体形の特徴から、すぐにオサムシ科の昆虫だと分かりました。
体長20ミリ強で、せわしく動き回る昆虫ですが、枯葉が昨日の雨に濡れていますので、歩き回りづらそうでした。
コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科スナハラゴミムシ亜科に分類されており、雑木林などの地面に生息しています。
オサムシ科は、 「ヤコンオサムシ」 や 「クロツヤヒラタゴミムシ」 などを記録してきていますが、どれも良く似た姿で、頭部や胸部の形、上翅の縦筋の模様が微妙に違います。
本種は前胸の後部に凹みがあり、触角第4節以降は赤味がかった色をしているのが特徴です。
【ピラカンサ】は、バラ科トキワサンザシ属の総称で、日本では「トキワサンザシ」・ 「タチバナモドキ(橘擬)」・「カザンデマリ」の3種類を指しています。
街中の植え込みに、赤色の実がなる 「トキワサンザシ」 と黄橙色の実がなる「タチバナモドキ」が組み合わさり、植え込まれていました。
「トキワサンザシ」は南ヨーロッパ・アジア西部を原産地として、「タチバナモドキ」は中国西南部を原産地として、別名「ほそばのトキワサンザシ」と呼ばれています。
花期は5~6月頃で白い色の小さな花を咲かせ、秋から冬にかけて枝がたわむほどの艶やかな実を実らせて目を楽しませてくれます。
【ピラカンサス】は、ギリシャ語の「pyro(炎)+acantha(棘)」からなり、赤い実の色と枝に棘があることに由来しており、中国での漢名は実の色と相まって「火棘(カキョク)」です。
京都の二条通りの片隅にひっそりと営業している純喫茶「タレーラン」を舞台として繰り広げられるミステリータッチの物語です。
「タレーラン」の珈琲店をあずかるのは<切間実星(みほし)>で、先代の経営者から引き継いだ、まだ23歳の若きバリスタです。
偶然に入ったこの店で学生の<アオヤマ>は、自分の求めていた珈琲の味に魅かれて通い詰めることになります。
<実星>には隠された過去があり、また<アオヤマ>にも表に出せない仕事がらみの事情を抱えての「タレーラン」通いでした。
短篇七篇が引き継ぐ形で物語が構成され、二転三転する結末に読者は翻弄されてしまいますが、京都ならではの地域性を生かし、珈琲好きにはたまらない話題が散りばめられた一冊でした。
年度末の12月28日(土)をもって、49年間営業されていた【くろしお苑】さんが、閉店されます。
熱帯魚や錦鯉などの観賞魚から、文鳥やセキセインコなどの鳥、ハムスターやミニウサギなどの小動物、犬や猫と幅広い種類のペットショップでした。
住宅環境を考えますと、都会の中ではなかなかペットを飼うのも大変だとおもいますが、子供たちが動物たちに対して関心がないのも原因かなと見ています。
店じまいセールということで、水槽や鳥カゴなどがすべて「半額」になっていますが、売れ残ったペットたちの行く末が心配で、どうなるのかと気になるところです。
板宿商店街本通りを少し西側に入りますと、【板宿模型】 があります。
今年の9月に店主の<松本猛志>さんが、80歳で亡くなられました。
奥さんと夫婦で60年間お店を続けて来られ、地元では<イタモ>と呼ばれて親しまれてきましたが、時代の流れもあるのでしょう、今年の12月末で閉店されます。
年末までの営業は土曜日・日曜日・祝日のみで、先程まで30%オフでしたが、今は50%オフですべての商品がセールで販売されています。
店内には天井まで所狭しと商品が積まれており、奥さんと昔話をされるお客さんが途絶えません。
戦車や軍用機のプラモデルを眺めながら、今ではもう無くなった(?)練り歯磨き粉をプラカラーに混ぜて艶消しとして塗装をしたことなどを、懐かしく思い出しておりました。
