24日17:45、観客数17022人の「東京ドーム」にて「巨人ー阪神」20回戦が行われましたが、先制点を取りながら先発<西勇輝>が3回に2本塁打で逆転されてしまいましたが、9回<サンズ>の二塁打で、何とか「6-6」の同点に追いつ引き分けに終わっています。
「5-6」で迎えた9回。先頭の<糸原健斗>が四球で出塁。代走の<植田海>がすかさず二盗を決めると、無死二塁から<サンズ>が中越え二塁打を放ち、同点に追いつきました。
その裏、1死満塁のピンチではショートの<中野拓夢>が倒れ込みながら<丸>の打球を押さえて本塁封殺の好プレー。<スアレス>が続く<中田>を抑え、サヨナラのピンチをしのぎました。
阪神は初回、久々に3番に座った<マルテ>が中前適時打を放つなど2点を先制。3回には<大山悠輔>の中犠飛でリードを3点に広げていました。
しかし先発<西勇輝>が踏ん張れず、3回72球8安打2奪三振2四球の5失点(自責点5)で降板。「3-6」の5回に<マルテ>が、2番手<桜井>から1点差に迫る左中間19号2ランを放っています。リリーフ陣も5回以降は無得点に封じ、9回の同点劇につなげました。
23日に1軍復帰したルーキー<佐藤輝明>は3打数無安打。1955年の広島<藤井弘内>の41打席連続無安打を更新するセ・リーグ新人野手ワーストの42打席連続無安打を記録しています。
先発の<中田 賢一>
24日12:30、「阪神甲子園球場」にてウエスタン・リーグの「阪神ーオリックス」戦が行われ、阪神2軍がオリックスに「5-3」の逆転勝ちをし、2018年以来、3年ぶりにウエスタン・リーグを制覇して優勝しています。
先発の<中田 賢一>(39)が2回に3失点でしたが、その裏に打線が爆発。<江越大賀>の2点右前打、<山本 泰寛>の中前適時打などで一挙4点を奪っています。
4回には<板山祐太郎>が適時打で追加点。投手陣は<中田 賢一>から<岩田稔>、<守屋功輝>、<小野泰己>、<齋藤友貴哉>、<伊藤和雄>とつなぎ、最後は<湯浅京己>が締めての勝利でした。
チームは試合前の時点で63勝34敗6分けで首位。2位のソフトバンクとは1・5ゲーム差をつけていました。阪神はこの日勝利すれば、残り2試合に敗れても勝率6割4分で終了。試合のないソフトバンクが残り3戦で全勝しても勝率で上回れないため、阪神の優勝が決まっています。ファーム優勝を甲子園で決めるのは1964年以来、57年ぶりとなります。
若虎が、1軍より一足早く優勝を決め、試合後、グラウンドで優勝会見を行った<平田勝男>2軍監督は、「明日は俊介と桑原の引退試合です。ファンの皆さん、応援お願いします」と異例の告知を行っています。<藤川俊介>(34)とともに既に現役引退を発表している<桑原謙太朗>投手(35)とともに、甲子園でラストゲームに臨みます。
23日14:00、観客数9623人の「バンテリンドーム」にて「中日ー阪神」20回戦が行われ、阪神は、目の前の勝ちゲームを、9回裏に「3-3」の同点にされ痛恨の今季6度目の引き分けゲームとなり、対中日との対戦成績は10勝8敗2分けとなっています。
「3-1」と2点リードの9回、今季33セーブを挙げています守護神<スアレス>が、まさかの誤算でした。いきなり3連打で1点差。<ビシエド>の遊ゴロで1死一、三塁から<福留>に左越えへ適時二塁打を浴びてしまいました。
打球はボールが左翼フェンスの扉に挟まり、1死二、三塁で再開となり、申告敬遠で<高橋>との勝負を避け満塁策を取り、<木下>は三ゴロ併殺打に仕留め、サヨナラ負けはなんとか防ぎました。
前日に首位陥落。8回に大山の2点適時打で「3-1」と勝ち越しましたが、ガッカリな引き分けとなっています。
22日17:45、観客数7042人の「バンテリンドーム」にて「中日-阪神」19回戦が行われ、阪神は「1-2」で負け、中日との対戦成績を10勝8敗1分けとしています。ヤクルトがDeNAに「2-1」で勝ち「ー0.5ゲーム差」ながら、ヤクルト「・571」、阪神「・568」となり、勝率で阪神は2位陥落
