「1ドル=149円63銭」
11月
23日
米連邦準備理事会(FRB)が21日公表しました米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(10月31日~11月1日開催分)では、利下げを示唆する内容がありませんでした。市場の一部にあった早期利下げに対する思惑が後退し、主要通貨に対するドル買いを誘っています。
円相場はこのところ持ち高調整の円買い・ドル売りが続いており、前日には「1ドル=147円16銭」と2カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけていました。市場では「ドルの反発を見込んだ押し目買いが入った」との声が聞かれ、円の一段高を見込んで円買い・ドル売りの持ち高を構築した投資家による損失覚悟の円売り・ドル買いが出たとの見方も出ています。