警察署を舞台に殺人事件を解決する小説は数知れませんが、なかなか軽快なタッチの構成で、592ページの最後まで楽しく読み切れました。
主人公は、幼児レイプ犯人を溺れさそうとした経歴があり、問題の多い刑事の吹き溜まりとなっているグリニッジ署に左遷させられた女性刑事<パツィー>です。
署に赴任するなり、棺桶の中の死体が入れ替わる事件が起こり、捜査中に関連なるとおもわれる殺人事件が次々と発生していきます。
コンビを組む<レイデン>との会話や行動が洒落ていて、同じイギリスを舞台にした<デボラ・クロンビー>の 『警視シリーズ』 の主人公<ダンカン・キンケイド>とは趣きが全然違います。
数々の殺人事件が、13年前に起こった2300万ポンドの強奪事件と関連がありそうだと読者を引き付けながら、最後のどんでん返しと、私生活では問題がある<パツィー>や<レイデン>の人情味あふれる行動とが相まって、続編を期待したいエンターティナメントでした。
この時期に花を付ける「サクラ」は、<十月桜>か<冬桜>のどちらかです。
開花しかけている小さな花が数輪あり、花弁を見ますと、<十月桜>は花弁が5~18枚の八重咲きですが、5枚花弁の一重でしたので<冬桜>だとおもいます。
今回は<冬桜>一種のみの枝をたわめて、<くばり>で生けられていました。
いつもながら計算された枝の曲線に無駄がありません。
これから日が経つと、たくさん付いている「蕾」も順次に花開き、また景色が変わる姿が楽しめそうです。
冷蔵庫の中に「国産黒毛和牛かたスライス」肉(148グラム:737円)がありました。
調理はどうしようかなと考えた末、砂糖と醤油・酒で「すき焼き風」の味付けです。
肩ロースと言うことで、幅10センチはある立派な大きさで、簡単な味付けが一番素直に肉の味が楽しめます。
付け合わせは、三つ葉がありましたので「玉子とじ」とし、<レタス・ピーマン炒め>です。
パンをひと口大に切り、牛乳と一緒に美味しくいただきました。
< クリックしますと、大きくなります >
ヒラヒラと 「ヤマトシジミ」 のような飛び方をしていましたが、一回り小さい体形に興味がわき、どこかにとまるを待っていました。
【マエアカスカシノメイガ(前赤透野螟蛾)】は、チョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の、開張2センチばかりの小さな「蛾」で、尻尾の部分に黒い毛の毛束がありませんので<メス>だと同定できます。
長い和名が付けられていますが、前翅の前縁部が赤褐色で、翅は鱗粉がすくなく、透けて見えるところから名付けられています。
とまっている壁の青灰色の地が、翅から透けているのが見て取れるとおもいます。
幼虫は薄い緑色の小さなイモムシで「キンモクセイ」 ・ 「ネズミモチ」 ・ 「イボタノキ」 などを食草としていますが、集団で発生することもなく、また個体も小さいので樹を枯らすことはありません。
< お誕生日のbirdyさんへ >
本日は、19世紀のフランスの画家<アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック>のお誕生日です。(1864年11月24日~1901年9月9日)
一般的に<ロートレック>と日本では呼ばれていますが、正式には<トゥールーズ=ロートレック>でひとつの姓で、品種の名称もその通りになっています。
彼自身が身体障害者と言うこともあり、娼婦や踊り子など夜の世界の女性たちに共感を持ち、パリの<ムーラン・ルージュ>をはじめ多くの酒場などに入り浸り、彼女たちの世界を描いています。
商業「ポスター」を、芸術の域にまで高めた功績は、美術史上において称賛されるべき業績です。
本種はフランスのメイアン社が1993年に作出した<バラ>で、黄色い花姿は花径8センチの中輪で、華芳しい香りがあります。
