占星術と算命学による「私の2022年」

占星術
算命学
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日、親しくさせて頂いている先輩コーチの方から

「占星術」による私の今年の運気

を見てもらった。

私は元々、占いとか願掛けとかお御籤とか、いわゆるスピリチュアルなものには縁遠い人間。

信じていない訳ではないが、こういうものに左右されるのを、あまり好まない性格なのだと思う。

しかしそんな私が、その方に占星術による運気判定をお願いしていたのは、実はこういう予感があったからかも知れない。

「2022年は、昨年ほどは運気は良くない、のではないか???」

実は昨年、これは別の知り合いの方から

「算命学」

による、この先10年間の運気を見てもらった。その方からの説明によると

「2022年と2023年は『天中殺』の時期に当たる」

とのことだった。だから心の奥底で気になっていたのかも知れない。

そして、昨日は「占星術」による今年の運気の説明。

占星術によると、私は昨年くらいから下降期に入っているようで、2021年から2023年の3年間は「秋」の時期に該当する、とのこと。

算命学も占星術も全く存じ上げていない私が、こんなコメントをお伝えるするのは、とっても恥ずかしいが、どちらも全く同じ判定だったのだ。

これは偶然、それとも必然?

東洋でも西洋でも、方法論は違えども同じ発想・考え方に立脚しているので、結果も同じようなものになる、ということか?

いづれにしても、今年2022年、私が留意すべきは以下の点である。

2022年の全体観

(1)力を蓄える、自らを振り返る、準備する時期。
(2)無理に行動したり、結果を焦ると最悪頓挫してしまうかも知れない。
(3)新しく始めることは避けた方が良い。これまで続けていたことは中断する必要はない。

2022年の心得

(1)健康に注意。
(2)事はじっくり進めること。
(3)将来に繋がる「種まき」は良い。資格取得の勉強はOK。


実は今年は、60歳の誕生日を迎える年で、なんと厄年!

とにかく健康第一で、一歩一歩進んで参ります。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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#coaching #icf #コーチ #コーチング #占星術 #算命学 #銀座コーチングスクール

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「ボス・マネジメント」のすすめ

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日のテーマは「ボス・マネジメント」

ボスって、会社の上司?

はい!「あなたの上司をマネジメントする」ことについて、私の苦い経験も交えながら触れたいと思います。

マネジメントと言うと、ちょっとピンと来ないので、「上司との関係を構築する・管理する」と表現した方が分かりやすいかと思います。


今日の章立て
1.「ボス・マネジメント」の重要性
2.具体的な方法
3.「ボス・マネ」のビフォー&アフター


1.「ボス・マネジメント」の重要性

(1)そもそも、なぜ・何のためにボスは存在するのか?

こんなことを問う機会は少ないと思います。私も組織を離れてみて、改めて気付く素朴な疑問ではあります。しかし当たり前ですが、組織には必要だから存在しているのです。

上司の存在という点で、私が長く外資系企業に勤務して段々見えてきたのは、外資系企業の日本法人の社長には、実はたくさんのボスが存在する、ということ。つまり組織上でより上位レベルから、何かをマネジメントするために上司が存在する、という事実です。

米国企業であれば米国本社の会長・CEOには、その人の直属の上司は存在しないかも知れません。very topだからです。しかし、それ以外の社内の役職者には上司が歴然といるものです。そして、社長とか事業部長という職位に応じた存在意義があり、その職位のミッション・役割があるのは当たり前のこと。

私も30年以上に渡って色々な上司と協業してきましたが、本当に様々な上司がいました。人柄・能力・経験・スキル、そして管理手法などの観点で十人十色。

もちろん、その方個人としての感情や想いも人それぞれです。従って、その職位で求められるミッションに起因する行動様式と、その上司の感情や想いは切り離して考えた方が良い、というのが私の実感値です。

つまり「この人はこういう振る舞いをするが、それはこの人自身の考え方に必ずしも基づくものでは無いかも知れない。組織がそういう考え方や行動様式をその上司に要求している場合もある。」

このような捉えた方をした方が、その上司を支える部下としては納得する、気が休まることも多いかも知れません。

(2)感情と行動の整合

感情の動きと行動スタイルとが100%、整合が取れていることが望ましいですが、会社組織ではなかなか難しいのが現実です。従ってボスという存在の機能的な側面も勘案した方が良いことも多いです。

