本日の第三火曜日は、立ち呑み「鈴ぎん:福寿」がある新開地タウンの全店定休日です。
いつもなら、「明日は休みだからねぇ」という、オネイサン達の声を耳にしていますので忘れることはないのですが、ニ連休の後ということもあり、すっかり忘れておりました。
酒飲みの習性でしょうか、同好の仲間と合い、それではと久しぶりに【BAN(ばん)】にて一杯です。
「ししとう」の突き出しで始まり、「ゆでたん」(810円)と「みそ漬けたん」(890円)が肴です。
この「みそ漬けたん」のつかり具合がまことによろしく、絶妙のお味でした。
カウンターの角で隣同志なったカップルさんとグルメ話に花が咲き、ワインが大好きの相方が<熟したカシスを想わせる味わい>というキャッチフレーズの「ガストン・シャルパンティエ・カベルネ・ソーヴィニヨン」というワインを注文、賑やかな会話の会食になりました。
気がつかないうちに、少し間があいてしまいました【きはた】さんです。
「こんにちは」と声をかけて扉を開けたのですが、やさしいお母さんの顔が見えず、大将だけで頑張っておられました。
女性の方が3人、先客としておられ、大将との会話のやり取りでご近所のスナックのママさんたちだと分かりました。
お店同志の持ちつ持たれつの関係、客商売としては大事なことのようです。
本日の「お昼の定食」(600円)は、<豚肉の生姜焼き・オクラと冷奴・出汁巻き・丸天・サワラの味噌簀け焼・カボチャの煮付け・ウインナともやし炒め・タマゴサラダ>でした。
大将、先客から田舎から送って来たという「ミョウガ」のおすそ分けを、いただいておりました。
いずれ、「焼き魚」などの付け合わせになる運命かなと思います。
密集して【ハナトラノオ(花虎の尾)】が咲いている場所に出会いました。
花の性質がとても強く、一度植えますと地下茎でよく増え、半野生化してしまうことも起こります。
シソ科ハナトラノオ属の宿根草で、北アメリカバージニア州が原産地、日本には大正時代に輸入されています。
シソ科の茎は角形ですが、その特性に合わせるかのように四方に規則正しく唇形状の花を並んでさかせますので、別名「カクトラノオ(角虎の尾)」とも呼ばれています。
花穂が長く、その周りに花が付く植物を「~トラノオ」と呼び、思い付くだけでも、「伊吹虎の尾」「春虎の尾」「丘虎の尾」 「瑠璃虎の尾(ベロニカ)」 などがあげられます。
「虎の尾(サンセベリア)」 という、まぎらわしい名称の植物もありますが、こちらは「葉」を楽しむのが主体の観葉植物の代表種です。
マイナスイオンを多く放出するということで人気が出た【サンセベリア・ローレンティ(虎の尾)】が、建物の植え込みに植えられていました。
多肉植物、もしくは観葉植物として扱われますので、室内で鉢植えとして楽しむ方がほとんどだと思っていましたので、少しばかり驚きの光景です。
リューゼツラン(クサスギカズラ)科サンセベリア属の非耐寒性常緑植物で、熱帯アフリカが原産地です。
属名は英語ですので、「サンスベリア」と表記されているのも良く見かけますし、和名では葉に緑色の濃淡による横じまがありますので、「トラノオ(虎の尾)」と呼ばれています。
茎は地下にあり、横に伸ばしながら葉だけを地上に出す面白い性質を持っています。
葉の縁の淡黄色の<覆輪>も見ごたえある姿ですが、神戸ならこのままでも越冬できるのかなと、少し心配です。
< 神戸地方裁判所 1986年 >
今週末の22日(土)から12月28日(金)<水曜日は休館日>まで、「神戸ゆかりの美術館」にて【没後10年 小松益喜と歩く神戸風景】の企画展示が開催されます。
小松益喜は高知県出身の画家ですが、東京美術学校を卒業後高知に戻り、再度上京する際に立ち寄った神戸の街並みに魅了され、北野町の異人館街を中心に制作活動の拠点として活躍した画家です。
今回没後10年に当たり、異人館や戦前の旧居留地風景などを合わせて約80点が展示されます。
写真の<神戸地方裁判所>は、現在は外壁だけが保存され、<ドイツ・ルネッサンス様式>の面影をかろうじて残しています。
この絵が描かれた頃、わたしはこの近くの事務所に勤めていました。お昼ご飯などに出向くとき、ベレー帽をかぶった小松益喜(当時82歳)さんが、横断歩道の手前で小さな椅子に座り描かれていた姿を懐かしく思い出します
