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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(404)舗道で休憩中【キアシナガバチ】(2)

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気温も下がり、寒い時期になり蜂も活動期ではないとおもいますが、コンクリートの舗道の上で動かずにじっとしている【キアシナガバチ(黄脚長蜂)】を見つけました。

ハチ目(膜翅目)スズメバチ科アシナガバチ属に分類され、日本産アシナガバチの中ではもっとも攻撃性があり、また毒性も強い「蜂」です。
寒さに弱っているのかカメラを近づけますと、ピッと翅を広げたのが威嚇の動作に見えましたが、やはりじっとしていました。

体長25ミリ前後で、 「セグロアシナガバチ」 と並ぶ大型種です。
黒色の地に黄色が目立ち、脚にもはっきりとした黄色の部分があり、触角の先三分の一がやはり黄色です。

くびれた腹部の左側の「前伸腹節」に、半月形の黄色い縦筋がふたつあるのが【キアシナガバチ】で、「セグロアシナガバチ」にはありません。
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ファルコン昆虫記(403)透ける翅をもつ【マエアカスカシノメイガ】

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ヒラヒラと 「ヤマトシジミ」 のような飛び方をしていましたが、一回り小さい体形に興味がわき、どこかにとまるを待っていました。

【マエアカスカシノメイガ(前赤透野螟蛾)】は、チョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の、開張2センチばかりの小さな「蛾」で、尻尾の部分に黒い毛の毛束がありませんので<メス>だと同定できます。

長い和名が付けられていますが、前翅の前縁部が赤褐色で、翅は鱗粉がすくなく、透けて見えるところから名付けられています。
とまっている壁の青灰色の地が、翅から透けているのが見て取れるとおもいます。

幼虫は薄い緑色の小さなイモムシで「キンモクセイ」 ・ 「ネズミモチ」 ・ 「イボタノキ」 などを食草としていますが、集団で発生することもなく、また個体も小さいので樹を枯らすことはありません。
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ファルコン昆虫記(402)手にとまる(6)【アルファルファタコゾウムシ】

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花壇の花を観察していましたら、体長5ミリ前後の昆虫が人差し指にとまりました。
<吻>の長い形状で、すぐに「ゾウムシ」の仲間だと分かります。

甲虫目(鞘翅目)ゾウムシ科タコゾウムシ属に分類され、原産地はヨーロッパですが、日本では1982年6月に福岡県で、7月に沖縄県で確認され、西日本を中止に繁殖、今では関東方面まで分布しているのが確認されている、「日本の侵略的外来種ワースト100」の昆虫です。

名称通り「アルファルファ」を含み、「アカツメクサ」・「シロツメクサ」・「ヤハズノエンドウ」・「レンゲ」等のマメ科牧草を食草としてする害虫です。

体型は楕円形で、<吻>は太短く、夏眠後の11月頃から活動を開始、12月~5月上旬に産卵、羽化した新成虫は樹皮下や石の下など集団で夏眠を行います。
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ファルコン昆虫記(401)ヤナギトウワタの花に【ツマグロヒョウモン】(2)

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ヒラヒラとゆっくりと飛翔していましたので、すぐに【ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)】だとわかりました。

チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ヒョウモン族に分類されています。

雌雄で翅の模様が違い、写真の蝶は<メス>で、前翅の先端が黒色で斜めに白い帯があり、ほぼ全面に黒色の斑点が入ります。
翅の裏側は薄黄褐色の地に、やや濃い黄褐色の斑点があり、表翅の白い帯の裏側もやはり白い帯となっています。

この時期最後の活動だとおもいますが、この種は幼虫や蛹で越冬をし、幼虫はスミレ類を食草とし、パンジーやビオラなども食べますので、花壇では要注意です。
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ファルコン昆虫記(400)ツワブキの花に【キタキチョウ】(2)

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まだまだ越冬の準備ではないでしょうが、【キタキチョウ(北黄蝶)】がせわしなく 「ツワブキ」 の花の蜜を吸っていました。

今迄、チョウ目(鱗翅目)シロチョウ科キチョウ属と分類されていた種は、南西諸島に分布する「ミナミキチョウ」と、本州~南諸島に分布する「キタキチョウ」に分けられていますが、外見から見分けることはできません。

前翅長は25ミリ前後で近縁の 「モンキチョウ」 よりもやや小型で、翅の色はオスのほうが濃い黄色をしており、翅裏には褐色の斑点が入ります。

発生する時期により、夏型は外縁の黒帯の幅が広く、秋型は黒色の縁が先端にすこしあるか、もしくは見られません。
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ファルコン昆虫記(399)ヒャクニチソウの花に【オオハナアブ】(2)