つまり、あなた自身の目標・目的やミッションを果たすために、上司を効果的に活用する、という発想です。上司の感情面や想いに寄り添い過ぎるのは、あなた自身を押し殺すことになってしまう可能性もあります。しかし一方、上司の感情や想いと余りに懸け離れた行動をあなたが取ると、同じ職場を共にする人間同士としては、仕事が進めずらくなってしまいます。このバランスが大切ということになります。


2.具体的な方法

(1)バランスの問題

上司を「機能的」な側面と「感情的」な側面のバランスを取りながら、上手く協業するためにはどうしたら良いでしょうか?

ここで上司と「協業する」と表現していることに意味があります。「上司を支える」という表現がありますが、個人的には上下関係の匂いが強い印象を受けます。私はむしろボスや上司は「役割」だと捉えています。そして一方、部下の方も、上司が率いる部課やチームをの目的を達成するためにある職務を担当する「役割」を担う者。

この両者がお互いに果たすべき職務を粛々と実行することで、ある目的が達成される。ラグビーで言うと、「バックス」や「フォワード」のメンバーと、「スタンドオフ」のように、ポジションが異なるという関係性です。

(2)具体的な方法

上司との関係づくりを進める方法としては、以下のステップに沿うことが望ましいと思います。

その1.上司を理解する
その2.自分を理解する
その3.お互いの関係性を構築し管理する

こう列挙すると、突飛でもマジックでもなく「なーんだ!」と平板な印象を持たれるかと思います。そうなんです、そんな難しいことでは無く、実は上司との関係づくりだけに限った方法というよりは、他人と協業する際に採用したい基本的は方法です。

敢えて「上司との関係づくり」という観点で、上記①②③に若干の説明を付け加えるとすると、以下のポイントが挙げられます。

①上司が見ているものは、部下であるあなたとは異なる

上司がその上位から期待されている目標値やミッションから推察するに、置かれた環境やプレッシャーの度合が異なることは容易に想像が付きます。ここは部下であるあなたが、その状況を積極的に理解し、共感することが求められる部分です。

例えば部下であるあなたは、依頼された業績分析レポートを書き終え、上司に提出すれば、それで自分の業務は完了です。しかし一方、そのレポートを受け取った上司には、恐らくその後工程に業務が待っているはずです。このことに部下が思いを馳せているかどうか、が重要です。

②自分の「何を」理解するのか?

今さら自分を理解する、と言っても...。その通りですね!上司との協業という観点で自分の「何を」理解したら良いのか? それは自分の仕事に対する考え方や向き合い方を理解する、ということです。

具体的には、業務に関する手続き・やり方などの「行動面」、及び、それを支える心構えや好みなどの「心や感情面」についてです。計画的に緻密に業務をこなしたいのか、集中して短期的に成果物を完成させるのか?など、仕事の進め方のくせのようなものを自分なりに把握・理解するということです。

③関係構築の第一歩は「ワークスタイル」の整合から

上記で触れたように、自分の好みの業務の進め方があるということは、取りも直さずあなたの上司にも同様なものがある、ということです。つまり関係性の構築の第一歩は、上司の「ワークスタイル」を理解し、それに自分を合わせて行くことだと思います。残念ながら相手は変えられませんし、上司なら猶更です。ここは協業する部下として、上司を理解して一歩、譲る姿勢が大切です。


3.「ボス・マネ」のビフォー&アフター

上記の具体的方法のその1からその3が出来たら、どういう効果が得られそうでしょうか? 自分が上司として協業する部下を想像してみると、部下として上司との関係構築がイメージが沸くように思います。恐らく下記のような変化が期待できるのではないでしょうか?

(1)お互いの得意・不得意が分かるようになるので、無用のコンフリクトが回避できる。
(2)情報の流れがスムーズになる

(3)相互信頼の土台が出来る

これらが達成されると、上司との関係性はどのように変化するでしょうか?


