街中で見かけました、花が真っ盛りの【ノウゼンカズラ(凌霄花)】です。
夏から秋にかけて、橙色もしくは赤色の大きな花を咲かせます。
花が固まって咲いている房状を撮影しようかなと近着きましたら、「ハナアブ」が花粉を食べているようで、そちらに焦点を合わせました。
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属のつる性の木で、中国が原産地、日本には平安時代に渡来しています。
茎の先に房状花序をつけ、花冠は漏斗状で、先が5片に裂けて開いています。
<鳥媒介>の代表種で、「ハチドリ」が空中でホバリングしながら嘴を花の中に差し込んで蜜を吸います。
雌しべの先端は二股に開いており、何かが触れますと閉じる面白い性質を持っています。
神戸在住の切り絵作家<成田一徹>さんの作品展が、帝国ホテル大阪1階宴会ロビーで、今月末の30日(日)まで開催されています。
成田さんの切り絵は「バー」をモチーフにした作品が印象的で、『神戸の残り香』や『to the BAR』などの作品集もあり、酒を愛する人には懐かしいお店やマスターの横顔で楽しませてくれています。
【帝国ホテル大阪】の2階には「オールドインペリアルバー」があり、写真はこのバーを白と黒、光と影のコントラストで表現された切り絵です。
ソファァーや小物、カウンターバックのステンドグラスなど細かい表現力で、奥深いモノトーンの世界で楽しませてくれます。
この切り絵をイメージした、チョコレートリキュールにフレッシュクリームを合わせたカクテル「モノクローム」(1500円)を注文しますと、同作品のポストカードがいただけます。
バーは(17:00~24:00)、1階宴会ロビーの作品展は(7:00~22:30)の時間です。
「赤色」=「辛い」という条件反射ができているのか、売り場ですぐに目につきました【<トゥンセ>ラーメン】(105円)です。
とにかくカップに書かれているキャッチフレーズがすごくて、「韓国人もシビれる辛さ」とあり、「日本人には早すぎる!」という挑戦的な言葉が続きます。
<トゥンセ>は。1981年韓国ソウルのミョンドン(明洞)に開店した、辛さが評判のラーメン店で、今は約180店舗を構えているようです。
粉末スープを開けますと、韓国唐辛子の独特な香りが漂いました。
熱湯で4分、よくかき混ぜましたがスープの色は期待したほど赤くはありません。
細麺をすすりますと、「うすぅ~」というスープの味でした。
まぜ足りないのかと、しっかりと麺をかき回して食べても、「うすぅ~」という味です。
「辛さ」以前に、スープに風味もコクも味わいもありません。
本店の味はいいのでしょうが、具材も<ねぎ・ワカメ・ピーマン>と少なめの量で、オリジナルの飾りつけ具材はどんなものかと考えながら、なんとかスープを飲み終えました。
舌を噛みそうな【ソラヌム・ラントネッティー・バリエガーター】という長い名称ですが、地植えで大きく育っている場所に出会いました。
一般的には、濃い緑色の葉ですが、写真のように明るい「斑入り」の葉の品種でした。
原産地はアルゼンチン、ナス科ナス属の常緑低木種で、この株も2メートルほどの高さで横に良く広がっていました。
花径2~3センチの鮮やかな青紫色の花を咲かせ、和名としては、「シホウゲ(紫宝華)」です。
たくさんの小花を咲かせるからでしょうか、英名では「ブルーポテトブッシュ」と名付けられています。
近くの小川が生息地でしょうか、山道で【シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)】が休憩中でした。
多くの昆虫を取り上げてきていますが、「トンボ」だけは今までになく、個人的に嬉しい一枚になりました。
トンボ目(蜻蛉目)トンボ科シオカラトンボ属に分類され、日本でもよく知られたトンボのひとつです。世界中には60種以上分布しているようですが、日本では9種が確認されています。
オスは老熟するにつれて体全体が黒色になり、胸部から腹部前部にかけて灰白色の粉で覆われ、この粉を塩に見立てて和名が付けられています。
メスや若いオスの体色は黄色に黒い斑点が散在し、「ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)」とも呼ばれていますが、複眼の色合いがメスは緑色に対して、オスは青色です。
雌雄で体長の差はあまりありませんが、複眼の色で区別が付きやすく、写真のトンボは青色ですのでオスです。
20世紀を代表する建築家<ル・コルビュジエ>がアメリカ大陸で設計した唯一の私邸で、アルゼンチン、ブエノスアイレス州都ラ・プラタに建つ「クルチェット邸」を舞台に、主人公と隣人とのもめごとをシュールな笑いと皮肉で描いた2009年アルゼンチン製作の『ル・コルビュジエの家』が、2012年9月15日より公開されます。
クルチェット邸に家族とともに住むデザイナーの「レオナルド」は、ある日、隣人の「ビクトル」がハンマーで壁を破る音で目を覚まします。驚いた「レオナルド」は話し合おうとしますが、「ビクトル」は日当たりを少し良くしたいだけだと主張して応じません。