富山県以西の海域では、11月6日(水)が<ズワイガニ>の解禁日となり、メスの<セコガニ>は翌年1月10日まで、オスの<松葉ガニ>は翌年3月20日までの蟹のシーズンが始まりました。
初日はご祝儀相場もあるでしょうが、大手百貨店では初競り日の夕方には、1匹(70000円)で販売されていました。
意見を求められたお客さんが、「7万円出すなら、旅行して食べに行きますわ~」とのおばちゃんの返事に、おもわず苦笑です。
というわけで、高価な<松葉ガニ>とは縁遠い庶民としては、2度目の登場になりますがピエトロの【蟹のペペロンチーノ】(368円)で我慢です。
前回の報告通り 、これはなかなかの出来ばえで、辛さは物足りませんが、<玉ねぎ・人参・セロリ・ニンニク>の味わいが良く、満足できる一品です。
花の少なくなるこの時期ですので、桃色の花はすぐに目にとまりました。
アオイ科ラバテラ属の草花で、原産地は地中海沿岸・西アジア・アメリカ西部・オーストラリアなど幅広く分布しており、約25種が知られ、別名「ハナアオイ(花葵)」です。
ヨーロッパではたくさんの園芸品種が育成され、花姿は同じアオイ科の 「フヨウ」 や 「ムクゲ」 に似ていますのが、園芸品種として同定するのに少し手こずりました。
日本では一年草タイプの「クレメンティー」が多く栽培されており、草丈が比較的大きくなり株も張りますので花壇や路地植えなどに利用されています。
花径6センチほどの小ぶりの花をたくさん咲かせ、中心に赤いブロッチが入り、時間の経過とともに花弁は白色から桃色に変化する<バーンズレー>は代表的な品種です。
五代将軍綱吉が江戸小松川村に鷹狩りに出た際、村で栽培されている蕪の「ククタチナ」を品種改良した葛西菜と呼ばれていた青菜を、汁として献上したところ「美味しい」と喜ばれ、土地の名称を授かったという来歴があります。
耐寒性に優れており、本来の旬は冬ですが、いまでは周年栽培されています。
中国野菜の「チンゲン菜」や「ター菜」などとの掛け合わせが次々に行われており、葉の形も細長いのやら丸いのやらと多様です。
今宵の肴は焼き鯵と和えた「鯵と小松菜の和え物」(200円)ですが、灰汁が少ない葉物ですので、おひたしや炒め物にも向く素材です。
焼き鯵の塩加減と小松菜が合う一品として、ビールをいただいておりました。
土曜日ですが、立ち呑み仲間の<ペコちゃん>はお仕事だったようで、【饅頭】のおすそ分けをいただきました。
残念ながらお菓子の名称と製造メーカーは、分かりません。
会社へのお使い物ですから、名の通った和菓子メーカーだとおもいますが、さすがに品名を特定することは、よほどの【饅頭】好きでないと無理だとおもいます。
【饅頭】は大きく分けて「焼き饅頭」と「蒸し饅頭」に分かれ、また中に包まれる餡も、「小豆の漉し餡」・「小豆の粒餡」・「小倉餡」・「ウグイシ餡」・「黄身餡」・「栗庵」・「胡麻餡」等思い付くだけでも何種類もあり、一体日本全国でどれくらいの【饅頭】の種類があるものなのか気になります。
頂いた【饅頭】、皮が薄く舌触りのいい「小豆の漉し餡」で、甘さのあと味が残らない上品な味わいでした。
女将(モンブラン)さんから教えていただいた 呑み処「えっちゃん」 のお店を訪問したことを知らせなければと、本日は【まるさ】さんにてお昼ご飯です。
いつもどおり「キリンラガー」の缶ビールを持参し、忙しくなるお昼時の時間帯をずらせ、女将さんと世間話しを楽しんできました。
好き嫌いがありませんので、バランスよく「ミニ定食」(550円)のおかずを女将さんに選んでいただき、本日も満腹のお昼ご飯になりました。
おかずは、<赤魚の味噌漬け・海老のかき揚げ・鶏肝の煮付け・筍わかめ・タロイモの煮付け>です。
確か「ミニ定食」はおかずが4品のはずですが、女将さんの心遣いに感謝して食べておりました。
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