ではまた明日!
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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day18)「貢献に焦点を合わせると人間関係が良くなる」

周りとの関係づくり
知識労働者は「チームワーク」で成果を上げる
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第3章「貢献を重視する」

【よい人間関係をもつ秘訣】

(1)自らの仕事や人との関係において、貢献に焦点を合わせることにより、初めてよい人間関係が持てるのである。

こうして、人間関係は生産的なものとなる。まさに生産的であることが、よい人間関係の唯一の定義である。

(2)我々は、貢献に焦点を合わせることによって、コミュニケーション、チームワーク、自己啓発及び人材育成という、成果を上げるうえで必要な人間関係に関わる基本条件を満たすことが出来る。

(3)第一に、長い間、マネジメントの中心課題であったコミュニケーションが可能となる。

これまで研究されてきたのは、経営管理者から従業員へ、上司から部下へ、という下方へのコミュニケーションだった。

(4)これは上司が部下に何かを言おうと努力するほど、かえって部下が聞き間違える危険が大きくなる。

部下は、上司が言うことではなく、自分が聞きたいと期待していることを聞き取る。

(5)仕事において貢献する者は、部下たちが貢献すべきことを要求する。

「組織、及び上司である私は、あなたに対してどのような貢献の責任を持つべきか」「あなたに期待すべきことは何か」「あなたの知識や能力をもっともよく活用できる道は何か」を聞く。

(6)その結果、まず部下が「自分はどのような貢献を期待されるべきか」を考えるようになる。

そこで初めて上司の側に、部下の考える貢献について、その有効性を判断する権限と責任が生じる。

(7)第二に、貢献に焦点を合わせることによって、横へのコミュニケーション、即ちチームワークが可能となる。

「私の生み出すものが成果に結びつくためには、誰がそれを利用してくれなければならないか」との問いが、命令系統の上でも下でもない人たちの大切さを浮き彫りにする。

(8)知識組織においては、成果を上げる仕事は、多種多様な知識や技能を持つ人たちで構成されるチームによって行われる。

彼らは、フォーマルな組織構造に従ってではなく、状況の論理や仕事の要求に従って、自発的に協力して働く。

(9)第三に、自己啓発と人材育成はその成果の大部分が、貢献に焦点を合わせるかどうかにかかっている。

「組織の業績に対する自らのもっとも重要な貢献は何か」と自問することは、事実上「いかなる自己啓発が必要か」「いかなる強みを仕事に適用すべきか」を考えることである。

(10)貢献に焦点を合わせるならば、部下、同僚、上司を問わず、他の人の自己啓発を触発することにもなる。


ではまた明日!
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#コミュニケーション #コーチ #コーチング #チームワーク #プロフェッショナル #人材育成 #人間関係 #成果 #生産性 #知識労働者 #知識社会 #組織 #貢献 #責任 #銀座コーチングスクール

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day17)「知識労働者の果たす責任とは」

知識労働者が果たす責任とは?
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「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第3章「貢献を重視する」


【知識ある者の責任】

(1)知識労働者が貢献に焦点を合わせることは必須である。

(2)知識労働者が生産するのは、物ではなくアイディアや情報やコンセプトである。知識労働者は、ほとんどが専門家である。

(3)事実彼らは通常、一つのことだけを非常によく行える時、即ち専門化した時にのみ、大きな成果を上げる。専門家の産出物は、他の専門家の産出物と統合されて初めて成果となる。

(4)必要なことは、ゼネラリストを作ることではない。知識労働者が彼自身と彼の専門知識を活用して成果を上げることである。

(5)知識ある者は、常に理解されるように努力する責任がある。素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、専門家はごく少数の専門家仲間と話が出来れば十分であるなどとするのは、野卑な傲慢である。

(6)貢献に責任を持つためには、自らの産出物すなわち知識の有用性に強い関心を持たなければならない。

(7)ゼネラリストについての意味ある唯一の定義は、自らの狭い専門知識を、知識の全領域の中に正しく位置づけられる人のことである。

(8)自らの貢献に責任を持つ人は、その狭い専門分野を真の全体に関係づけることが出来る。


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#コーチ #コーチング #ドラッカー #プロフェッショナル #専門家 #専門知識 #成果 #知識労働者 #貢献

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day16)「組織がなすべき三つの『成果』とは?」

成果とは?
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この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

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この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第3章「貢献を重視する」

【三つの領域における貢献】

(1)なすべき貢献には、いくつか種類がある。あらゆる組織が三つの領域における成果を必要とする。すなわち、直接の成果、価値への取り組み、人材の育成の三つである。

(2)これら三つの領域すべてにおいて成果を上げなければ、組織は腐り、やがて死ぬ。(中略)もちろん、この三つの領域の重要度は組織によって、さらには、一人一人の人間によって大きく異なる。