自宅をのぞかれそうな位置に大きな穴をあけた「ビクトル」の行動や粗野な物言いに、「レオナルド」は脅威を感じ、次第にパニックに陥っていきます。
「レオナルド」に<ラファエル・スプレゲルフルド>、「ビクトル」に<ダニエル・アラオス>が扮し、監督は<ガストン・ドゥプラット &マリアノ・コーン>が務めています。
イランの<アッバス・キアロスタミ>監督が日本を舞台に描いたドラマで、デートクラブでアルバイトをする女子大生「明子」と、そこで出会った老教授「タカシ」、明子の恋人「ノリアキ」の人をめぐる日本・フランス合作製作の『ライク・サムワン・イン・ラブ』が、2012年9月15日より公開されます。
80歳を超え現役を退いた元大学教授の「タカシ」は、亡き妻に似た若い女性「明子」をデートクラブを通して家に招きます。しかし「明子」は、自分に会うために田舎から出てきた祖母を駅に置き去りにしてきてしまったことが気にかかり、「タカシ」が用意した食事にも手がつけられません。
翌朝、「明子」が通う大学まで車で送った「タカシ」の前に、明子の婚約者「ノリアキ」が現れます。「ノリアキ」が「タカシ」を明子の祖父だと勘違いしたことから、次第に運命の歯車が狂い始めていきます。
「タカシ」役に84歳にして映画初主演となる<奥野匡>が扮し、「明子」役に『侍戦隊シンケンジャー』の若手<高梨臨>、「ノリアキ」役を<加瀬亮>が演じています。 2012年製作/109分/
初めて手にした有栖川有栖の作品でしたが、有栖川ファンの方には申し訳ありませんが<歯切れのない文章>で、なかなか読書のペースが進みませんでした。
上下2冊本ですが、ようやく435ページの(上)巻を読み終えました。
会員数を伸ばしている新興宗教<人類協会>の本殿がある神倉に、英都大学推理小説研究会の先輩が突然訪問に出向いたことを心配して、後輩メンバー4人が探しに出かけます。
神倉では、11年前に迷宮入りした密室殺人事件があり、いまだ殺害方法も犯人も検挙されていないことを、研究会のメンバーは宿泊先で知ることになります。
紆余曲折がありましたが、何とか本殿にて先輩を見つけることができますが、突然教会内部で殺人事件が発生します。
事件がおこった場所は、開祖が宇宙人と出会った洞窟の前で、宇宙人が再臨するのを24時間体制で見張っている警備員が殺害され、何かの原因で警察との関わりを避けたい教会側に、研究会メンバー達が本殿に監禁されるところで(上)巻は終わります。
この研究会のメンバーが主人公のシリーズのようで、4作目に当たるようですが、初めて読むには登場人物たちの性格設定が甘く感じられ、人物像が浮かび上がりません。
迷宮入りした事件と絡み合うのは予測できますが、ダラダラとした描写ばかりが続き、筋のテンポが面白くありません。本筋と関係ある台詞なのかもしれませんが、知識をひけらかす饒舌な会話の場面が多く、疲れました。
まだ(下)巻があります。結末までどのように展開するのか、なんとか読み終わりたいと思います。
【鈴ぎん:福寿】では、 「マグロのやまかけ」 にはこの小鉢、 「玉子豆腐」 にはこの小鉢という具合に、それぞれの料理によって使用される器が決まっています。
「うに」(300円)の場合にも使用される小鉢が決まっていますが、こちらは4色の色があります。
量が少なめで好きな肴ですので、気長に4色が揃うのを楽しみに注文していました。
「鶯色」「桃色」「黄色」ときて、最後の「水色」が本日でした。
<川本店長>に、「やっと4色揃いましたよ」と言えば、「それでは、お祝いですね」と、「うに」ではなく「キュウリ」の大判振る舞いです。
「うに」は棘のある殻を剥かないと中身の良し悪しが判別できませんので、ほとんどのお店ではミョウバン処理された<箱うに>を使用しており、やや風味に欠けるようです。
学生時代の一人旅のとき、青森駅前でおばちゃんが牛乳瓶に詰め込んだ「うに」を道端で売っているのを見つけ、1本買い求めました。
瓶からかき出すための割り箸をもらい、ワンカップのお酒とともに電車の中で食べた味は、いまだに忘れられません。
【松屋:新開地店】の前を通りましたら、新しいメニューの垂れ幕が目につきました。
「豚と茄子の辛味噌炒め定食」(580円)です。
茄子は「嫁に食わすな」とも言われている、秋の代表的な味覚のひとつですが、<辛味噌>の言葉に引かれてしまいました。
スライスされた豚肉と、茄子・玉ねぎが味噌で炒め合わされています。
<辛い>と言うよりは味噌味が勝り、味噌がらい味わいでした。
炒める油の量が多いのでしょうか、べたっと浮き出ています。
付け合わせとしての「サラダ」が、口直しの助太刀をしてくれ、助かりました。
食べれないほどまずくはありませんが、旨いとも言えず、期待外れの微妙な味噌味でした。
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