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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『はるがいったら』飛鳥井千砂(集英社文庫)

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『はるがいったら』飛鳥井千砂(...
登場人物はデパートで働く<水原園(その)>と、その弟で高校3年生の<佐々行(ゆき)>です。
9年前に両親が離婚、<園>は銀行員の母親に、<行>は中華料理店を営む父親と別々に暮らしていますが、父親は<行>と半年しか違わない義兄<忍>を連れた<真奈美>と再婚しています。

姉の<園>は何事においても完璧主義で、自己管理を徹底していますが、婚約者のいる幼馴染と不毛な恋愛を続けています。
弟の<行>は子供のころから体が弱く、高校も一年留年したことにより、中学の後輩だった<夏美>と同級生になり、大学の進路に悩んでいます。

<行>は9年前の春先に公園で拾ってきた雑種犬<ハル>の介護をしていますが、<行>が肺炎で入院、久しぶりに<園>が面倒をみることになり、二人の人世に転機とも思える出来事が進んでいきます。

老犬<ハル>を通して性格の違う姉弟の変化が微妙に描かれている青春小説で、著者は本書で2005年「第18回小説すばる新人賞」を受賞、作家デビューとしての一冊目でした。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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開店@さぬき屋【田兵衛】メトロこうべ(神戸タウン)

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開店@さぬき屋【田兵衛】メトロ...
昨年9月1日、開業40周年を迎えた「メトロこうべ」に新しいお店が仲間入りしました。
高速神戸東口を出て、すぐの場所で、「さぬき屋田兵衛」と言います。

お昼間は讃岐うどんのお店で、夕方4時から居酒屋さんに代わるという形式のお店で、どちらもスタンディングスタイルです。

開業40年を経た商店街ですが、当時からのお店は数えるほどしかなく、いまだにシャッター下りたままの店舗もあります。
新規開店で賑やかになることは、周りのお店にとってもプラスに働くことだと思います。

飲食店や服飾関係のお店が主体だった通りも、外資系の保険会社や金プラチナ買い取りのお店、マッサージ屋さんと多彩な顔ぶれとなってきました。

改札口が近いので、電車の時間ぎりぎりまで呑めるなと考えるのは、わたしだけでしょうかねぇ。
#グルメ #バー #レストラン

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『愛のむきだし』@<園子温>監督

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『愛のむきだし』@<園子温>監...
『自転車吐息』(1989年) ・ 『紀子の食卓』(2005年)の<園子温>が237分の長尺で描く奇想天外な『愛のむきだし』が、2009年1月31日より全国で公開されます。

主演は映画初出演で主演を飾る「AAA」(トリプル・エー)のボーカル<西島隆弘>、ヒロインを元「Folder」の<満島ひかり>が演じています。共演に<安藤サクラ>、<渡部篤郎>ほか。

敬虔なクリスチャン一家で育った「ユウ」は、神父の父に毎日懺悔を強要される日々を送っていました。〈罪作り〉のため女性の股間ばかり狙う盗撮を繰り返す「ユウ」でしたが、ある日、「ヨーコ」という少女に出会い一目で恋に落ちてしまいます。
#ブログ #映画

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こま牛@走水神社

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こま牛@走水神社
元町商店街5丁目の南側裏側に「走水(はしうど)神社」があります。
俗に天満宮といって、天照大神、応神天皇、菅原道真の三座が祭られています。
拝殿前に普通鎮座しているのは「こま犬」さんですが、ここの神社は「こま牛」さんが左右を守っています。
昭和20年の戦災で神社は炎上し、その時の影響で牛の角が折れて傷跡を残していますが、神社を守る頼もしい牛さんです。

御神霊も無事守られて、昭和33年、今の社殿に遷座されており、これを祝して明治天皇第七皇女北白川房子さんがお読みになられたお歌があります。

     走水の宮のいしずえうるぎなく いや遠ながに御代まもりませ

丑年の今年、こま牛さんの御利益あればいいのですが・・・。
#ブログ

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『マンマ・ミーア!』@<フィリダ・ロイド>監督

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『マンマ・ミーア!』@<フィリ...
スウェーデン出身のポップ音楽グループ「ABBA」のヒット曲で構成されたブロードウェイ・ミュージカルをオスカー女優<メリル・ストリープ>主演で映画化された『マンマ・ミーア!』が、2009年1月30日より全国で公開されます。

エーゲ海に浮かぶギリシャの小島で、20歳の「ソフィ」(アマンダ・セイフライド)は結婚式を間近に控えていました。母子家庭で育った「ソフィ」の願いは父親とバージンロードを歩くことでした。

母親「ドナ」(メリル・ストリープ)の日記を内緒で読んだ「ソフィ」は、父親の可能性がある母の昔の恋人3人に招待状を出します。

監督は、舞台版も手掛けている<フィリダ・ロイド>が務め、3人の父親候補に扮しているのは5代目007の<ピアース・ブロスナン>、<コリン・ファース>、<ドミニク・クーパー>です。
#ブログ #映画

