数字との縁があるのか、今年の(33)冊目の紹介が3月3日になり、一人で苦笑してしまいました。
<恩田陸>さんの、ロンドン・チェコ・韓国・上海・スペインといった国や、国内の各地を旅された紀行文が集められ、小説を通した「恩田ワールド」とはまた違う世界が楽しめました。
作家デビュー14年間をまとめたエッセー集『小説以外』(2005年4月:新潮社)には、呑めなかった著者が<ビール党>に目覚めた経過が書かれていますが、本書も各地の料理に合わせて<ビール>を楽しむ場面が多く、思わずニンマリとしてしまいます。
紀行文は一種の魔力的な力が働き、読み終えますと「どこかに旅したいな」という感情が湧いてきますので、わたしにとってはやっかいなジャンルです。
昨年11月19日にオープンしているお好み焼き屋さんですが、顔出しがノビノビになってしまい、今宵ようやく足を向けました。
「宴会コース」(2000円)や木曜日限定の「もんじゃ焼きコース」(1700円)などの気になるメニューがありましたが、まずは「かきとホウレン草のバター焼き」(900円)で口切です。
大きな「牡蠣」がゴロゴロと入り、食べ応えがありました。
「とろけるトマト」(450円)は、熱々でおいしかったのですが、もう少し<チーズ>がほしいところです。
最後の〆として、本日の番外メニューの「真だこのお好み焼き」(650円)です。
ソース類がとても充実していて、地元長田区の「ばらソース」をはじめ、「プリンセスソース」・「ブラザーソース」・「ヘルメスソース」とあり、それぞれの辛口ソースで楽しんできました。
飲食店では珍しく、一般のトイレ以外にも身障者用のトイレが設置されており、客席をつぶしてまでもの心意気にオーナーの優しさを感じ、お好み焼きのおいしさ以上に心が満たされました。
JR線を利用するためには、自宅から一番近い鷹取駅まで40分ほど歩きますが、その途中の【千石】で休憩を兼ねてお昼ご飯です。
本日は「チャンポン」(550円)を選びました。
「チャンポン(ちゃんぽん)」は、長崎県の名物料理として有名ですが、「長崎チャンポン」は長崎県内で製造され、炭酸ナトリウムの配合が約9割という「唐灰汁」と呼ばれる長崎独特の「かん水」で製造された麺を用いないと名称的に使用できません。
一般のラーメンとの違いは、豚肉や魚介類・野菜類をラードで炒め、豚骨と鶏ガラでとったスープで味を調え、チャンポン用の麺を入れて煮たてるところです。
湯気が立ち上るアツアツの「チャンポン」、胡椒を振り掛けておいしくいただいてきました。
「侘助」として、以前に 「紅侘助」 を紹介しています。
「ヤブツバキ(藪椿)」の突然変異で生まれたとされている「侘助」ですが、この【一子侘助】は、「侘助」と名が付けられていますが、本当の「侘助」ではありません。
葯が退化した<侘芯ツバキ>と呼ばれる類で、咲き進んでも花弁がほとんど開かない猪口咲きの花姿で、花径4センチの小輪です。
愛知県幸田町の民家で育てられていた品種で、1970年に故<上田敏朗>によって発見され、愛妻の「一子(イチコ)」の名前を付けて命名、発表されました。
いつもお世話になっています、【やす】ですが、今宵は<舞ちゃん>がお誕生日でした。
記念に<舞ちゃん>だけにとカメラを向けたのですが、<康江ママ>さんが邪魔に入りました。
一般的に言えば、顔を隠したいのが普通だとおもいますが、かわいい<舞ちゃん>を写そうとすると右手の<康江ママ>さんが割り込んできます。
お世話になっています<飲食・カラアオケ「やす」>のおちゃめなママさん、変な人ですので、かわいい<舞ちゃん>と仕方なしにツーショットに落ち着きました。
<舞ちゃん>、XX歳のお誕生日おめでとうございます。
週明けの月曜日ということもあり、お客さんとお店のオネイサン達との「もう3月やねぇ~」という会話が、あちらこちらで飛び交っていました。
今宵の店長おすすめは「里芋と鶏肉と厚揚げの旨煮」(350円)という、長い名称ですが内容がすぐにわかる一品でした。
煮付けられた具材の一個一個の大きさが大きくて食べ応えがありましたが、酒の肴としては、もう少し小さめのほうが一口ずついただけて、わたし的にはありがたかったです。
<立ち呑み「鈴ぎん」福寿」>のオネイサンの<かずちゃん>から、【シュガーバターの木】なる焼き菓子をいただきました。
クッキーともシリアルとも思える微妙な味わいで、甘みも強くなく、あっさりといただけました。
歯触りがざらつくのは、<ライ麦粉>や<小麦全粒粉>・<コーングリッツ>が入っているからだと思います。
サクサクとしたパイを感じさせる味わいに、<こがしバター>と<こがし砂糖>の混ざり合いが、何とも言えぬ風味を醸し出している一品でした。
くたびれた木造平屋建てで、お店の看板は「神港工務店」とだけ書かれていましたので、このお店がライブバーであると知っているのは、音楽好きの呑んベイだけだったと思います。
夜半に出向き、某FM放送局の録音風景を横で眺めながら、ロックグラスを傾けていた時代は、もう20年以上も前になります。
久しぶりに横を通りますとなんと木造のお店がきれいに片づけられて更地になり、ボーリング調査が行われていました。
囲われているフェンスには工事看板等は見当たらず、どのような建物が計画されているのかがわかりませんが、またひとつ思い出の店が消え去ったようで、しばし呆然と眺めておりました。
<MCC食品>のパスタソースは13種類ありますが、パッケージのデザインが新しくなっているようです。
13種類あるうち、 「カルボナーラ」 ・ 「ボロニア風ミートソース」 ・ 「いかすみのソース」 と食べてきていますが、どれも特筆すべき味の特徴があるとは感じませんでした。
今回の【カニのトマトクリームソース】は、<イタリア産完熟トマトと生クリームで仕上げたコク深いソースに紅ズワイ蟹を加えた贅沢なソースで>の説明文が書かれていました。
蟹の風味と、細かくカットされた野菜<玉ねぎ・人参・セロリ>の入ったソースで、上品な味わいながらコクのある旨みが楽しめました。
直径11センチばかりの丸い「たまごチーズブレッド」(127円)ですが、大きさの割には食べ応えがありました。
パンの中にマヨネーズで和えられたゆで卵の具が入り、表面に拍子切りされたチーズが盛り付けられ、パセリの葉が散らされています。
食パンの代わりにパンを用いた<玉子サンド>の味わいですが、味よくいただきました。
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