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ファルコン昆虫記(399)ヒャ... < 複眼の迷路のような模様 > < 複眼の迷路のような模様 >
兵庫県庁の南側に、1902(明治35)年に建てられたフランス・ルネッサンス様式の「兵庫県公館」があります。
各種レセプションやイベントに利用されていますが、普段も一般開放されています。

正面玄関周りに植え込みがあり、「ヒャクニチソウ」などが咲き誇っていますが、その蜜を求めて【オオハナアブ(大花虻)】が飛来していました。

ハエ目(双翅目)ハナアブ科ハナアブ亜科の昆虫で、<オオ>と名が付いていますが、「ナミハナアブ」と体長は変わらず15ミリ前後です。
ハナアブの代表格で、丸っこい体形や透明な翅が印象的で、黒色の腹部には太い黄色の帯が目立ちます。

頭部の複眼には迷路のような模様があり、またその間には3つの単眼を持っており、写真の【オオハナアブ】は、複眼が接近していますので<オス>です。
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ファルコン昆虫記(398)雨に濡れた枯葉の上に【オオスナハラゴミムシ】

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体形の特徴から、すぐにオサムシ科の昆虫だと分かりました。
体長20ミリ強で、せわしく動き回る昆虫ですが、枯葉が昨日の雨に濡れていますので、歩き回りづらそうでした。

コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科スナハラゴミムシ亜科に分類されており、雑木林などの地面に生息しています。

オサムシ科は、 「ヤコンオサムシ」 や 「クロツヤヒラタゴミムシ」 などを記録してきていますが、どれも良く似た姿で、頭部や胸部の形、上翅の縦筋の模様が微妙に違います。

本種は前胸の後部に凹みがあり、触角第4節以降は赤味がかった色をしているのが特徴です。
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ファルコン昆虫記(397)白い壁にとまる【ギンガクヤドリニクバエ】

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ファルコン昆虫記(397)白い...
「蛾」の種類も多くて同定するのが難しいのですが、「蠅」の世界も日本だけで約60科、3000種近い「蠅」が分類されています。

白い壁に休憩中の「蠅」を見つけました。
腹部に生える毛などの特徴ある姿から、ハエ目(双翅目)の「ヤドリバエ科」か「ニクバエ科」かと分かるのですが、どちらも良く似た感じです。
「ヤドリバエ科」は、ハエ目の中で最大の種類をもち、「ニクバエ科」だけでも100種類を超えています。

最終的には腹部側面に対としてある白斑を決め手として、間違っているかもしれませんが、ニクバエ科ヤドリニクバエ亜科の【ギンガクヤドリニクバエ】と同定しました。

名称通りオスは、額の部分が左右2枚の鏡のように銀白色に輝くとされています。
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ファルコン昆虫記(396)チェリーセージの花に【ホシホウジャク】

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「ハチドリ」に似て、ホバリング(空中停止)をしながら花の蜜を吸う【ホシホウジャク(星蜂雀)】です。
体はずんぐりむっくりで、小さな花や細長い花には止まることが出来ません。ホバリングで体を停止、時に後退を繰り返しながら、長い口吻を花に刺し込み、吸い蜜行為をせざるを得ません。

チョウ目(鱗翅目)スズメガ科ホウジャク属の「蛾」で、初夏から晩秋にかけて発生を繰り返します。

成虫は全体的に焦げ茶色で体長50ミリ弱、後翅中央から付け根にかけて黄橙色をしており、飛んでいるとよく目立ち、「蜂」の模様に擬態していると考えられます。
腹部には、2対の橙色の紋があり、また腹部後側にある白い帯も目立ちます。

成虫はアベリア、コスモス、ラベンダーなど多くの花に訪れますが、幼虫は「ヘクソカズラ」を食草としています。
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ファルコン昆虫記(395)コスモスの花に【オオチャバネセセリ】

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夏から秋にかけて個体数が増すセセリチョウですが、コスモスの花で蜜を吸っている【オオチャバネセセリ(大茶羽挵)】を見つけました。

幼虫の食草は笹や竹類、ススキなどのイネ科ですので、山間部で見かけることが多い種です。

チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ科オオチャバネセセリ属に分類され、ロシア沿岸・日本・朝鮮・中国・台湾などの東アジアに分布しています。

「チャバネセセリ」や「イチモンジセセリ」に似ていますが、本種は翅がやや長めで、裏翅に入る白紋が 「イチモンジセセリ」 のように一直線で4個ではなく5個あり、がたがたとした模様です。
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