21日18:00、観客数4万2619人の阪神甲子園球場にて今季最終戦となる「阪神ー巨人」25回戦が行われ、阪神は「3-5」で負け、今季の対戦成績を18勝6敗1分として終えています。
阪神は先発の<青柳晃洋>投手が四回まで無安打投球も、六回に<丸>に適時打、代打の<大城卓>に満塁弾を浴び、5回2/3を90球5安打4奪三振3四球5失点(自責点5)で降板しています。
打線は一回に1番<近本光司>が右前打。通算768安打とし、2010年の巨人<長野>を抜き、入団5年以内の歴代最多を塗り替え、<小野寺暖>の安打で1死一、三塁の好機を作りましたが、<大山悠輔>が捕邪飛、<佐藤輝明>が三振で無得点。巨人先発<赤星>の前に走者を出しながらも得点を挙げることができませんでした。
それでも、九回に代打<ミエセス>が<大勢>から5号ソロを放って勢いをつけると、<大山悠輔>が二塁打を放ち無死二塁から<佐藤輝明>が21号2ランを右翼席に打ち込んでいます。<佐藤輝明>は昨季の打点数(84打点)を超えて、これで自己最多の(85打点)としています。
二死後、<長坂拳弥>が中安で出塁、代打<原口文仁>に一発同点の期待がかかりましたが、三振に倒れて試合終了でした。
20日18:00、観客数4万2632人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」24回戦が行われ、阪神が「4-3」の逆転で巨人を下し、今季18勝目(5敗1分け)を挙げています。長い歴史を誇る伝統の一戦で1979年、2003年、2005年に並んでいたシーズン最多勝利数を更新しています。
「2-3」で1点を追う八回、2死から<大山悠輔>が四球で出塁すると、続く<佐藤輝明>が二塁打で好機を作りました。ここで<シェルドン・ノイジー>が<菊地>の足元を抜く逆転タイムリーを放って「4-3」と逆転です。最終回は守護神<岩崎優>が締めてリーグ単独トップの33セーブ目を挙げています。
打線は1点を追う二回、1死二、三塁から<坂本誠志郎>の遊ゴロの間に1点を返して同点。同点の三回には先頭の<近本光司>が左中間へ今季12本目の三塁打を放ち、これで新人から5年目以内の通算安打数で巨人<長野>が持つ歴代1位の「767本」に並んでいます。続く、<中野拓夢>が左前適時打を放ち「2-1」と一時勝ち越しに成功しましたが、その後は打線がつながらず。追加点を奪いことができませんでした。
先発の<伊藤将司>は7回途中99球8安打4奪三振3失点(自責点3)で降板しています。初回先頭の<長野>に左中間を破る二塁打を許すなど、1死三塁のピンチを背負い3番<坂本>の二ゴロ間に生還され、先制点を献上しています。その後は粘り強い投球で六回まで追加点を与えませんでした。
残念なのは、1点リードの七回でした。先頭<丸>にバックスクリーンへ同点の18号ソロを被弾。なおも1死三塁では代打<梶谷>の二ゴロ野選で勝ち越しを許しています。
この試合で2回2/3を加え、3年目にして、初の規定投球回(143回)に到達しましたが、キャリアハイとなる11勝目はお預けとなりました。
18日14:00、観客数4万2637人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA」24回戦が行われ、延長十回「2-3」で負け、9月初の連敗を喫しています。これで甲子園でのDeNA戦は、4連勝からの5連敗となり、対戦成績は13勝11敗となり、貯金は34に減っています。
8月17日の広島18回戦(マツダスタジアム)以来1カ月ぶりに1軍戦で先発しました<ビーズリー>は、五回80球3安打4奪三振1四球無失点の好投でしたが、価値は尽きませんでした。
六回から2番手で登板した<及川雅貴>が先頭に四球を許し、2死二塁から<加治屋蓮>に交代。しかし4番<牧>に先制の中前適時打を打たれてしまいました。1点を追う七回1死一、三塁から<島田海吏>の二ゴロ併殺崩れの間に同点に追いつきました。
