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- ダウ平均株価(2月16日)@終値3万4934ドル27セント
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落して始まり。一時は330ドル超え安でしたが、終値は、前日比54ドル57セント(0.16%)安のト3万4934ドル27セントで取引を終えています。
ウクライナ国境付近から軍の一部を撤収すると発表したロシアに対し欧米諸国が警戒感を緩めておらず、地政学リスクが再び高まりかねないとの懸念から買い控えられています。
16日、北大西洋条約機構(NATO)の<ストルテンベルグ>事務総長は「ウクライナ国境でのロシア兵の数は増え続けており、今のところ緊張緩和の兆しはみられない」と述べています。前日はロシアの撤退発表を受けてダウ平均は「422ドル67セント」上昇しましたが、反動で売りが優勢になりました。
現地時間16日午後には1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されています。同会合では、すでに3月の利上げを示唆しています。(FOMC)参加者が利上げペースや資産圧縮についてどのような議論を交わしたのか見極めたい投資家は多く、積極的な市場にはなっていませんでしたが、午後2時に米連邦準備理事会(FRB)が1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表。金融引き締めの加速を示唆する新たな情報がなく、買い戻しが出て、市場は前日値に近づいています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比15.662ポイント(0.1%)安の1万4124.095で終えています。
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