ファルコン昆虫記(403)透ける翅をもつ【マエアカスカシノメイガ】
11月
24日
【マエアカスカシノメイガ(前赤透野螟蛾)】は、チョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の、開張2センチばかりの小さな「蛾」で、尻尾の部分に黒い毛の毛束がありませんので<メス>だと同定できます。
長い和名が付けられていますが、前翅の前縁部が赤褐色で、翅は鱗粉がすくなく、透けて見えるところから名付けられています。
とまっている壁の青灰色の地が、翅から透けているのが見て取れるとおもいます。
幼虫は薄い緑色の小さなイモムシで「キンモクセイ」 ・ 「ネズミモチ」 ・ 「イボタノキ」 などを食草としていますが、集団で発生することもなく、また個体も小さいので樹を枯らすことはありません。
投稿日 2013-11-24 09:08
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投稿日 2013-11-24 18:21
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投稿日 2013-11-24 09:14
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投稿日 2013-11-24 18:22
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