキャストに名を連ねています。
自分ひとりの力で生きてきたつもりの女性が、疎遠だった兄弟との交流を通して大切なことに気づいていく姿を描いた『わたしの見ている世界が全て』が、2023年3月31日より公開されます。
「熊野遥風」は価値観の合わない家族の元を離れベンチャー企業で活躍していましたが、目標達成のためには手段を問わない性格が災いし、パワハラを理由に退職に追い込まれてしまいます。
自ら事業を立ち上げて見返そうとする「遥風」でしたが、資金の工面に苦戦する。そんな折、母の訃報を受けて実家に戻った彼女は、実家を売却して現金化することを家族に提案。姉は興味を持たず兄と弟は猛反対しますが、「遥風」は彼らを実家から追い出すべく「家族自立化計画」に乗り出します。
『アイスと雨音』・『朝が来る』の<森田想>が主人公「熊野遥風」を務め、「熊野実和子」に<中村映里子>、「熊野拓示」に<中崎敏>、「熊野啓介」に<熊野善啓>が主人公の兄弟を演じています。監督は『東京バタフライ』の<佐近圭太郎>が務めています。
小児がんのため12歳で亡くなった広島県福山市の<森上翔華>さんの実話をもとにした『神さま待って!お花が咲くから』が、2023年内に公開が決定しています。オーディションで抜擢された<新倉聖菜>が初主演を演じています。
本作は明るく楽しい性格だった「翔華」さんと、実際に起きたエピソードをモチーフにオリジナルの物語を紡いだハートフルコメディです。主人公は小児がんで長く入院しながらも、6年生に進学して久々に学校へ通うことになった「翔華」です。しかし、クラスは問題ばかりで学級崩壊寸前。「翔華」は「ファンタジーじゃ!」を口癖に、入院仲50もも歳の離れた親友から教えてもらった「奇跡を信じる力」で周囲の人々の心を変えていきます。
<新倉聖菜>が「翔華」を演じたほか、<北原里英>が翔華の主治医「脇坂和美」、<布川敏和>が「翔華の父」、<渡辺梓>が「母」、7人組ボーカルダンスグループ「原因は自分にある。」の<小泉光咲>が「翔華の兄」役で出演しています。
実際に翔華の友人であり2018年のスタースカウト総選挙でグランプリを受賞した<夢空>もキャストに名を連ねています。『天心』(2013年)・『ある町の高い煙突』(2019年)の<松村克弥>が監督を務めています。
今夜<18:15>より「BS日テレ」にて、1980年2月23日より公開されました『影の軍団 服部半蔵』の放送があります。
徳川三代将軍「家光」の急死による政情混乱を契機に、それぞれの野望を達成しようとする忍者たちの戦いを描いています。
慶安4年(1651年)、徳川三代将軍「家光」の死去に伴い、「家光」の弟である会津藩主「保科正之」が幼い世継ぎ「家綱」の補佐役となりました。これに対し、筆頭老中「松平伊豆守信綱」は権力維持のための策略を練っており、そこには甲賀忍者の頭目「甲賀四郎兵衛」の影がありました。
一方、伊賀忍者の服部家には上下二家があり、上(かみ)の服部家は正体を隠して常に世人に交わり、下(しも)の服部家は草に生きて機に応じて現れる習わしでした。そして、上の「半蔵」は「正之」に接近することで服部家の「お家再興」を目論んでいましたが、下の「半蔵」は大名屋敷を狙う盗賊の頭となっていました。対照的な2人の「服部半蔵」は、それぞれ別の理由から「伊豆守」の陰謀を阻もうと協力することになります。
「下の服部半蔵」に<渡瀬恒彦>、「上の服部半蔵」に<西郷輝彦>、「千里(織江)」に<森下愛子>、「青山図書」に<三浦洋一>、「お楽の方」に<中島ゆたか>、「松平伊豆守信綱」に<成田三樹夫>、「先代上の半蔵」に<藤田まこと>、「保科正之」に<山村聡>、「甲賀四郎兵衛」に<緒形拳>、監督は<工藤栄一>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1993年アメリカ製作の『原題:Schindler's List』が、邦題『シンドラーノリスト』として1994年2月26日より公開されました作品の放送があります。
<スティーブン・スピルバーグ>が監督を務め、ナチスによるユダヤ人大虐殺から多くの命を救った実在のドイツ人実業家<オスカー・シンドラー>を描いた名作です。第66回アカデミー賞で作品賞など7部門(作品・監督・脚色・撮影・編集・美術・作曲)を受賞し、<スティーブン・スピルバーグ>は初の監督賞を獲得しています。
