すっかり「朝顔」は姿を消したようですが、【セイヨウアサガオ(西洋朝顔)】の方は、まだまだ元気に咲いています。
毎年、駅までの通勤途中にあるお宅の【セイヨウアサガオ】が、いつまで咲いているだろうかと眺めていますが、記録としては <12月22日> が最後の一輪でした。
ヒルガオ科サツマイモ属に分類され、原産地は熱帯アメリカと言うことで、別名「アメリカソライロアサガオ」と呼ばれ、園芸業界では【セイヨウアサガオ】として流通しています。
「朝顔」の茎には毛が生えていませんが本種には棘があり、また「朝顔」は一カ所から一輪だけしか咲きませんが、数輪の花を一カ所から咲かせます。
青紫色の無地の花姿ですので、「ヘブンリーブルー」という品種のようです。
最近店舗の模様替えをされ、きれいになった【尾張屋】さんに、呑み仲間と共に足を向けました。
お母さんと息子さんで頑張られている、家庭的雰囲気のある居酒屋さんです。
生ビールは(500円)と少し高めですが、惣菜の方は安くて味のいい肴が揃っており、夕方4時から営業と言うのも、呑み介にはありがたい開店時間です。
今宵の肴は、「あげと小松菜煮」(300円)・「サラダ」(400円)・「鰯の酢」(350円)・「バサの天ぷら」(300円)・「銀杏」(200円)です。
特に鰯の酢漬けは絶妙な酢の〆具合で生姜の味わいもよく効いており、二人して一瞬に食べて無くなりました。
昨夜に読み終えた 『やる気のない刺客』 (佐藤雅美)の文中に、「鰻」の話しが出てきます。
著者によると江戸時代の「鰻」は(400文)とかで、「かけ蕎麦」は(16文)と決まっていますので、(16文=240円)と換算すれば、「鰻」は(6000円)もする高価な食べ物になります。
そんなことが頭にあり、今日のお昼ご飯は【鰻丼】です。
調理された鹿児島産の「鰻の蒲焼」ですが、半身で(780円)と安くはありません。
錦糸卵を作る予定でしたが、そこは男料理ということで簡単に済ませ、お皿に盛ったご飯の上に焼いた玉子焼きをかぶせ、その上に「鰻の蒲焼」を短冊に切って載せました。
丼を使わないファルコン流の【鰻丼】になりましたが、胡瓜を添え海苔を散らし山椒を振りかけ、美味しくいただきました。
ヒラヒラとゆっくりと飛翔していましたので、すぐに【ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)】だとわかりました。
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ヒョウモン族に分類されています。
雌雄で翅の模様が違い、写真の蝶は<メス>で、前翅の先端が黒色で斜めに白い帯があり、ほぼ全面に黒色の斑点が入ります。
翅の裏側は薄黄褐色の地に、やや濃い黄褐色の斑点があり、表翅の白い帯の裏側もやはり白い帯となっています。
この時期最後の活動だとおもいますが、この種は幼虫や蛹で越冬をし、幼虫はスミレ類を食草とし、パンジーやビオラなども食べますので、花壇では要注意です。
この時期に 「ジンジャ」 の花を写させていただいたおばあちゃんのお家の前を通る機会がありましたが、残念がら白い花は見られませんでした。
おばあちゃんは、大きな火鉢を水槽として金魚やメダカを飼われ、【ホテイアオイ(布袋葵)】が浮かべられています。
ミズアオイ科ホテイアオイ属の水面に浮かんで生育する水草で、南アメリカを原産地とし、日本には明治時代に導入されています。
葉は水面から立ち上がり、丸く艶があり、葉柄が丸く膨らんで浮き袋の役目を果たし、浮き袋の半分は水に沈んだ形で、この浮き袋の形が<布袋>さんのお腹にたとえての名称です。
夏場に葉の間から花茎を伸ばし、きれいな青紫色の6弁の花を多数咲かせます。
上側の花弁は他に比べて幅広く、真ん中に黄色の斑紋があり、その周りを紫色の模様が囲むように入る優雅な花姿です。