「1-1」のまま延長戦に突入。延長十回に登板した<石井大智>が1死から<大田>に左中間への二塁打で出塁を許し、2死一、二塁から4番<牧>に外角直球を逆方向にはじかれ、右翼線を突破する適時三塁打で2点を勝ち越されてしまいました。
その裏<大山悠輔>が。<森原>から15号ソロ本塁打を放ち、「2-3」としましたが、それまででした。
17日18:01、観客数4万2640人の阪神甲子園球場にて「阪神ーDeNA]23回戦が行われ、 阪神は「0-1」でDeNAとの接戦を落とし、8月17日の広島18回戦(マツダスタジアム)以来の1か月ぶりの完封負けで、今季13度目の完封負けを喫しています。
9回無死走者なしから4番手<ブルワー>がDeNAの代打<大田>に初球を左翼ポール際へ運ばれる4号ソロ本塁打を浴び、この1点が決勝点となりました。
阪神先発の<村上頌樹>は2回以外は毎回走者を背負いながらも、6回84球5安打3奪三振無四球の無失点と好投、防御率を試合前の「1・76」から上げて「1・68」として、タイトルに近づいています。
7回からは継投に入り、7回<石井大智>→8回<桐敷拓馬>の中継ぎ陣も踏ん張りましたたが、打線が3安打で沈黙でした。
<阪神タイガース>は14日、2005年以来となる18年ぶりの「セ・リーグ優勝」を果たしてます。
神戸阪急(元神戸そごう)の壁には「阪神タイガース/2023JERAセントラル・リーグ優勝/引き続きご声援よろしくお願いします」のメッセージが書かれた3本の垂れ幕が飾られています。
阪急と阪神は同じ「エイチ・ツー・オー リテイリング」のグループ会社なので優勝セールがあるのかなと思っていましたが、阪急百貨店では行われていません。
当然阪神百貨店では行われ、梅田の本店では優勝記念セール開始の15日は、長蛇の列が並び開店時間が繰り上げられました。東灘区にあります店舗「阪神・御影」も「ご声援感謝セール」が(2023年9月15日~9月21日)開催されています。
こちらでは、クライマックスシリーズが控えていますが、順調に勝ち進んで「日本シリーズ」が、「阪神ーオリックス」の関西ダービーとなることを期待しているファンが多いようです。
16日14:01、観客数3万1217人のマツダスタジアムにて「広島―阪神」23回戦が行われ、阪神が「9-3」で勝っています。
阪神打線が3試合連続の2ケタとなる16安打を放ち、14日に優勝を決めた翌日の昨夜は「5-6」で負け、11連勝で止まりましたが、優勝後の初勝利を挙げています。
<佐藤輝明>が初回1死満塁で左前へ先制の2点打。5回1死一塁では右前適時打で今季2度目の猛打賞でした。さらに<ノイジー>が<森下>から7号3ランで、一挙4点。<佐藤輝明>は7回の左前打で自身初の1試合4安打とすると、<ノイジー>は2打席連続となる8号2ランを<益田>から放っています。
先発の<大竹耕太郎>は5回83球3安打2奪三振2四球の無失点で、チーム単独トップの11勝目(2敗)を挙げています。2番手<ブルワー>は、6回<佐藤輝明>、<木浪聖也>の失策も絡み3失点【自責点1)で、6回途中から3番手<桐敷瀧麻>→8回<石井大智>→9回<岩貞祐太>のリリーフ陣で3時間21分の試合を締めくくっています。
15日18:00、観客数3万1203人もマツダスタジアムにて「広島ー阪神」22回戦が行われ、阪神は「5-6」で逆転負けを喫し、9月初黒星となり連勝は11でとまりました。
昨夜は本拠地甲子園で自力で巨人を倒し、18年ぶりのリーグ優勝を決め、祝賀会やインタビューが終了したのが午前3時半だったようで、 X(旧ツイッター)では「二日酔い打線」がトレンド入りし、広島遠征のこの試合、多くの阪神ファンは「負け」は想定内だったことだと思います。
試合は二転三転の展開で、勝利も見えたこともありましたが、リリーフ陣が広島打線に打ち込まれ、接戦でしたが、3時間34分のお疲れさまでした。