(3)第一の「直接の成果」については、はっきり誰にでも分かる。企業においては売上や利益などの経営上の業績である。病院においては患者の治癒率である。

(4)直接的な成果と言っても、誰にも明白なものばかりとは限らない。だが、直接的な成果が何であるべきかが混乱している状態では、成果は期待しえない。

(5)組織には人体におけるビタミンやミネラルと同じように、第二の領域として「価値への取り組み」が必要である。組織は常に明確な目的を持たなければならない。

価値への取り組みは技術面でのリーダーシップを獲得することである場合もあるし(中略)、もっと安く、もっと品質の良い財やサービスを見つけ出すことである場合もある。

(6)第三に、組織は死という生身の人間の限界を乗り越える手段である。従って自らを存続させえない組織は失敗である。明日のマネジメントに当たるべき人間を今日用意しなければならない。

(7)人間社内において、唯一確実なものは変化である。自らを変革できない組織は、明日の変化に生き残ることは出来ない。

(8)貢献に焦点を合わせるということは、人材を育成するということである。人は、課された要求水準に適応する。貢献に照準を当てる人は、ともに働くすべての人間の視点と水準を高める。

(9)貢献に焦点を合わせるということは、責任をもって成果をあげるということである。


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久しぶりに名画、山田洋次監督の「息子」を鑑賞

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

コロナ下ではありますが、今日は久しぶりに映画を観てきました。

それも、山田洋次監督の

「息子」

主演は三國連太郎。

1991年に制作された、とのことなので30年以上前の作品。

第15回日本アカデミー賞最優秀作品賞、
そして
最優秀主演男優賞(三國連太郎)
最優秀助演男優賞(永瀬正敏)。

それになって言ったって

最優秀助演女優賞の

和久井映見

が可愛い上に、名演技。

たまたま地元の文化センターでの特別上映会。

ストーリーは、なかなか切ない感じ。

ぜひ皆さんにも観て頂きたいです。


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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day14)「成果を出すためには『習慣化』が必要」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

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を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

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第2章「なぜ成果があがらないのか」

【それは習得できる能力である】

(1)もし成果をあげる能力が修得できるものであるならば、問題は次のようなものとなる。

「その能力は何から成り立つか」
「具体的に何を修得すべきか」
「修得の方法はいかなるものか」
「その能力は知識か。知識として体系的に修得できるか」

(2)私はこれらの問題を長年考えてきた。コンサルタントとして多くの組織と仕事をしてきたが、成果を上げることは私自身にとっても二つの意味で重要だった。

(3)第一に、知識の権威としてのコンサルタントは、自らが成果を上げなければならない。

(4)第二に、客のもっている成果を上げる能力が、結局のところは、コンサルタントが貢献し成果をあげられるか、単なるコストセンター、あるいはせいぜい道化師の役割しか果たせないかを決定する。

(5)成果を上げる人間のタイプなどというものは存在しない。成果を上げる人たちは、気性や能力、仕事や仕事の方法、性格や知識や関心において千差万別だった。共通点は、なすべきことを成し遂げる能力を持っていたことだけだった。

(6)成果を上げる人に共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結びつける上で必要とされる習慣的な力である。

(7)成果を上げることは一つの習慣である。習慣的な能力の集積である。そして習慣になるまで、いやになるほど反復しなければならない。

(8)私は小さいころ、ピアノの先生にこう言われた。「残念ながら、君はモーツァルトをシュナーベルにように弾けるようにはならない。でも音階は違う。音階はシュナーベルのように弾かなければならない。」

(9)偉大なピアニストたちでさえ、練習に練習を重ねなかったならば、あのように弾けるようにはならなかった、ということである。


ではまた明日!
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自分のキャリアを、立ち止まって見直すということ(第二話)

どの「ドア」を選択するのか?
キャリアの岐路
キャリアの迷路?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

