30日18:00、観客数3万1189人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神」24回戦が行われ、阪神は「1-2」で接戦を落とし、3連敗を喫しています。現在チームは84勝(52敗5分け)で、残り2試合で勝利しても、球団シーズン最多87勝(2003、2005年)には届かなくなりました。
相変わらず打線が振るわず、広島先発の<九里>に五回までパーフェクト投球に抑え込まれています。六回、先頭の<小幡>がようやくチーム初安打となる遊撃への内野安打で出塁。その後、1死二塁としましたが、代打<渡辺諒>が三ゴロ、<島田海吏>が右飛に倒れ、無得点に終わっています。
1点を追う七回に再び好機でした。2死一、二塁の好機で、<ミエセス>が<九里>から左前へチームにとって55イニング目に適時打で得点を挙げ、試合を「1-1」の振り出しに戻した。
プロ初先発となったドラフト2位(東海大学付属札幌高等学校)の<門別啓人>(19)は5回を投げて95球7安打4奪三振無失点の力投でした。二回に先頭の<秋山>、<末包>に連打を浴びるなど1死一、三塁とされましたが、<会沢>を遊撃併殺打に打ち取りました。四回にも2本の安打で再び1死一、三塁のピンチを招きましたが、後続を連続空振り三振に切り、無得点で切り抜けています。
6回<石井大智>→7回<島本浩也>→8回<加治屋蓮>とつなぎましたが、<加治屋蓮>が<末包>に11号ソロ本塁打を右翼席に打たれ、負け投手となっています。
29日18:00、観客数3万3267人のヨコハマスタジアムにて「DeNAー阪神」25回戦(最終戦)が行われ、阪神は「3-5」で負け、2連敗で、対DeNAは5連敗となり今季の対戦成績は13勝12敗で終わっています。3位DeNAが阪神に勝利し、3位以上が確定しています。巨人のクライマックスシリーズ進出の可能性が完全消滅し、巨人の2年連続Bクラスが確定しました。
先発の<青柳晃洋>が乱調でした。4回を投げて110球、5安打2奪三振6四球1死球で4失点(自責点4)と、不安定な投球内容で先発としての役割を果たせずにマウンドを降りています。
初回は2死から連続四球でピンチを招き、<宮崎>に適時打を浴びました。味方が「2-1」と逆転した直後の二回は投手<石田>の左肘をかする死球を与えるなど、3四死球で満塁。<佐野>は右飛でこの回は何とか無失点に抑えています。
打線は1点を追う二回。先頭の<大山悠輔>が<石田>から左翼席上段の看板に直撃する、あわや場外の特大の3試合連続となる18号ソロ本塁打で「1-1」と試合を振り出しに戻しました。
絶好の好機を逃したのは「3-4」と逆転を許した直後の五回。3連打で無死満塁の好機を作りましたが、3番<森下翔太>、4番<大山悠輔>、5番<佐藤輝明>の中軸が3者連続三振。得点を奪うことができませんでした。「3-4」と1点を追う八回にも同点機の2死一、二塁としましたが、<木浪聖也>が二ゴロに倒れて無得点でした。本塁打は出ていますが、安打数で相手を上回りながら、適時打が出ない阪神打線です。
阪神電鉄は29日、<阪神タイガース>が、9月14日に18年ぶりにセ・リーグ制覇を果たしたことを記念し、阪神本線と神戸高速線に「タイガース号」と「甲子園号」を各2両ずつ連結した4両編成の特別仕様車両の運行を開始しています。
「タイガース号」は黄色の車体に黒の横じまの入ったデザインになっています。「甲子園号」は甲子園球場をイメージした緑色の車体で、床にホームベースなどがデザインされています。両車両は2020年6月に武庫川線で運行を開始。今回は連結し、期間限定で本線で運行することになりました。
運行区間は大阪梅田駅(大阪市)と高速神戸駅(神戸市)間で、車内には優勝記念ポスターが約130枚飾られており、10月1日(日)までの3日間実施されます。
18年ぶりのセ・リーグ制覇を果たした<阪神タイガース>の優勝記念グラフ『あっぱARE 岡田虎』が、日刊スポーツ新聞社より発売されています。
A4番84ページ、オールカラー。価格は税込み990円です。
歓喜の優勝決定日写真集、胴上げまで要した全勝利試合の日刊スポーツ大阪版1面&味わい深い岡田語録などで優勝の道のりを振り帰っています。
26日18:02、観客数4万2617人の阪神甲子園球場にて「阪神ーヤクルト」24回戦が行われ、阪神が「2-0」の完封勝ちで2006年以来となる球団史上3位タイのシーズン84勝目(49敗5分け)を挙げています。球団最長更新となる対ヤクルト戦9連勝も記録しています。
両軍無安打無得点で迎えた四回、先頭の<中野拓夢>が160安打目となる二塁打で出塁。1死二塁から<大山悠輔>が<高橋>の直球を鮮やかに振り抜き、左翼スタンドへ突き刺す16号2ランで先制しましたが、これが決勝打となっています。
先発の<西勇輝>は丁寧な投球で、六回2死まで無安打無失点の圧巻の投球内容でした。2死から<塩見>に初安打を許したもの、落ち着いて後続を絶ち得点を許しませんでした。7回102球2安打4奪三振無失点の好投で、8勝目(5敗)を挙げています。連続無失点イニングも17に伸ばして、通算防御率を「3・57」としています。
2番手の<桐敷拓馬>も8回を三者凡退に抑える完璧な投球で、九回は<岩崎優>が締めて、リーグ単独トップの34セーブを挙げています。
25日18:00、観客数3万6309人のバンテリンドームナゴヤにて「中日ー阪神」24回戦が行われ、阪神は「1-2」の逆転負けを喫しています。