前回に読んだ 『町医 北村宗哲』 としての2作目の短篇集で、シリーズとして現在まで4巻が出版されていますが、文庫本としては3冊が刊行されています。
元渡世人の<宗哲>は、江戸・芝神明前に「北村堂」という医院を構え、評判の町医となっていますが、本人が渡世家業から足を洗ったと考えているにも関わらず、患者だけではなく厄介事が舞い込んできてしまいます。
登場人物は別として、作品に書かれている内容は綿密な時代考証をされていますので、物語の内容と合わせて興味深く読めるシリーズです。
「勝海舟」の曾祖父は、越後から江戸へやってきた目の不自由な人で、賭博場で金貸しで財を築いたとか、前作では<賀川玄悦>が、世界で初めて胎児は頭を逆さまにして背面しているのを発見した医者だとか、面白い話題に事欠きません。
前作に比べて各短篇の終わり方が急な感じがしましたが、どの短篇も連作としてつながる内容で、面白く読み終えました。
居酒屋さんに顔出しされる方は、「板わさ」は蒲鉾のことだとすぐに分かるとおもいます。
板に張り付けて焼いてものを、わさび醤油で食べますので略して「板わさ」です。
本日は「かまぼこの日」ということで、肴に「板わさ」(200円)を選びました。
平安時代に書かれた『類聚雑要抄』のなかに、永久3年、関白大臣藤原忠実が転居の際に開いた祝宴の図の中に蒲鉾が描かれており、これが現在わかっているもっとも古い文献です。
この永久3年が、西暦では1115年に当たることから、11月15日が「かまぼこの日」として選ばれました。
【鈴ぎん:福寿】から歩いて10分弱の所に<三笠屋>という、創業が1819(文政2)年という老舗の蒲鉾店があり、鱧100%の材料で蒲鉾を作られていますが、一番小さな蒲鉾で(630円)です。
今宵も会社で分けられたお菓子を、立ち呑み「鈴ぎん:福寿」のオネイサンたちにプレゼントされ、その中のひとつをおすそ分けとして<ペコちゃん>からいただきました。
東京杉並区に本社がある<グレープストーン>の「銀のぶどう」というブランドのお菓子で、東京土産として定番の「東京ばな奈」が有名です。
ライ麦・小麦全粒粉を使った固いクッキーの間に、ホワイトショコラを挟んでいます。
ほんのりとコーヒーの風味が感じられ、甘さも控えめでサクサクとした歯ごたえが楽しめました。
今回は、キューピーの<イタリアンテ>シリーズ4品目の【ボローニャ風ミートソース】(198円)です。
<イタリアンテ>シリーズは、どれも平均点以上の出来ばえがあり、安心しながら熱湯で4分温めておりました。
あら挽き肉は、牛肉の(ばら・すね)と豚肉の(うで)が使われていますが、しっかりと肉の感触が楽しめました。
ソースの味は、トマト風味は控えめで、2種類のチーズとして「パルメジャーノ・レッジャーノ」と「ペコリーノ・ロマーノ」が溶け込んでいますので、玉ねぎ・赤ワインの旨みにコクを与えていました。
ソースの量も150グラムと十分で、価格からすると十分にお得なパスタソースです。
果実の表面に生えている棘が目立つ【チョウセンアサガオ】の果実が、実のってきていました。
ナス科チョウセンアサガオ属の多年草で、「チョウセン(朝鮮)」と名が付いていますが、「唐・・・」と同様に海外から渡来した意味でしかありません。
原産地は中国南部~インド等の南アジア、日本には江戸時代に渡来、今では帰化植物として広まっています。
別名として「マンダラゲ(曼荼羅華)」や、有毒物質の<スコポラミン>などをのアルカロイドを含みますので「キチガイナスビ」と呼ばれています。
花は 大柄なラッパ型 をしており、果実は4~5センチの大きさで、成熟しますと茶色くなり、皮が4裂して扁平な種子を多数散布します。
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