「キャリアを見直す」

というタイトルで綴って行きます。

そして今日は、私が大学院へ通っていた時に気付いたことを、ストーリー仕立てにしてお伝え致します。

章立て
1.相談
2.学びの中で気付くこと
3.決断


1.相談

「砂村さん、でもよく決断されましたよね?」

少し酔ったのか、同期入学の佐藤さんはこう単刀直入に質問を投げてきた。大学院の週末授業が終わった直後の、打ち上げの宴席でのことである。

「確かに、佐藤さんにはそう見えるよね。でも30年以上も同じような仕事をしていると、そろそろ良いかな、と感じることも多くなっていたのも事実なんだ。」


2.学びの中で気付くこと

佐藤さんは続ける。

「私は今42歳。ちょうど砂村さんが仕事を求めて海外へ行こうとして時期に重なります。これまで日系企業で海外市場の開拓や海外子会社の管理、経営企画などを経験してきたんです。あっという間の20年でした。」

「なるほど!大学院の授業での佐藤さんの発言を聞いていると、優秀でこれまで様々な成果を上げてきただろうな、と思いましたね。私にもこんな部下がいたら、毎日の仕事も楽しく感じただろうに、と。これは失礼、ちょっと愚痴っぽくなってしまった。」

「いや、砂村さんにそう言われると照れますけど、はい。色々なことをやらせてもらいました。なので、そろそろ....いえ、私の話は良いんです。

そもそも砂村さんはどうしてそのお歳で、失礼な言い方でごめんなさい、大学院でMBAを取ろうと思ったのですか?既に中小企業診断士も持っていらっしゃるのだから、今更必要ないんじゃないんですか?」

かなり酒が回って来たのか、口調がぞんざいになってきた佐藤さんだが、質問は妙に的を得ている。

「確かにそうだよね!必要は無かったのかも。MBA学位には20代の頃から憧れていた。学卒で入社した外資系企業で私のアメリカ本社の友人は全員、MBAホールダーだった。

それから、この歳で入学した理由は、友達が欲しかったからかも?同じ学ぶ仲間を探していた。独立起業のためのアイディアを得たいと考えていたんだ。」

「なるほど、その理由を聞いて良く分かりました。MBAの授業は砂村さんの独立起業に役立っていますか?」

「とっても役立っているね!先生たちの言う理論が必ずしも実践できる訳ではないけど(笑)。自分のビジネスで「トライ・アンド・エラー」出来るメリットは大きいね。」

「そうですか!それは良かったです。他はどうですか?例えばキャリア構築という点で。」佐藤さんは畳みかけるように問いを投げてくる。

「実は、授業で若い皆さんの見解を聞きながら、感じることがある。

もし自分が佐藤さんと同じくらいの年齢で、この大学院でMBAクラスで学んでいたら、その後の人生はどうなっていたのだろうか?と。」

「え、どうなっていた、と思うのですか?」

「それまでの仕事や職種を狭い世界に閉じ込めていた、と感じて、キャリアの方向性を変えていたかも知れない。

外資系企業で仕事をしていると自分の専門分野や専門スキルを特定化することにどうしても焦点を当てることになってしまう。これはキャリア構築にはもちろん良いことだと一般的には考えられている。」

「はい、むしろ日系企業で働いていると、その点が手薄になっていると非難されます。だから最近『ジョブ型』と言われ出した、みんなビビっているんです。」

「そして専門スキルや専門分野での経験値が上がれば、より上のポジションをより高給で転職出来るようになる。しかし私の場合、逆にジェネラルマネジメントをもう少し実地で学ぶ機会があったら、社長業への転身ももっとスムーズに出来たかも知れない、と感じるんだ。」

「『社長業』ですか?」


3.決断

私は酔った勢いも手伝ってもらって、想いを伝える。

「今のMBAクラスに通学している人の殆どが、大企業のミドルマネジメント層だ。恐らく皆さんはその延長線上でキャリアを進めていくのだと思う。外資系企業に勤務している人はMBAホールダーとしてより高い職位へと転職していくことも多いような気がする。」

「まあ、そうでしょうね!それが分かりやすいです。」

「一方、折角MBAでケースから沢山学んだのだから、中小中堅企業へ転職して、その立て直しや戦略立案と実践で活躍して欲しい、と思うね。

そして、このキャリアチェンジは40代の前半が最後のチャンスだと思う、私が家族を連れて海外へ行ったタイミングだ。」

佐藤さんは私の話を穴が開くように聞き入っていた。

大学院を修了して少し経ったが、佐藤さんがその後どのようなキャリアを選択したかは聞いていない。今の会社で順調に昇進する道を選んだのか、MBAホールダーとして転職を果たしたのか? それとも......