となっています。
阪神20試合目登板の<青柳晃洋>投手(27)が6回97球8安打5奪三振2四球の2失点(自責点2)で降板し、2番手<小川一平>にマウンドを引き継ぎました。8月24日のDeNA戦(京セラドーム大阪)を最後に4戦連続で白星から遠ざかっています。
初回2死一塁から4番<ビシエド>に先制適時二塁打を浴びるも、そこから粘りの投球。毎回走者を出しながら5回まで0を並べ抑えていますが、味方の援護点がないまま6回、先頭の<高橋周>に左越え二塁打を浴びると、1死二塁から<木下拓。に2点目の右越え適時二塁打を許してしまいました。
「0ー2」の7回に代打を送られ降板。5月途中から8連勝するなど、<秋山拓巳>と並びリーグトップタイ10勝を挙げていますが、後半戦は6試合の登板で2勝1敗。
打線が不甲斐なく、3回には<近本光司>、<中野拓夢>の連続安打のあと<糸原健斗>が四球で2死満塁の絶好機に<マルテ>は三ゴロに倒れ無得点。8回にも好機がありましたが、1死一、二塁の場面で<大山>は中飛、2死になり一、三塁では<サンズ>が見逃しの三振に倒れています。どちらもあと1本が出ていれば違った試合の流れだった場面でした。直近5試合の総得点は「7点」では勝てないですねぇ。
21日17:45、観客数5972人の「バンテリンドーム」にて「中日ー阪神」18回戦が行われ、阪神が接戦をものにして「3-2」で辛くも勝利しています。
この日2位・ヤクルトが先に試合を終えてDeNAに「5-2」で勝利。阪神は負ければ首位陥落の危機でしたが、9回に<木浪誠也>の犠牲フライで勝ち越し、<スアレス>が死守し33セーブ目を挙げています。
先制は阪神でした。3回、先頭<梅野隆太郎>が死球で出塁し、<秋山巧巳>が犠打を決めて1死二塁。ここで、<近本光司>が先発<柳>の変化球を右翼線へはじき返し、1点をもぎとりました。なおも1死二塁で、<中野拓夢>が中前適時打を放っています。今季2試合対戦で17イニング無得点だった難敵<柳>から、20イニング目での得点となりました。
先発の<秋山拓巳>は5回87球5安打2奪三振3四球無失点と好投。ハーラートップの11勝目の権利を持って降板しました。6回に登板した2番手<小川一平>は、先頭の<高橋周>に四球を出し、続く<木下>には左前打で一、二塁。<加藤翔>を一ゴロに打ち取ったところで交代でした。3番手<及川雅貴>は、<柳>の代打<福留>を抑えたものの、続く<京田>に2点中前適時打を浴びて同点にされてしまいます。継投策が裏目に出た形となり、<秋山拓巳>の11勝目が消えてしまいました。
それでも、打線は9回に<島田海吏>が<R・マルティネス>から二塁への内野安打で出塁し、盗塁を決めて無死二塁。<サンズ>は一ゴロに打ち取られましたが、三塁に進塁。続く<木浪誠也>がレフトへフライを打ち上げ、<島田海吏>が快足を飛ばして生還。1点を勝ち越しました。
20日、阪神の<桑原謙太朗>投手(35)が、プロ14年目の今季限りで現役を引退すると西宮市内で会見が行われました。16日の<藤川俊介>の引退に続き、寂しい報道が続きます。
三重県津田学園高校から奈良産業大学を経て、大学生・社会人ドラフト3巡目で2008年に横浜(現DeNA)入団。いずれもトレードでの移籍で2011年からオリックス、2015年から阪神に在籍しました。2017年には最優秀中継ぎのタイトルを獲得しています。
リリーフで自己最多の67試合に登板した2017年から2年続けて60試合以上投げました。近年は右肘痛で登板機会が減り、今季は7試合にとどまっていました。
通算成績は242試合登板で15勝13敗、78ホールド、防御率は3.61でした。