1993年、イタリア・モンツァ国際コンクールで銀賞、また芳香賞を受賞しています。
いやぁ~、驚きました。
まさか【げんちゃん】の冷蔵庫に、 「キリンラガー」 が一本も冷えていない状況は、まったく予測できませんでした。
折角の顔出しでしたが意気消沈してしまい、大好きな牛蒡をまいた「穴子ロール」(400円)があっただけでも、まだましだとおもわなければいけないようです。
<のぶちゃん>に少しだけあたためてもらい、山椒を振りかけていただきました。
普段「スタウト(黒ビール)」は、最後の〆として呑むことが多く、これをメインに食べることになるとは、考えてもみませんでした。
お店側として、出るビールを置くのがサービスだと理解できますが、わたし一人の消費量は知れていますから、このお店で「キリンラガー」を呑むのは、諦めるしかないようです。
【げんちゃん】に顔を出すのも、 前回の訪問 から一ケ月が経ちました。
そのあいだ「キリンラガービール」を呑む人がいなかったようで、なんと冷蔵庫の中に一本も見当たりません。
お店には調理場の方にも冷蔵庫があり、<ちいちゃん>に「キリン、あるよね」と聞けば、「ごめんなさい」とのことで、これはもう晴天の霹靂、奈落の底に落ちた気分になりました。
仕方なく、好きな「ゴボウ」をまいた「穴子ロール」(400円)を肴に選び、同じキリンの「スタウト(黒ビール)」の小瓶です。
「スーパードライ」の列も、半分を超えて一列増えているようです。
キリン派としては残念で、次回訪問時に「キリンラガー」が無ければ、お店の訪問も考え直さないといけません。
副題に<~動植物 X 連続模様の世界~>とあり、切り絵の題材として、蝶やクワガタなどの昆虫から、各種のお花、そして上下・左右に広がるみごとな切り絵の力作が並んでいました。
会場に<竹内>さん自身がおられ、ひと通り作品を拝見してお話しをさせていただきました。
神戸市北区在住の作家さんで、もと田崎真珠に勤められた経歴を持たれています。
切り絵と言えば、人物や風景画の白黒のイメージがありますが、蒔絵などと同じように<和様>としての紋様に興味を持たれているとかで、なるほど上下・左右に広がる模様にこだわる作風がよく理解できました。
またわたしの好きな昆虫や植物の切り絵も、細かい切りぬき模様から浮かび上がるように配置されており、これまた面白く拝見させていただき密度の濃い切り絵の世界に浸れました。
栃木県のご当地ラーメンとして、昨年は 「田村屋」 ・ 「鶴里佐野ラーメン本舗」 ・「万里」 の3店舗の<佐野ラーメンを>を食べる機会が持て、今回は【宝来軒】(4食入り)です。
<佐野ラーメン>の特徴として、青竹で手打ちをする製麺法で、麺の中に気泡を発生させる技があるようですが、箱入りのお土産用と言うことでこれは「機械打ち」の製品でした。
一見ストレート麺に見えた麺も、茹でていますと縮れ麺の形状が表れ、コシのある艶やかな麺で、スープとよく絡みました。
醤油ベースのスープは、<鰹節・豚骨・鶏ガラ・野菜>の旨みがよく溶け込んでおり、やや甘味感が口に残る味ですが、深みのある味わいで悪くはありませんでした。
長楕円形の長さ40センチほどの葉ですが、葉の表面に白い縦縞模様が入る、【カラテア・オルナータ】の園芸品種です。
クズウコン科カラテア属の常緑性多年草で、中南米の熱帯地域が原産地です。
カラテア属としては、同じような葉の模様を持ち仲間が約100種ほど自生しており、濃い緑色の葉に様々な白色の線状の模様を見せてくれます。
和名としては、「ベニスジヒメバショウ(紅筋姫芭蕉)」といい、白線がわずかながら赤紅色を呈していますが、あまり流通していないのか見かける機会はあまりありません。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