1939年、ナチスドイツ占領下のポーランド。戦争を利用して一儲けしようと狙うドイツ人実業家「シンドラー」は、軍の幹部に取り入り、ユダヤ人の所有していた工場を払い下げてもらいます。軍用ホーロー容器工場を立ち上げた彼は、安価な労働力としてユダヤ人たちを雇い入れ、事業を軌道に乗せていきます。
しかしナチスによるユダヤ人の迫害は日ごとにエスカレートし、ついに虐殺が始まります。凄惨な光景を目の当たりにした「シンドラー」は、私財を投じて彼らの命を救うことを決意します。
「オスカー・シンドラー」に<リーアム・ニーソン>、ナチス親衛隊将校「アーモン・ゲート」に<レイフ・ファインズ>、会計士「イザック・シュターン」に<ベン・キングズレー>、「エミリエ・シンドラー 」に< キャロライン・グッドール>、ほかが共演しています。
新劇界を代表する演技派俳優で劇団民芸代表の<奈良岡朋子>さん(1929年 12月1日生まれ)が、3月23日午後10時50分、肺炎のため東京都内の病院で死去されています。93歳でした。
1950年劇団民芸の設立に参加。初舞台は『女子寮記』の寮生役。『ガラスの動物園』の「ローラ」役、『イルクーツク物語』の「ワーリャ」、『奇跡の人』の「サリバン先生」、『ドライビングミスデイジー』の「デイジー」役など、深みのある演技で存在感を発揮しました。<大滝秀治>さんと共に民芸の代表を務めていました。
映画では<新藤兼人監督>『原爆の子』(1952年)の「咲江」役や<黒沢明監督>の『どですかでん』(1970年)の「お蝶」役、『釣りバカ日誌』シリーズ(第9作~第20作) の「 鈴木久江 」役、『鉄道員』(1999年)の「加藤ムネ」 役、映画出演最後となる『土を喰らう十二ヵ月』(2022年)では「チエ」 役などで名脇役ぶりを演じていました。NHK連続テレビ小説『おしん』ではナレーションを務めています。
ライフワークとしていた一人語り『黒い雨―八月六日広島にて、矢須子―』を2020年8月6日も新潟で上演。2022年2月には渋谷パルコ劇場で朗読劇シリーズ『ラヴ・レターズ』に<岡本健一>とともに出演するなど元気な姿を見せていました。
今夜<20:00>より「BS12トゥエルビ」にて、1967年7月15日より「眠狂四郎」シリーズ第9作目『眠狂四郎無頼控魔性の肌』の放送があります。
ある日、「狂四郎」は闕所物奉行から、「天草四郎」が所有していた金のマリア像を島原の乱の残党から守って京都まで無事届けることを依頼されます。仕事を引き受けた「狂四郎」は、闕所物奉行の娘の「ちさ」と京都へ向かいます。
島原の乱の残党の首領「右近」らはその日のうちに「狂四郎」を襲撃しますが、失敗に終わります。道中でも彼らは執拗にマリア像を狙いますが、何とか無事に京都にと辿り着きます。しかしそこでは、偽の闕所物奉行と「右近」が「狂四郎」を待ち構えていました。
「 :眼狂四郎」に<市川雷蔵>、「ちさ」に<鰐淵晴子>、「おえん」に<久保菜穂子>、「志乃」に<長谷川待子>、「岩風呂の女」に<渚まゆみ>、「大沼伊織」に<五味龍太郎>、「神戸七郎太」に<伊達三郎>、「権藤巳之助」に<平泉征>、「三枝右近」に<成田三樹夫>ほかが出演、監督は第4作の『眠狂四郎女妖剣』の<池広一夫>が務めています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、2021年8月6日より公開されました『キネマの神様』の放送があります。
松竹映画100周年を記念して、『男はつらいよ』シリーズなどの<山田洋次>が監督を務め、<原田マハ>の小説『キネマの神様』を映画化・製作されました。
ギャンブル狂いの「ゴウ」(沢田研二)は、妻の「淑子」(宮本信子)や家族にもすでに見捨てられていました。そんな彼が唯一愛してやまないのが映画で、なじみの名画座の館主「テラシン」(小林稔侍)と「ゴウ」はかつて共に映画の撮影所で同じ釜の飯を食った仲でした。若き日の「ゴウ」(菅田将暉)と「テラシン」(野田洋次郎)は、名監督やスター俳優を身近に見ながら青春を送っていました。
家族から白い目で見られるダメ親父の物語を紡いでいます。製作段階では「ゴウ」役の主演を務めるのは、新型コロナウイルス感染症の肺炎により死去した<志村けん>の予定でしたが<沢田研二>が引き継ぎました。『そして、バトンは渡された』・『母性』などの<永野芽郁>、バンド「RADWIMPS」のボーカルで『泣き虫しょったんの奇跡』などの<野田洋次郎>のほか、<北川景子>、<寺島しのぶ>、<小林稔侍>、<宮本信子>らが共演しています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