16日14:01、観客数3万1217人のマツダスタジアムにて「広島ー阪神」23回戦が行われ、阪神が「9-3」で勝利、11連勝が止まっていた阪神は16安打9得点と打線が爆発。連敗を阻止し、シーズン81勝目(45敗4分け)を挙げています。
この日も<佐藤輝明>が好調でした。初回、先頭・近本が初球を捉えて右前打を放つと、その後1死満塁の絶好機で初球を捉えて、先制の右前2点適時打を放っています。これで今季最長の4試合連続打点をマーク。なおも2死一、二塁では<坂本誠志郎>が中前適時打を放ち、<大竹耕太郎>に3点目を追加していま。
さらに五回1死一、二塁の好機でも<佐藤輝明>は右前適時打を放ち、これが今季83打点目。自己最多である昨季の84打点にあと「1」としています。なおも1死一、二塁では<ノイジー>が<森下>から左越え7号3ランを放ち。7点の大量リードを奪いました。
<佐藤輝明>は「7-3」の七回1死でも左前へポトリと落ちる安打をマーク。続く<ノイジー>がバックスクリーン左へ、来日初の1試合2本塁打となる8号2ランを放ち、再び広島を突き放しています。
先発の<大竹耕太郎>は5回83球3安打2奪三振2四球の無失点で、巨人<戸郷>に並ぶリーグ2位タイとなる11勝目(2敗)を挙げています。
ただ、この日は今季最多の4失策を記録。チーム失策数がリーグワーストの78失策となっただけに、後半戦の守りが心配です。
14日18:00、観客数4万2648人の阪神甲子園球場にて「阪神ー巨人」23回戦が行われ、優勝マジック「1」の阪神が「4-3」で逃げ切り勝ち、18年ぶり6度目となる悲願のリーグ優勝を達成しています。
球団最速優勝日でした2003年の9月15日を1日更新する優勝でした。前回18年前と同じ巨人を相手に、自力での甲子園での胴上げでした。
試合は先発の<才木浩人>が6回まで無失点。力投に応えるべく、打線は6回に<大山悠輔>が先制犠飛。さらに<佐藤輝明>が<赤星>から20号2ランで「3-0」と突き放しました。<才木浩人>は結局、7回87球3安打5奪三振1四球1失点で降板。打線は7回にも1点を追加するなで「4-1」とし、投手陣は<才木浩人>から<岩貞祐太>→<石井大智>→<島本浩也>→<岩崎優>とつないで1点差で逃げ切りました。
阪神はこれで11連勝。2桁連勝で優勝を迎えたのは、1958年西鉄(13連勝)以来65年ぶり2度目で、セ・リーグでは初めてです。また、2リーグ制以降ではパの前期優勝を除けば、1990年巨人の9月8日、2016年広島の9月10日に続く3番目の速さになりました。
本日、「阪神ー巨人」23回戦で優勝マジック「1」の<阪神タイガース>の優勝が決まらない場合には、読売テレビ(大阪市)は、広島・マツダスタジアムで15日に行われますプロ野球「広島ー阪神」戦を関西ローカルで生中継することを決めています。
15日は関西地区で阪神戦の地上波テレビがなく、BSの「J SPORTS 1」の契約者しか見られませんが、広島の本拠地ゲームを元々、生放送する広島テレビと同じ日本テレビ系の読売テレビが緊急編成する運びとなっています。
同局では夕方のニュース番組「かんさい情報ネットten.」(午後4時50分〜7時)を前半のみ放送して、午後6時15分から試合の生中継を開始。人気バラエティー番組「大阪ほんわかテレビ」(午後7時〜7時56分、関西ローカル)の放送中はサブチャンネルでの放送に切り替わりますが、「ほんわかテレビ」終了後に本放送で再開します。
本日14日の「阪神ー巨人」戦は、関西の地上波テレビは、「サンテレビ」が試合終了まで生中継されます。なお、阪神が14日にリーグ優勝を決めた場合は、15日の「広島ー阪神」戦の試合中継はなく、読売テレビは関西ローカルの従来の予定通りの番組編成となります。
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