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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day13)「成果を上げるための能力が必須!」

「能力」と「知識」は必須
成果を生み出す「方法」や「環境」が必要
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不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第2章「なぜ成果があがらないのか」

【成果を大幅に改善する方法】

(1)仕事や成果を大幅に改善するための唯一の方法は、成果を上げるための能力を向上させること。

(2)もちろん際立って優れた能力を持つ人を雇うことは出来る。あるいは際立って優れた知識を持つ人を雇うことも出来る。

(3)だがいかに努力したとしても、能力と知識の向上に関しては、大幅な期待をすることは出来ない。従って現在の人間を持って組織をマネジメントしなければならない。

(4)経営管理者に関する本は、あらゆる分野において天才的な才能を発揮できる人を求める。しかしそのような人は、いつの世にも稀である。

(5)我々は、せいぜい一つの分野に優れた能力を持つ人を組織に入れられるだけである。一つの分野に優れた能力を持つ人と言えども、他の分野については並みの能力しか持たない。

(6)従って我々は、一つの重要な分野で強みを持つ人が、その強みを元に仕事を行えるよう、組織を作ることを学ばなければならない。仕事ぶりの向上は、人間の能力に飛躍的な増大ではなく、仕事の方法の改善によって図らなければならない。

(7)一方、企業・政府機関・病院のいづれの世界においても、今日の若い高学歴者のもっとも困った点は、自らの専門分野の知識で満足し、他の分野を軽視する傾向があることである。

(8)しかし専門分野以外について「いかなる分野であり、なぜ必要であり、何をしようとするものなのか」については知らなければならない。

(9)万能の専門家が必要なわけではい。我々に必要なのは、専門分野の一つに優れた人を、いかに活用するかを知ることである。

(10)成果を上げる方法を知ることこそが、能力や知識という資源からより多くの優れた結果を生み出す唯一の手段である。

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読書会でドラッカーを読み進めながら(Day12)「成果を上げるためには『外の世界』を知覚すべし」

外の世界?
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興味深いスタイルの「読書会」で、P・F・ドラッカー著

「プロフェッショナルの条件」

を読み進めています。

その読書会のスタイルは

「一冊の本を参加者が、順番に輪読しながら読み進めるスタイル」

そう、まるで小学校の国語の授業のようにです。

従って、ゆっくり・じっくり聞いて、深く読む感じで、読書が進む。

この読書会に参加するたびに、ドラッカーがいかに「凄い人」なのかが、心に沁みてきました。

不定期ではありますが、読み進めながら重要な部分を綴って参ります。書かれている内容が相当「深い」ので、行間を理解したい方は是非、書籍を全文で読んで頂きたいです。

この本の凄さは、出版されたのが2000年、従ってドラッカーは、それ以前の1990年代にはこの草稿を練っていたはず。まるで30年後、2020年代の現在が見えていたかのような記述が随所に出てきます。

Part2:働くことの意味が変わった
第2章「なぜ成果があがらないのか」

【組織の存在理由】

(1)外の世界への奉仕という組織にとっての唯一の存在理由からして、人が少ないほど、組織が小さいほど、組織の中の活動が少ないほど、組織はより完全に近づく。

(2)組織は存在することが目的ではない。(中略)組織は社会の機関である。外の環境に対する貢献が目的である。

(3)しかるに、組織は成長するほど、特に成功するほど、組織に働く者の関心、努力、能力は、組織の中のことで占領され、外の世界における本来の任務と成果が忘れられていく。

(4)この危険は、コンピュータと情報技術の発達によってさらに増大する。(中略)外の重要なことは、もはや手遅れという時期にならないと、定量的な形では入手できない。

(5)根本的な問題は、組織にとってもっとも重要な意味をもつ外の出来事が、多くの場合、定性的であり、定量化できないところにある。

(6)外の世界における真に重要なことは、趨勢ではない。変化である。

(7)組織に働く者は、必然的に組織の中に生き、仕事をする。従って、意識的に外の世界を知覚すべく努力しなければ、やがて内部の世界の圧力によって、外の世界が見えなくなる。

(8)ものごとをなすべき者は、成果をあげることを学ぶべく、特別の努力を払わないかぎり、成果を上げられないことを知らなければならない。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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