10日13:01、観客数4万1129人の阪神甲子園球場にてプロ野球オープン戦「阪神ー巨人」2回戦が行われ、阪神はシーズン前の甲子園最終戦で「4-5」で敗れ、オープン戦開幕から9連敗となりました。オープン戦での9連敗は、1965年以降で球団ワースト記録となりました。
先発投手の調整の兼ね合いもあり、この日の阪神は〈ブルペンデー〉。先発は<岡留英貴>でした。先頭の巨人<吉川尚>に中前打を許すも、続く<オコエ>を直球で二直に仕留め、飛び出していた<吉川尚>も刺して併殺としています。2回は4番<岡本>、5番<オドーア>の主軸も危なげなく抑えて2回25球1安打無失点。今春キャンプの投手MVPが、この日もしっかり投げ切りました。
2番手で3回に登板した守護神候補の<岩崎優>投手も1回19球1安打1奪三振無失点に抑えましたが、4回に登板した<石井大智>投手が連打を浴び2死二、三塁から<大城>に2点先制の右前適時打を献上、2回30球3安打1奪三振2失点(自責点2)でした。
打線は、5回に5回に2死満塁、6回に2死一、二塁と好機をつくるも後続が倒れて無得点に終り、7回1死一、二塁から敵失と<大山悠輔>の適時打で「2-3」と1点差とするも、その直後の8回にマウンドに上がった6番手<浜地真澄>投手が先頭に四球。2死一塁から、<佐藤輝>の失策と適時打で再び2点を失いました。その直後に<植田海>の適時打から再び1点差に詰め寄るだけの反撃でした。