先発<村上頌樹>は5回を投げて今季の投球回数が144回1/3となり、自身初のシーズン規定投球回に到達しました。3年目の村上は今季ここまで21試合に登板して10勝5敗。リーグトップの防御率は試合前時点で「1・68」でしたが、二回に<龍空>に逆転の2点適時打を許したことで、「1・75」と後退しましたが、3年目ながら、前年までの通算投球回数が30イニングに達していないことから、新人王に選ばれる条件を満たしており、最優秀防御率と新人王の2冠に輝く可能性を残しています。
また、<中野拓夢>が一回に内野安打を放ち、今季159安打としています。
打線は二回、<佐藤輝明>が<梅津>から左翼席に先制の22号ソロを放ちましたが、その裏に<村上頌樹>が撃ち込まれ<石川>・<木下>・<龍空>の3連打で「1-2」と逆転されてしまいました。<村上頌樹>は、打線の援護がなく6敗目(10勝)となっています。
24日18:00、観客数3万6311人のバンテリンドームナゴヤにて「中日ー阪神」23回戦が行われ、延長十二回規定により「0-0」で引き分け4時間12分の試合を終えています。
阪神は好機がありながら得点を奪えず、引き分けに終わってしまいました。 先発の<才木浩人>投手は力強い投球で投手戦を演出しています。150キロを超える直球とフォークを駆使し、五回までに許した安打は2本のみ。六回は四球と犠打でこの日初めて得点圏にランナーを置きましたが、<大島>を二飛、<カリステ>を中飛に打ち取っています。七回も2死一、二塁とピンチでしたが、代打<宇佐見>を一ゴロに打ち取って無失点で切り抜けています。九回の打席にも立って続投。10回130球を投げ5安打7奪三振3四球のヌ失点投球で、通算防御率を「1・87」としています、
後を受けた救援陣<石井大智>→<ブルワー>→<桐敷拓馬>も無失点で抑えています。
打線は中日の先発<柳>の前に八回まで3安打で無得点。延長十一回は一、二塁の好機を作りましたが、<中野>、<森下>が連続三振に倒れるなど<才木浩人>に勝ち星を付けることができませんでした。また中野が2安打を放ち、今季158安打とし、リーグトップに立っています。
<阪神タイガース>が、18年ぶりにセ・リーグ優勝を決めたのは14日の巨人23回戦でしたが、「サンテレビジョン」(本社:神戸市中央区)が担当した地上波テレビ中継の関西地区の平均世帯視聴率が、「20・8%」(速報値)だったとビデオリサーチが公表しています。
1997年に同社が調査を始めて以来の最高を更新しました。開局した1969年から続ける看板中継「サンテレビボックス席」は、試合終了後のヒーローインタビューまで放送することでファンに支持されており、記録達成を成し遂げています。
開局当時から、〈阪神線一筋〉に放送を続ける「サンテレビ」は勝敗、順位に関係なく年間を通じて中継を行なっています。8月に高校野球で本拠地の甲子園球場が使えない間も、対戦相手の球場に出かけています。
23日18:00、観客数2万9765人の神宮球場にて「ヤクルトスワローズー阪神」23回戦が行われ、阪神は「9-3」の快勝でした。
シーズン83勝(48敗4分け)は2008年を超え、球団最多勝(2003年、2005年の87勝)まであと4勝としています。
初回先頭<近本光司>が四球で出塁すると、すかさず二盗に成功。無死二塁から<中野拓夢>が先制の右翼線適時二塁打を放ち先制点、2死一塁では<ノイジー>が<ロドリゲス>から左翼席に弾丸ライナーで突き刺す今季9号2ラン本塁打。三回も<大山悠輔>、投手<大竹耕太郎>に適時打が飛び出して「7-0」とリードを奪いました。
投げては今季20試合目の登板となった先発<大竹耕太郎が8回123球5安打4奪三振3失点(自責点3)の好投で通算防御率を「2・13」とし、12勝目(2敗)を挙げています。
7点リードの四回に<村上>から右翼への31号2ラン本塁打、八回2死で<塩見>にも右翼への8号ソロ本塁打と2被弾を喫するも、試合を通してテンポよく凡打を構築。九回は<ブルワー>が打者3人で締めています。
21日18:00、観客数4万2619人の阪神甲子園球場にて今季最終戦となる「阪神ー巨人」25回戦が行われ、阪神は「3-5」で負け、今季の対戦成績を18勝6敗1分として終えています。
阪神は先発の<青柳晃洋>投手が四回まで無安打投球も、六回に<丸>に適時打、代打の<大城卓>に満塁弾を浴び、5回2/3を90球5安打4奪三振3四球5失点(自責点5)で降板しています。
打線は一回に1番<近本光司>が右前打。通算768安打とし、2010年の巨人<長野>を抜き、入団5年以内の歴代最多を塗り替え、<小野寺暖>の安打で1死一、三塁の好機を作りましたが、<大山悠輔>が捕邪飛、<佐藤輝明>が三振で無得点。巨人先発<赤星>の前に走者を出しながらも得点を挙げることができませんでした。
それでも、九回に代打<ミエセス>が<大勢>から5号ソロを放って勢いをつけると、<大山悠輔>が二塁打を放ち無死二塁から<佐藤輝明>が21号2ランを右翼席に打ち込んでいます。<佐藤輝明>は昨季の打点数(84打点)を超えて、これで自己最多の(85打点)としています。
二死後、<長坂拳弥>が中安で出塁、代打<原口文仁>に一発同点の期待がかかりましたが、三振に倒れて試合終了でした。
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