宮城県のリアス式海岸で有名な三陸産の【生食牡蠣】のパックが、会社にたくさん送られてきたとかで、<ペコちゃん>もお土産として貰っていました。
普段からお店のオネイサン達にお菓子などの差し入れをしている強みがあるのか、「ごうちゃん、これここで食べたいなぁ~」と恐ろしき発言を横で聞いてしまい、驚きでした。
心やさしい<ごうちゃん>、早速大根おろしで牡蠣のぬめりを取り、ポン酢とネギを振りかけて出してくれたのが、写真の「生かき(酢ガキ)」です。
産地直送の「生かき」、おいしくおすそ分けとしていただきました。
今宵は、<ごうちゃん>から 「イカ天と焼き穴子」 のおすそ分けもあり、アテとしての肴を頼むことなく、瓶ビールの代金だけで済みました。
立ち飲み屋「鈴ぎん:福寿」では、お店の真ん中の揚げ物のフライヤーがあるあたりがわたしの立ち位置です。
なにやら<ごうちゃん>がみなれない素材を揚げていましたので、「まかないかぁ?」と声を掛けますと、「そうです」とのご返事でした。
<ごうちゃん>は、お昼間は店から近い「寿司屋」さんでパートをされていますので、握り寿司用の「イカ」と「焼穴子」を、夜のご飯のおかずにとたくさん貰ってきたみたいです。
以前にも 「イカの塩焼」 をおすそ分けでいただきましたが、夜の賄い料理も、たまにはお店のメニュー以外を食べたくなる気分、よくわかります。
お店の前に畳一枚弱の大きな<黒板>が置かれ、丁寧なメニュー表示がされているのに足が止まり、興味を引かれて早速訪問です。
まだ店内は新しい感じでしたが、落ち着いた雰囲気の内装です。
本日選びましたのは、「梅おろしぶっかけうどん(冷)」(650円)です。
大きな南高梅がど~んと置かれ、食欲をそそります。
「天かす」は注文時にオネイサンが「入れますか」と聞いてくれましたので、「はい」と返事をしました。
よくかき混ぜて一口、<打ちたて・切りたて・茹でたて>がよく分かるモチモチ感とツルツルの喉越しが楽しめました。
まだ三十代のオーナーのようでしたが、これはいいお店を見つけました。
写真の建物だけを見れば、なにやら事務所ビルのように見えますが、立ち呑み(角打ち)が出来る【先中酒店】でした。
手前のコンクリート打ち放しの左側から入りますと立ち呑みのコーナーで、右側が一般の酒を販売する窓口になっており、仕事がら地鎮祭用の日本酒をよく買いに行きました。
構えていた事務所から徒歩3分の距離で、斜め向かいには、宿敵巨人ファンの女将さんがいた 居酒屋「三鈴」 があり、どちらのお店も随分とお世話になりました。
お店の看板も下ろされ、自販機もなく空き家状態を見つけて驚きです。
呑み仲間から、90年続いた明石の老舗「矢野酒店」も、この年末で閉店と聞いています。
後継者の問題や、流通経路の変化で商売の先が見えない酒屋業、これからも馴染みの(角打ち)店が消えていく運命だと考えますと、呑み介としては寂しい限りです。
以前にも、不思議なことに 「パセリ」 が繁殖していた兵庫税務署の玄関脇の植え込みですが、今回は【ヤエチョウセンアサガオ】の紫色の花が咲いていました。
ナス科チョウセンアサガオ属の草本として、中近東地域が原産、属には世界中で約50種ほどが分類されています。
本種はそのなかの一種で、花弁の内側が白色、外側が紫色をしており、「八重」と言ってもラッパ状の花弁が二段重ねとなっている面白い花姿を見せてくれます。
秋の10月頃に開花、黄色の品種もありますが、結実する実は一般の「チョウセンアサガオ」のような <棘> がありません。
半年ほど不義理をしてしまいましたが、今宵は【ちゅう】さんで一杯です。
名物の「どて煮」と一品料理を頼むつもりでしたが、「ほるもん鍋」(1400円)があり、迷わずに方向転換です。
「ホルモン鍋」等の注文は<二人前から>というお店が結構あり、<梅図かずお>似の大将に、「一人前で注文が出来て、手頃な値段でいいですね」と言えば、照れ笑いされていました。
カセットコンロに直径30センチほどの鍋が載せられ、ニラがしんなりとすれば食べ時です。
<ホルモン・豆腐・もやし・ニラ・玉子>等がたっぷりで、ビールが進みました。
最後に追加注文で、うどんかご飯を入れてスープを使い切る予定でしたが、鍋だけで十分満腹になり、お楽しみはまたの機会におあずけです。
新開地本通の2丁目あたりは、商店街のアーケードもあり、新開地駅の東側改札口に近いので自転車の違法駐輪が多く目立ちました。
舗道を割り何やら工事をしているなと見ていましたら、<自転車の駐輪施設>が完成していました。
90分までの駐輪は無料で、それ以降24時間までは(100円)です。
買い物や飲食店等に出向く人たちには、90分あればいいだろうという基準で、通勤や通学客からは(100円)を徴収すると言う考え方は合理的だとおもいます。
これから(100円)の支払いを厭がり、他の場所に違法駐輪が増えないのかなと、少しばかり気になるところです。
お昼の定食は、<日替り定食>(500円)としていつも2種類あります【灯】さんです。
今日は「天ぷら定食」と「うどんと焼肉丼」でしたが、ボリューム優先で後者を選びました。
ワンコインランチとして、「うどん」は、<天かす・わかめ・ねぎ>といったシンプルな構成でしたが、かつおと昆布の良く効いた美味しい出汁でした。
お店の周辺は工場が多く、職工さんたちは「ご飯大盛で」の注文が結構通り、普通でさえ量のある「焼肉丼」でしたので、旺盛な食欲に驚いてしまいます。
多くの飲食店では「うどん」か「丼」が<ミニ>という場合が多いのですが、どちらもフルサイズで、お腹一杯になるセットでした。
< 阪急三宮駅北側、「サンキタ通」の舗道に埋め込まれたタイル >
本日は「みなとまち 神戸」のシンボルである 【神戸ポートタワー】 が、開場50周年を迎えます。
神戸港開港90周年を記念して当時の原口忠次郎市長が、オランダのロッテルダム港にあるタワーをモデルに発案、1963年11月21日にオープンしています。
構造的にも世界初の「パイプ構造」を採用し、和楽器の「鼓」を長くしたような形状をしています。
現在の高さは108メートルで、横浜のマリンタワー106メートルとほぼ同じです。
竣工当時は「鉄塔の美女」とも称されていましたが、訪れるのは観光客ばかりで、地元神戸市民にはあまり人気がないのが残念です。
<ど根性な植物>(19)として、道路脇の側溝に咲いている白色の 【フヨウ】 の花を、2ヶ月ほど前に紹介しましたが、その花が無事に実のっていました。
花は花径10センチと大輪ですが、花後に実のる<蒴果>は、直径3センチばかりの球形をしています。
熟すと5裂し、3ミリほどの腎形をした長い毛で覆われた黒い種子がたくさん詰まっており、風に飛ばされやすい形状をしています。
枯れた後のこの<蒴果>の姿も風情があるのか、「枯れ芙蓉」と称され、鑑賞の対象にもなっています。
種子が飛び出し<殻>だけの状態を「枯芙蓉」といい、冬の季語でもありますが、花だけではなく<殻>を見て「ワビ・サビ」を感じる先人の感性には感服してしまいます。
< 枯芙蓉 眺めて一献 熱き酒 > (安庵)
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