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<工芸家具>

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<工芸家具>
工芸家具の展示会が行われておりました。
昔ながらの頑丈な水屋が並んで販売されていましたが、さすが手作りの工芸家具だと感心したのが、家具の裏側の仕上げです。

表面はメラミンなどできれいに化粧されている今の家具ですが、見えない背中の部分などはシナベニヤなどが使用されていて、ちゃちな作りの納まりです。

しっかりと伝統技を守りつつ、裏側までフキウルシで仕上げられている工芸家具だからこそ、何代も続けて使用することが出来るのでしょうねぇ。
#ブログ

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『奥入瀬渓谷殺人情景』風見修三(光文社文庫)

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『奥入瀬渓谷殺人情景』風見修三...
主人公<矢島耕平>は29歳、企画プランニング会社『ロスロコ』に勤め、趣味は「駅弁」を食べることです。

東北新幹線の新青森駅の開通に伴い、イベントの企画として商工会議所まちづくり課へ仕事として出向きますが、打ち合わせの最中に課長の<長尾>が地獄沼にて溺死体で発見される事件に遭遇、持ち前の好奇心で素人探偵よろしく真相を探る奔走が続きます。

事件は宿泊施設の違反開発で10年前に起きた十和田山の崩落事故に発端があるようで、環境開発派と環境保護派の対立と思われたのですが、まちづくり課職員の新たな絞殺死体が発見され、事件は思わぬ方向に発展していきます。

旅情ミステリーとして、見どころある観光地も多く登場、また現地のグルメも情報もあり、「駅弁」は2種類しか出てきませんでしたが、副題に<駅弁味めぐり事件ファイル>とありますので、今後シリーズ物として楽しめそうです。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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漫画家<梶原一騎>@23回忌

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漫画家<梶原一騎>@23回忌
今日は漫画家・梶原一騎の23回忌にあたります。1987年1月21日、満50歳の若さで生涯を閉じました。

不朽の名作『巨人の星』をはじめ、『あしたのジョー』・『タイガーマスク』等、スポーツ根性物語の大御所です。子供の頃にはワクワクして原作を読み、アニメ放送をテレビで見ておりました。

彼の漫画は、ハッピーエンドで終わるストーリーは少なく、戦後民主主義の男女平等、家父長制度の否定、優しい家族といったイメージからかけ離れたところで成立しているからこそ、面白かったのだと思います。

晩年には若手作家への恐喝事件、編集者への暴行事件等を起こし、有罪判決を受けましたが、最後まで自分の漫画のストリー通りの生き方を貫いたのでしょう。

写真は13回忌の時の記念品です。レリーフグラスというのですが、ボトルの表面が手仕事により削られ文字が浮き出されています。ワイン自体は山梨県産の勝沼という銘柄で、特殊なものではありません。なんとなく今まで飲むことまなく置いてありました。もうそろそろ開封してもいい頃かもしれません。
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ファルコン鳥類記(2)<スズメのお宿>

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ファルコン鳥類記(2)<スズメ...
路地裏を歩いていますと、バタバタと何十羽のスズメが飛び立ち、驚きました。
とあるお家の庭のブロック塀に、侵入防止の鉄線が何本も取り付けられており、そこにスズメが隙間なくビッチシと並んでいるのです。

初めて見た時は、なんだこの数はという驚きでした。わたしが動きますと、バタバタと飛び立ち、暫くするとまた元の鉄線に戻ってきます。

間口10メートルはありますので、全体を写すとスズメが点にしか映らないと思い、間の部分を身動きせず写したのが、この写真です。

♪電線に、スズメが三羽とまってる・・・、なんて唄がありましたが、このお家は三羽どころではありません。
鳴き声だけでも、そうとうな音だと思います。
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『007/慰めの報酬』@<マーク・フォースター>監督

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『007/慰めの報酬』@<マー...
『007』シリーズ第22作の『007/慰めの報酬』が、2009年1月24日より全国で公開されます。

前作『カジノ・ロワイヤル』(2006年・監督:マーティン・キャンベル)のエンディングから続く続編にあたり、恋人「ベスパー」(エバー・グリーン)を失った「ジェームズ・ボンド」(ダニエル・クレイグ)が復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描きます。

「ベスパー」を操っていた「ミスター・ホワイト」(イェスパー・クリステンセン)を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知ります。それは謎の組織の非情な男、「ドミニク・グリーン」(マチュー・アマルリック)が南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものでした。

『潜水服は蝶の夢を見る』(2007年・監督:ジュリアン・シュナーベル)の<マチュー・アマルリック>が悪役で登場します。世界でロケを敢行したスケール倍増のアクションに圧倒される作品です。
#ブログ #映画

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