19日18:00、観客数1万7801人の阪神甲子園球場で「阪神ー巨人」19回戦が行われ、阪神が「1-8」の完敗で、対戦成績は9勝9敗1分けと5分となっています。
先発の阪神<ジョー・ガンケル>投手が、2回53球8安打2奪三振1四球7失点(自責6)で降板です。初回に先制した直後の2回に味方の失策も絡んで、まさかの1イニング7失点を喫しました。
初回はテンポよく無失点に抑え、その裏に先頭打者<近本光司>が右翼への2塁打で出塁、<糸原健斗>の中前適時打で先制点を挙げました。しかし、2回に先頭<亀井>、<丸>に連打を許し、1死二、三塁から<大城>に中前へ2点適時打を浴び逆転を許しています。
なお1死一塁から<菅野>のゴロを処理した<ガンケル>が二塁へ送球するも、カバーに入った遊撃手<中野拓夢>が捕球ミス。1死一、三塁とピンチを広げると、<吉川>にバックスクリーンへ5号3ランを打たれました。続く<松原>にも中前打を浴び、今度は<坂本>に左中間へ17号2ランを許し。7点を献上です。
<中野拓夢>の失策で12球団最多のチーム失策数は「75」を記録。ここまで7勝を挙げていた<ガンケル>も、リズムを取り戻すことはできず3敗目となり、阪神にとってまさかの展開となってしまいました。
18日の「阪神ー中日」のデーゲームは、阪神が6回に<糸原健斗>(28)の右翼線適時二塁打で奪った1点を守り切って「1-0」の完封勝ちでした。
試合前に<藤原崇起>オーナー兼球団社長(69)が、16日に球団事務所で<矢野燿大>監督(52)に、「今年はドラフトも10月11日と早く、シーズンの佳境に入って、こういう話はできないので、この時期に話しておこう」と来季の続投要請を正式に行ったことを表明しています。
<矢野燿大>監督は2018年10月に3年契約で就任。1年目の2019年シーズンは貯金1で3位、2年目の2020年シーズンは貯金7で2位。そして、契約最終年の今季は18日の試合前時点で貯金15と首位を走っています。
契約年数や条件などの細部はシーズン後に改めて詰める予定だとか。<矢野燿大>監督が続投すれば、来季4年目となり、2012~2015年の<和田豊>監督以来となります。
18日14:00、観客数16796人の阪神甲子園球場で「阪神-中日」17回戦が行われ、阪神が「1-0」で中日を下し、今季10度目の完封勝ち。引き分けを挟む連敗を「2」で止めています。
両軍投手戦の無得点のまま迎えた6回。まずは先頭<近本光司>が右前打で出塁。続く<中野拓夢>が1球で犠打を決めて1死二塁と好機を拡大。3番<糸原健斗>が、<大野雄>の内角直球を捉えて右翼線を破る適時二塁打を放って、先制の1点を挙げています。
<糸原健斗>はこの日<大野雄>から第1打席で右前打、第2打席で左前打を放っており、3打席連続安打で今季6度目の猛打賞をマークしています。
投げては先発の<高橋遙人>が7回95球2安打10奪三振失点0の好投で中日打線を抑え、今季初勝利(1敗)を挙げています。8回は<岩崎優>、9回<スアレス>が32セーブ目を挙げ、虎の子の1点を守り抜きました。
残念なことに、阪神<藤川俊介>外野手(34)が16日、今季限りでの現役引退を発表し、西宮市内でユニホーム姿で会見を行っています。
2009年度ドラフト5位で入団。俊足とそれを生かした広い守備力を期待され、1年目124試合に出場しました。
チームメートに同姓の<藤川球児>がいたため、2年目から登録名を「俊介」に変更しました。
2017年に国内フリーエージェント(FA)権を取得しましたが、行使せずに残留。通算849試合で打率2割4分9厘、9本塁打、86打点でした。
しかし、近年は若手の台頭もあって出場機会が激減。2019年は6試合、2020年は9試合の出場にとどまり、今季はここまで1度も1軍に昇格していませんでした。
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