今また、仕事の関係で神戸地方裁判所に出向きますが、縁がある建物なのかもしれません。
バジルを使用したパスタソースは、 「キューピー:あえるパスタソース<バジル>」 と 「日清フーズ:青の洞窟「ジュノベーゼ>」 を試してきました。
今回は、S&Bの【バジル】です。
前記2品と同様に、レトルトで温めるソースではなく、練り状の液体ソースを混ぜ合わせるタイプです。
<抜群の香り立ちと松の実とチーズの深いコク>とありますが、バジルの香りは楽しめました。
松の実がどこにあるかと気にしながら食べておりましたが、食感等では分かりませんでした。
前回「ジュノベーゼ」で強いチーズ臭さに少しばかり閉口しましたが、今回は上品な味わいで、匂いも全面に出てきていません。
口の中にバジル風味の余韻が残る味わいで、白ワイン片手でいただきたいパスタソースでした。
路傍や荒れ地で自生しています、<史前帰化植物>の【イヌホウヅキ(犬酸漿)】です。
花径5ミリにも満たない小さな白色の花ですが、花弁はナス状で黄色の雄しべが突き出しています。
ナス科ナス属の一年草で、「ホウズキ」や「ナス」に似ていますが、役に立たないことから「バカナス」と、かわいそう名が付けられています。
写真でも分かりますように、茎の途中から花柄を出し、その先端に複数の蕾を<散房状>に4~8個つきます。
熟しますと、6~7ミリの黒色の果実になりますが、 「アメリカイヌホウヅキ」 に比べ、どちらかというと艶のない色合いです。
ナス科の野生種は有毒なモノが多く、【イヌホウズキ】もソラニンを含み危険ですが、漢方の世界では「竜葵(リュウキ)」と呼ばれ、解熱剤や利尿剤として使用されています。
イソップ寓話の『アリとキリギリス』では、分の悪い【ニシキリギリス】ですが、<ギィ~~チョン>という鳴き声は、それなりに情緒を感じさせてくれます。
バッタ目キリギリス科キリギリス属の昆虫のうち、日本の本州~九州に分布しています。
蝶の 「キタキチョウ」 と同様に、遺伝子分析の成果で1997年以降は「ヒガシキリギリス」(青森県~岡山県)と【ニシキリギリス】(近畿地方~九州地方)に名称が使い分けられています。
よく似たキリギリス科の仲間に 「ヤブキリ」 がいますが、後翅の付け根から第一関節までの<腿節>の長さが、前翅よりも長いのが【ニシキリギリス】です。
また、写真の【ニシキリギリス】はメスですので、産卵管の形状でも見分けることができます。
写真をクリックしますと画面が大きくなりますので、触角の長いことや、前脚の2対には長い棘が生えているのを確認してみてください。
著者お得意の医療分野のミステリー小説です。
単行本としては、同じ双葉社から2008年7月に刊行されており、 以前に読みました 『潜伏』(小学館文庫) よりも出版は早いのですが、文庫本化は遅れました。
ひとつの職業に居付けない主人公<宮野正志>は、失業保険の手続きで寄ったハローワークで、アメリカで開発された健康食品「マックス・イミュノ」の日本代理店にならないかと、一人のアメリカ人に声を掛けられます。
ガンに聞くという触れ込みで、年収1千万に引かれ、持ち前の気軽さで引き受けてしまいます。
飼っている愛猫がどうやらガンらしいと友人の獣医から指摘され、気休めに「マックス・イミュール」を与えるのですが、死んでしまいます。
友人の獣医の指摘から、「マックス・イミュール」は毒性があるのではと感じた<宮野>は、真実を追い求めてアメリカまで渡ります。
普段無責任な生き方をしている<宮野>ですが、他人を巻き込んでまでお気軽人生を歩む気はない一本気があり、予想できない行動も面白く、展開を楽しみながら読み終えれました。
今回は、はっきりとした色の対比で葉ありませんので、遠目で見ますと、なんだかよく似た絞り模様に見えますが、それなりに変化は見受けられます。
白色と黄色の絞り模様は難しいのか、あまりお目にかかりませんが、あくなき観察心で、探し求めてみたいと考えています。 ( 絞り模様も、合計94種類になりました )
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