22日の東京外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反落しました。17時時点は「1ドル=148円94~96銭」と、前日の同時点に比べ1円44銭の円安・ドル高でした。16時前に「1ドル=149円05」銭近辺まで下げ幅を拡大する場面がありました。日本時間22日の取引で米長期金利の低下に一服感が出たほか、このところ急ピッチで円高・ドル安が進んでいたため、ドルを買い直す動きが広がっています。
米連邦準備理事会(FRB)が21日公表しました米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(10月31日~11月1日開催分)では、利下げを示唆する内容がありませんでした。市場の一部にあった早期利下げに対する思惑が後退し、主要通貨に対するドル買いを誘っています。
円相場はこのところ持ち高調整の円買い・ドル売りが続いており、前日には「1ドル=147円16銭」と2カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけていました。市場では「ドルの反発を見込んだ押し目買いが入った」との声が聞かれ、円の一段高を見込んで円買い・ドル売りの持ち高を構築した投資家による損失覚悟の円売り・ドル買いが出たとの見方も出ています。
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